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和気閑谷高等学校

高校版公営塾レポート〜価値観ワーク〜

2024/01/29

全学年地域協働地域連携校外活動進路関係

今年度、プレ開講中の、和気町高校版公営塾!

週3回開講し、隔週金曜には、総合型選抜対策講座を行なっています。

3学期1回目の1月19日(金)には、「価値観ワーク」を行いました。

価値観カード100枚を、一人一人が、

「私にとって最も重要である」「私にとってとても重要である」「私にとって重要である」「私にとってあまり重要でない」「私にとって重要でない」の5つに分類します。

このワークには、

自己の価値観を発見し、日常生活や、進路決定、進路実現に活かすことはもちろん、

他者の価値観を知り、それを尊重し、関わり合っていくこと などの学びになれば、というねらいがあります。

ちなみに、「自分にとって最も重要である」は、10枚以下とし、

かつ、1位〜10位という順位付けも行い、上位5位分は、その理由を紙に書いてもらいました。

100枚を分類するのには30分以上かかります。

「これはどういう意味ですかね?」と、聞きなれない価値観ワードの質問が出たり、

「うわ!これすごい自己分析になる!」といったコメントが出たり。

自分以外の分類したものを見て、

「これ私と同じ!」「これ、私は<重要でない>に入れてる!逆だね!(私は<最も重要である>に入れた)」

「あ〜なんか、〇〇さんって感じ!」「へ〜これは意外!」「これ面白い!」などなどのコメントが飛び交い、

「〇〇さんの優先順位一位は⬜︎⬜︎なんですね〜。」と、そこから会話が始まったり、

普段関わっている友人同士や、他学年同士、そしてスタッフのものも見て、さまざまな気づきがあった様子。

最後の振り返りでは、

「自分で認識しているよりも、価値観がはっきりしていないと気づいた。(2年)」

「可視化したことで自分にはこんな価値観があるんだと気づいてとてもびっくりした。自分の進路を実現するために自分には何が必要なのかも考えて生きていきたいと思った。(1年)」

「私にとってあまり重要でないことがわかった。逆に大切にしていることもわかった。今後も後悔しないように大切にしたいことを大切にして過ごしていきたい。(2年)」

「みんな全然違う分け方で面白かった!こういうお互いの深い部分を知る話の場が昔はあったけど、今はほとんどないから、こういう時間を増やしたいと思った。(2年)」

といったコメントが出ました。

そのあとは、しばらく「どうやってそういう”互いの深い部分を知る”場を作れるか」というテーマで話しが続き、いろんなアイディアが出てきました。

自分の価値観を知っているということは、それを知らないのとでは

時間の使い方が変わり、選択が変わり、習慣が変わり、生き方が変わる・・・

そして、その価値観を自分で言葉にできるのと、できないのとでは

(進路実現も含む)自己表現や他者との関係構築の可能性が、変わってくるのではないでしょうか。

このワークを、まずは、

特に2年生は来年度に迫る「進路決定」に、早速生かしていってもらえたらと思います。

次回、総合型選抜対策講座は「3年生トーク回」です!!

和気町高校版公営塾(和気閑谷高校支援職員) 担当 松穂

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