2015/10/01
進学に就職に、3年生は次のステージへ向けて歩みを進めています。
新しいチームが始動した野球部では、3年生から1,2年生へ、1,2年生から3年生へのメッセージ集を作りました。それぞれの想いの詰まった言葉からは、部活動を通じて成長している生徒の姿が見えてきました。一部を抜粋してここに紹介します。
3年生 T君からのメッセージ
3年生のみんな、
みんなと2年半ずっと一緒に野球ができて本当に良かった。自分にとってみんなは家族みたいな存在で、必要不可欠な人たちでした。自分はみんなにたくさん迷惑をかけました。でもみんなは、そんな自分に背番号6をつけさせてくれました。
みんながいたから背番号6をつけることができたし、何よりみんなを信じて、みんなに信じられて2年半野球をできたことは絶対に忘れられないし、一生の宝物になりました。本当にありがとう!!
1,2年生のみんな、
まず、ありがとう。自分らに力を貸してくれてありがとう。みんながいなかったら試合もできなかったし、みんながいてくれたから高校野球が何倍にも楽しくなりました。みんななら絶対に自分たちよりも強くなれると思います。
自分たちはもう二度と高校野球をすることはできません。リベンジをすることもできません。でも、みんなにはリベンジするチャンスがあるから。次の夏大会、絶対に勝ってほしい。勝てると信じています。
チーム一丸となって、みんなで支え合って頑張っていってください。今まで本当にありがとうございました!!
2年生 Y君から3年生へのメッセージ
学校生活も、野球の技術も、行動力も全てぼくたちの見本だった3年生は、本当に頼もしかったし、一緒に野球をしていてとても楽しかったです。
今、3年生が抜けて新チームになって、改めて3年生の存在は大きかったと感じています。1,2年生が20人いてまとめるのはすごく大変だったと思いますが、3年生がすごくしっかりしていたから安心してついていけたし、まとまりもありました。
夏、絶対に1勝はしたかったのに負けてしまってとても悔しかった。けれど、3年生のかっこいいプレーはしっかり見ることができたし、一緒にプレーさせてもらえてとても楽しかったです。
負けたとき、今までの辛かった練習や、楽しかったことを思い出しました。夏の神社、30mダッシュ、遠征、冬のランメニューやトレーニングを3年生と乗り越えてきました。辛かったし、野球が楽しくないって感じることも何度もあったけれど、今になってはとてもいい思い出です。
3年生がこの夏、悔しい思いをした分、新チームで全員が一丸となって先輩たちの目標だったベスト8を目指してがんばっていきます。
1年生 M君から3年生へのメッセージ
3年生は6人という人数で本当に少ないのに、日ごろの練習から存在感がすごく、また、6人全員の意識が高くて見習うことがたくさんありました。
6人では試合ができず、2年生の方々が出場していましたが、いつも目がいくのは、Aさんの周りへの気配り、Bさんのファインプレーや豪快なバッティング、Cさんの小技や守備範囲の広さ、Dさんのミート力の高くパワーのあるバッティング、精彩を放つ守備でのプレー、Eさんのピッチング、Fさんのバッティングやムードメーカーぶりでした。本当に存在感が強すぎるぐらい強かったです。
これからもいろいろなことがあると思いますが、和気閑谷高校野球部の誇りとプライドを忘れずにがんばってください。短い間でしたが、本当にありがとうございました。また部活に顔を出してください。