ユネスコスクール・ESD

UNESCO Associated School

活動記録

Activity Record

和気閑谷高校はユネスコスクールとして活動しています

和気閑谷高校は2011年1月に認定されました

活動方針

【キーワード:歴史、文化、地域、伝統、世界遺産】


  1. 本校の源流である閑谷学校の建築群や歴史的遺品についての研究を通して情報活用力と探究力を育成し、自分たちの高校への愛着と誇りを深めるとともに、閑谷学校の創学の精神を継続し発展させる担い手を育成する。
  2. 閑谷学校ガイドや学童保育など地元密着ボランティア活動の推進を通して地元地域への愛着を深め、コミュニケーション力や生涯学習への参画意欲を伸長する。
  3. これらの活動を生徒会が主催し活動を活性化させることで、学校全体への波及効果を期待する。

ユネスコスクールとは

*ユネスコ憲章前文より戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。
 Since wars begin in the minds of men, it is in the minds of men that the defenses of peace must be constructed.

1953年、ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するため、国際理解教育の実験的な試みを比較研究し、
その調整をはかる共同体として、ASPnet(Associated Schools Project Network)が発足しました。
日本ではASPnetに加盟している学校をユネスコスクールと呼んでいます。
ユネスコスクールには、次の4つの基本分野があります。

  1. 地球規模の問題に対する国連システムの理解
  2. 人権、民主主義の理解と促進
  3. 異文化理解
  4. 環境教育

ユネスコの理念に沿ったものであれば、世界遺産教育など、他のテーマ設定も可能です。 身近な課題の解決に向けた活動を通じて世界の諸問題への参加と提案を実践するとともに、自国の利益のためだけの教育から、人類・万人のための、平和と共生のための教育を目指しています。 文部科学省および日本ユネスコ国内委員会では、ユネスコスクールを持続発展教育(ESD)の推進拠点と位置づけています。

持続発展教育(ESD)とは

*未来のためにあなたは何ができますか?
 いのち・・・すべての命、自然がつながりつづける社会
 文化・・・人を育む文化が深まりつづける社会
 くらし・・・健康で豊かな、そして安心できる生活を支え合いつづける社会
 こころ・・・人の心をお互いに豊かにしつづける社会


持続発展教育(ESD:Education for Sustainable Development)は、私たちとその子孫たちがこの地球で生きていくことを困難にするような問題について考え、立ち向かい、解決するための学びです。ESDの実践には、特に次の2つの観点が必要とされています。

  1. 人格の発達や、自律心、判断力、責任感などの人間性を育むこと
  2. 他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、「関わり」「つながり」を尊重できる個人を育むこと

そのため、環境教育、国際理解教育等の持続可能な発展に関わる諸問題に対応する個別の分野にとどまらず、環境、経済、社会の各側面から学際的かつ総合的に取り込むことが重要とされています。

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