魅力ある新聞作りを学ぶ、山陽新聞による出前授業

7月23日、山陽新聞社の記者を招いた新聞製作講演会が開かれ、1年生約120人が記事の書き方や紙面のレイアウトのこつなどを学びました。

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講師を務めて下さった新田真治さん。わかりやすく新聞作りのポイントを教えて下さりました。

山陽新聞の新田さんは、6つのステップに分けて想いが伝わる新聞の作り方を教えて下さりました。

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「新聞作りガイド」 これを見て生徒は新聞の作り方を学びました

『作り方』
1. 新聞のテーマや構成を考える
2. 取材をする
3. 写真やイラストを準備する
4. 記事をまとめる
5. 見出しを考える
6. 紙面のレイアウトをする

普段は受け取る立場の新聞がどうように作られるのかを聞き、生徒はこの後行われる新聞作りに向けてイメージが膨らんだようです。新田さんからは「新聞は見出しやリードを読むだけでも記事の大まかな内容がつかめるように工夫している。何を伝えたいのかを考えながら、読みやすく楽しい紙面を作ってほしい」という言葉をいただきました。

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講演を聴く生徒。集中した良い雰囲気で講演を聴くことができました。

講演を聴いた後、生徒が自分で新聞を作る時間を持ちました。それぞれが講演で聴いた内容を元にして、真っ白な紙に自分なりの新聞を作りました。夏休みの宿題として完成させ、「おかやま新聞コンクール」に応募する予定です。

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「見出しを付けて、一番重要な記事は右上に…」と教えていただいたことを元に新聞を作りました。

生徒の中には、後日、「先生、この間の新聞で先生ランキングを作ったんですが、先生が『不思議な先生ランキング』に入賞したのでコメントをもらってもよろしいでしょうか」と職員室を訪ねてくる者もいました。それぞれ自分の個性を表現した新聞を作成中のようです。

講演会を通して生徒は楽しみながら新聞というメディアにしっかりと触れ、新聞に対して関心を持つきっかけになりました。