2024/05/29
この春から「高校版公営塾」が本格開講しました。
和気町公営塾とは、和気町教育委員会社会教育課が運営している、和気町在住の小学5年生〜中学3年生であれば誰でも無料で通える塾で、
和気地区ではエンターワケ、佐伯地区では学び館サエスタで開講しています。
https://www.town.wake.lg.jp/koeijuku/index.html
高校版公営塾は和気閑谷高校生を対象としており、
昨年度はプレ開講を実施、高校生からも学びにつながるという声があり、 無事今年度から本格開講することができました。
4月19日(金)には、新年度の入塾生徒に向けてオリエンテーションを実施しました。
公営塾では自習、総合型選抜対策講座、グループディスカッション対策などができます。
自習は自分で勉強するだけでなく、わからないことを質問したり、学習計画を一緒に立てたり、
進路の相談をすることができます。 高校生の皆さんは自分の進路や夢を叶えるために
公営塾をぜひ活用してくださいね。
5月に入ってからは総合型選抜対策講座(VRACKS)にて「哲学対話」をおこなっています。
みなさん哲学対話はご存知でしょうか?
一見当たり前や、日常生活をしている中だとスルーしてしまうことを、
立ち止まって考えて、参加者で対話しながら深めていくのが哲学対話です。
初回は参加者で自己紹介しながら、哲学対話で使用するコミュニティボールを作りました。
読んでほしい名前と名前の由来から始まり、最近もやもやしたことなど
普段話さないような内容で時に意外な一面が垣間見えるシーンもありました。
そして2回目は初回に集まったもやもやから話したいトークテーマを投票で選び、実際に哲学対話を
行いました。
選ばれたテーマは「勉強のやる気が起きないのは一体なぜ?」でした。
一度は心の中で思ったことのある経験がある方も多いのではないでしょうか?
実際に対話の中では、
「好きな趣味のことだったら苦じゃないけど、苦手な数学とかはやる気が起きない」
「できるようになっている感覚がないとやる気が起きないのかも?」
「目標を立ててそこから逆算すればやらないといけない勉強がわかるから自分は進められるよ」
「私は今度推しのコンサートに行くから、今勉強頑張れているな」
「でも僕は野球を見に行く予定を立てていたけど、それまでその野球のことが気になりすぎて勉強が手につかなかったよ」
などなど、本当にいろんな角度からいろんな意見が出てきました。
この自分の経験をいろいろな角度から振り返ってみたり、いろいろな人の話から自分で考えてみること
が、自分で考える力に繋がっていきます。
哲学対話最終回となる3回目は5/31(金)に行います。
参加者全員でいろいろな視点から対話していくのが楽しみです。
次回もじっくり考えながら楽しみましょう!
公営塾スタッフより