備作高校卒業生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は、平成18年度の1年間のみでしたが、最後の校長として勤めました森本明美(てるよし)です。本校のコーナーを開設するにあたり一言御挨拶申し上げます。
平成19年3月末をもって岡山県立備作高等学校は59年間の歴史に幕を下ろしました。備前と美作にまたがる地に、昭和23年に本校は設立され、生徒の努力、教職員・保護者・地域の方々の並々ならぬ御尽力・御支援により本校は着実に進展して参りました。農業教育を柱として本校の様々な教育活動を展開して参りました。卒業生は5,500名を超えるに至っております。全国的に生徒数が減少している中、平成14年に岡山県教育委員会から県立高等学校再編整備計画が発表され、平成17年4月からの生徒募集が停止となりました。そして、平成19年3月3日に最後の卒業生32名を送り、閉校記念式を執り行いました。卒業生の皆様には、母校が閉校になることは寂しい限りのことと推察いたします。
しかし、このたび本校のコーナーをここに開設しましたので、どうぞ御覧いただきまして、思い出を語り合っていただければと思います。また、本校同窓会資料等は和気閑谷高等学校同窓会記念会館の一角をお借りし、保管しておりますことをお知らせいたします。最後に、卒業生の皆様の今後の御発展と御健勝をお祈りいたしまして御挨拶といたします。
