2014/09/03
【2日目 8月5日】
曲阜第一中学を訪問しました。7000人が学ぶマンモス校で、14ヘクタールの広大なキャンパスが広がっていました。夏休み中にもかかわらず、陳以菅校長をはじめ生徒代表、曲阜市・学校関係者ら約20人が出迎えてくれました。陳校長から「朋遠方より来る有り、亦(また)楽しからずや」と笑顔いっぱいに論語での歓迎を受けました。
交流会は両校のあいさつに始まり、記念品交換など和やかな雰囲気で進みました。好きな論語の章句を披露し合うことになり、本校生徒が「温故知新」「己の欲せざる所、人に施すこと勿(な)かれ」などを挙げると、曲阜校の生徒も「温故知新」「和して同ぜず」などの章句を読み上げて、お互いの理解が深まりました。
本校生徒が閑谷学校ガイドの様子を映像で紹介し、曲阜校の生徒が論語の揮毫(きごう:毛筆で言葉や文章をかくこと)を披露してくれました。
続いての食事会では、すっかり打ち解け、趣味や将来の抱負などを述べ合うなどして、さらに交流を深めました。
夕方、孔子が生まれ青年時代までを過ごした尼山を訪れました。孔子が「丘」という名前で呼ばれていた少年時代に思いを馳せ、史跡をめぐりました。