2026/10/01
10月1日、年度の折り返しを迎えました。
自分とは異なる境遇や考えを持つ人と触れ合い、直接言葉を交わすこと。それは「当たり前」だと思っていた日常を見つめ直し、自分自身や学校、そして地域の魅力を再発見する大きな力となります。この秋、生徒たちはさまざまな「出会い」を通して自らの視野を広げてきました。
まず、 本校の源流である旧閑谷学校での取り組みです。先頃、生徒たちが団体の方々を前にガイドを行いました。自分たちの学校につながる歴史や文化を学び、それを自分の言葉で伝える体験は、生徒自身の学びを深めるとともに、学校や地域への誇りを育む機会となったことでしょう。




次に、商品開発「バスソルト(入浴剤)」をきっかけに縁が生まれた、能登半島の県立輪島高校の生徒・教員の皆様との交流です。「震災の経験や復興への思いを直接伝えたい」という熱い思いのもと本校を訪問され、直接言葉を交わす機会が実現しました。
震災を経て今なお仮校舎で学校生活を送る中、「地域に残り、貢献したい」と力強く語る同世代の言葉は、生徒たちの心に深く響きました。直接顔を合わせるからこそ、伝わる思いや新たな気づきが生まれました。



そして明日はいよいよ、本校最大の行事「楷楓祭」が開幕します。校内は準備の追い込みに入り、3日(土)の一般公開に向けて熱のこもった最終調整が進んでいます。
楷楓祭もまさに、日頃の学びや活動の成果を発表する場であると同時に、多くの人と関わり、多様な価値観に触れる「新しい出会い」が詰まった機会です。
準備したことがすべて思い通りに進むとは限りません。失敗することもあるでしょう。けれど、失敗は大いに結構です。大切なのは、最後まで自分たちで考え、工夫し、力を尽くして「自分たちの手でやりきった」と思える経験をすることです。




これまでの出会いと学びを糧に、ぜひ誇りを持って楷楓祭をつくり上げてください。たくさんの出会いと笑顔とともに、仲間と最後まで駆け抜けてくれることを心から期待しています。