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和気閑谷高等学校

令和4年11月16日(水) 人権教育講演会

2022/11/17

学校行事生徒投稿

こんにちは。2年1組の平 亮成です。

11月16日水曜日 7限目に人権教育講演会がありました。

「自分らしく輝くために」というテーマで障害者野球チーム「岡山桃太郎」の佐藤コーチと早嶋選手と浅野選手に来ていただきました。

まずは私達生徒にどうやって普段野球をしているのかを目の前でキャッチボールをして見せてくれました。それと同時にどこにどんな障害があるのかも教えていただきました。

本校生徒とキャッチボールをする早嶋選手。右手で捕球し、グラブを左脇に抱え直し、右手で投球する必要がある。

その後早嶋選手と浅野選手それぞれに話をしてもらいました。

早嶋選手は生まれつき左手に障害があり、父親と一緒に試行錯誤してどうすれば普通にできるのか考えたおかげであまり苦労したという経験がないと語っていました。

「アイデア次第でできることは無限大」という言葉を聞き私自身ももっと試行錯誤して生活しようと思いました。また早嶋選手と浅野選手は岡山桃太郎は生きがいで自分たちでも熱くなれる場所、このチームがあるから苦しいときでも頑張れると岡山桃太郎に対する熱い気持ちを語ってくれました。

縄跳びをする早嶋選手。リストバンドに持ち手を通すことで、縄跳びを固定している。

早嶋選手がつけているグローブは和気閑谷の野球部の生徒がアイデアを出し合い作った早嶋選手専用の特注グローブで、そのグローブをつけたことで投球時の肘への負担が減少したらしいです。そのグローブをつけて世界大会のMVPとして胴上げされることが今の夢だと話していました。これはまさに「アイデア次第でできることは無限大」を象徴している出来事だと思っています。

和気高生のアイデアをもとに開発されたグローブ。早嶋選手の左手を入れるポケットが付いているのが特徴。投球時の右肘への負担を減らすことができた。

「メガネをかけているのと同じで障害も個性だ」と聞いて衝撃を受けました。

私達の中で少なからず障害を持っている人は特別のような感覚があると思います。ですがそれは障害者の人たちからしたら間違いで逆に「障害を持っていることで気を使われることが苦痛だった」と言っていました。それを聞きもし障害者の方と関わることがあればできるだけ周りと同じように接しようと思いました。

浅野選手。健常者から障害者になって苦労したこともあるが、桃太郎での活動が生きがいとなり日々生活している。

最後に佐藤コーチが自分の目標のために小さい一歩でもいいから自分からやってみることが一番重要だと聞きました。今回のブログも、メディア関係の仕事に就きたいという私の夢を叶えるために書かせてもらっているのですが、そんな私にとってとてもタイムリーだと思いました。これからは自分からアイデアを見つけ、やってみたいと先生に提案できるように頑張ろうと思いました。

司会進行を務めた佐藤コーチ。「健常者と障害者の架け橋になりたい」と語った。スクリーンに投影されているのは岡山桃太郎サポートグループ「The KIS」のロゴ。

講演会で言われたことを普段の生活に活かし、自分たちの力に変えていきましょう!!

                                 (2年1組:平)

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