2015/08/24
8月21日(金)にオープンスクールを開催しました。あいにくの小雨交じりのスタートでしたが、保護者の方を含めて400人を超える方に参加していただきました。
オープンスクールで学校紹介、部活動紹介のパートを企画・運営するのは生徒会。夏休み前から準備を始め、前日までリハーサルを重ねて中学生に学校紹介をしました。
オープンスクールの様子を紹介します。
当日の運営は、生徒会執行部だけではなく、多くの生徒がボランティアとして協力してくれました。会場内の受付、事前準備、来校した中学生の誘導なども生徒が行いました。
受け付けを行う生徒。来校された中学生と保護者に対して、資料を配付しました。当日の朝に、来た生徒にすぐに資料を渡せるように、学校別に分けられた資料の位置を全て完璧に覚え、非常にスムーズに受け付けをすることができました。
■校長挨拶
学校紹介の冒頭で、校長の方から参加者に向けて、3つのことが語られました。
1つ目は、「和気閑谷高校が日本一の歴史を持つ高校」だということです。江戸時代、士農工商が厳しく分けられていた時代に、池田藩によって設置された庶民に開かれた藩校「閑谷学校」が本校の源流であり、現在345年の歴史があります。和気閑谷高校は日本一長い歴史を持つ高校であり、日本に誇れる、由緒ある高校です。2020年には創立350年を迎えます。この歴史を来校されたみなさまとこれからも創っていきたいというお話がありました。
2つ目は、「和気閑谷高校のカリキュラムは日本で最新のカリキュラムである」ことです。和気閑谷高校では去年新しいカリキュラムをスタートさせました。普通科とキャリア探求科にそれぞれ「文Ⅱ系」「総合系」というコースを設けました。これは、”普通科に在籍しながら、商業や福祉といった専門科目が履修できる”、”キャリア探求科に在籍しながら、普通科の授業を履修できる”という特殊なカリキュラムになっています。日本最古の歴史を持ちながら、日本で最新のカリキュラムの形を取り入れていることが、和気閑谷高校の強みであると語られました。
3つ目は、オープンスクールを運営した生徒会執行部を始めとする生徒会についてです。本校は生徒会活動が非常に活発で、日々様々な活動を行っています。校長からは、「我が校の生徒会は日本一の生徒会です。みなさんもぜひ和気閑谷高校に入学し、生徒会に入り、充実した学校生活を送ってほしい。」と力強く語られました。
■学校紹介
校長挨拶の後は生徒による学校紹介が行われました。
まず行われたのは、学校紹介ビデオの上映会。生徒会執行部の2人がMCになり、テンポの良い解説を挟みながら行事を紹介しました。9月5日(日)に行われる楷楓祭についても解説し、1年生、2年生、3年生がそれぞれ「ステージ発表」「展示発表」「模擬店」を行う事も中学生には魅力的に映ったのではないでしょうか。
次に行われたのは、高校の類型やカリキュラムについての紹介です。
生徒会執行部の2年生が、わかりやすく和気閑谷高校の学びの形を説明しました。生徒それぞれが「英検」「留学」「探究学習」といった自分たちが頑張っていることを交えながら、各コースで学べることや、学校独自の取組を紹介しました。
参加した中学生も、手元の資料を真剣に眺めながら、自分たちの先輩が高校について説明してくれるのを聞きました。
説明会は盛りだくさんな内容で、この後、制服のファッションショーがありました。
夏服、合服、冬服の制服、そして体操服、それぞれのポイントや、着方の工夫などを説明しました。
最後に、クイズを交えた部活動紹介が行われました。
最後の最後まで、生徒会執行部のこだわりが見えるプログラムの連続で、楽しみながら和気閑谷高校を知ることができる工夫が随所にみられました。前日のぎりぎりまでリハーサルを重ねたこともあり、運営も非常にスムーズで、本当に良い学校紹介でした。
■模擬授業
全10テーマの体験授業が開かれました。
【一覧】
国語、日本史、地理、数学、化学、生物、英語、コンピュータ実習1、コンピュータ実習2、商業
■部活体験
模擬授業のあとは、部活動体験がありました。それぞれ思い思いの部活動に見学や体験をしに周りました。
いくつかの部活動を見学しに行く生徒もいて、和気閑谷高校の部活動の様子を体験できる良い時間になりました。
一日を通して、和気閑谷高校の魅力を十分に伝えることができました。生徒も含め、学校全体で、未来の和気閑谷高校の生徒を歓迎することができました。
今回、オープンキャンパスに参加できなかった方も参加してさらに興味を持った方も、9月5日(土)の楷楓祭(文化の部)でも学校の様子をご覧いただくことができますので、ぜひご参加ください。