2026/07/21
第1学期終業式では、生徒の皆さんに「個を磨くこと」について話をしました。
「個」という漢字は、「個人」や「個性」という言葉に使われるように、一人ひとりの自立した存在を表しています。「個を磨く」とは、自分の力を高め、自分の役割に責任をもち、その力を仲間や社会のために生かしていくことです。

サッカー日本代表の森保一監督は、ワールドカップ後に「組織力は世界に誇れる。しかし、個の力はもっと高めていかなければならない」と語っています。世界を舞台に戦う選手たちも、一人ひとりが自分を磨き続けることを大切にしています。
先日応援した野球部の試合でも、選手たちは一つ一つのプレーに全力で向き合い、自分の役割を果たそうと懸命にプレーしていました。日々の努力を積み重ねることで自信が生まれ、その積み重ねがチームの力になります。学校生活も同じです。授業や学校行事、部活動、探究活動など、それぞれの場面で一人ひとりが力を発揮し、その力を仲間や学校のために生かすことが、よりよい学校づくりにつながります。





いよいよ夏休みが始まります。夏休みは、教室を離れ、地域や社会の中で新しいことに挑戦できる貴重な時間です。この間、地域の方と「閑谷學」の探究内容を深く掘り下げる活動を行う人や、海外研修に飛び立つ人がいます。
また、今年も地域の皆様から、多くのボランティア活動や地域行事への参加案内をいただいています。祭りの準備、小学生への学習支援など、生徒が地域の一員として活躍できる機会が数多くあります。学校では学べない経験や、人との出会いの中で、自分自身をさらに成長させてほしいと願っています。
その一つとして、7月18日には「おかやまフォレストパーク ドイツの森」で開催された地域振興イベント「あかいわ桃磐祭(モモロックフェス)」に、本校生徒が参加しました。
昼の部「未来冒険ラボ」では、県内5校の高校生や大学生が、地域の魅力を発信する体験ブースや商品開発プロジェクトを展開しました。本校からも、生徒たちが開発した赤磐産の桃を使ったスムージーやパフェを販売し、多くの来場者と交流しながら、赤磐市の魅力を発信しました。自分たちが学び、考え、形にしたものを地域の方々に届ける経験は、生徒たちにとって大きな自信になったことと思います。

この夏、一人ひとりが学校の外へ一歩踏み出し、多くの人との出会いや様々な経験を通して「個」を磨き、成長していく姿を見せてくれることを楽しみにしています。