2023/01/10
こんにちは。英語研究部2年の阿部朱華です。
12月18日(日)に、岡山国際交流センターでESD cafe URA 2022が行われました。
このイベントは、岡山ユネスコ協会、NPO法人 岡山こくさいこどもホーラム岡山が開催する、2030年まで世界が達成すべき17の目標と169のターゲットを実現するため岡山県内の公立、私立24校の中学、高校生が意見を交換し、発表するイベントです。
当日は総勢約130名を超える中高生が集まり、その中で和気閑谷高等学校からは英語研究部5名が参加しました。
イベントでは参加者が16のグループに別れ、各グループでSDGsの17の目標からテーマを2つ決めます。その中でテーマの問題点や解決策をグループ内で話し合い、グーグルスライドとパワーポイントにまとめ発表するというものでした。
グループに別れた後は司会者やスライド作成者、タイムキーパーを決め大人のアドバイザーの方とも協力しながら課題解決に取り組みました。
私達のグループでは「人や国の不平等をなくそう」と「平和と公正をすべての人に」の2つの題材を選びました。まず最初に着眼点を絞り、意見を出しやすいようにしました。出た意見の内容としては、人種問題や教育を受けられない子供たちのことが中心として意見が挙げられたので、これらのことについて更に深く掘り下げていくことにしました。
その後で出た意見や問題点についての解決案を調べました。私は情報収集の役割を担っていたので、スマホやChromebookを活用して現在問題になっている事やスライドで使用する資料集めなど解決案の例を調べ、グループで共有をしました。
全員がそれぞれ調べた結果を共有し、その中でいくつかの問題点と解決案を抜粋し、グーグルスライド、パワーポイント作成に移りました。
スライドを作成するにあたって図や表を利用したり、 1枚のスライドで伝える情報を絞ったりと見た人がスライドの内容をすぐに理解出来るように文字の数を減らし極力情報を詰め込みすぎないように意識してスライド作成を行いました。
スライドが完成した後はグループディスカッションとして全体で発表をしました。
短時間でしたがグループの方々と話し合ったことを聞き手に伝わるように簡潔にまとめ、見た人が惹きつけられるような発表が出来て達成感がありました。
このイベントで私が学んだことは、もっと積極的にコミュニケーションを取ればよかったということです。資料を集めるためにChromebookやスマホを使用しましたが、それが逆に個人作業となりグループ全体へのコミュニケーションが減ってしまったことです。
このことから今後、普段のグループでの話し合いやこれから部活動で参加するイベントでは、個人で作業するのではなくメンバーがいるということを意識し積極的にコミュニケーションを取っていけるようにしていきたいです。