和気中学校で本校教員が出前授業

10月23日(金)に、和気中学校で本校の校長、教頭、主幹教諭が出前授業を行いました。

出前授業は、高校の授業を体験してもらうもの。今回の出前授業は和気閑谷高校らしく、どの授業もジグソー法などグループワークを取り入れた授業。和気中学校の生徒たちも積極的に授業に参加してくれました。

授業の中身をご紹介します。

国語(香山校長)

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内田樹の「学ぶ力」とP.レイノルズの「てん」をテキストに、作品の共通点を探すことが目標です。このことを通してつけたいのは、複数のテキストや事象の共通点と相違点を見つけ出して説明できること。

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問いごとのグループで考えたことを、元のグループに持ち帰って再度検討し、板書して全体でシェア。テキストを通して学ぶとはなにかも考えました。

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化学(水島教頭)

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この時間の目標は「扇風機の風にあたるとなぜ涼しいのかを、友達に科学的に説明することができる」こと。みなさんは説明できますか?

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団扇で温度計をあおいでみながら、風で気温は下がるのか、温度が下がるとしたらどういう場合なのかを体感し、実験結果から科学的な働きを推察してゆきました。個体、液体、気体の違いを、教室にいる生徒を例に説明した水島先生。最後にはなぜ、扇風機で涼しく感じるのかを説明できた生徒もいました。

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数学(大野主幹教諭)

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数学の授業の目標は、数学の美しさに触れること。黄金比とフィボナッチ数列がテーマです。花弁の数や、ヒマワリの種の並びなど自然の中に潜む数にはフィボナッチ数が多いことを、視聴覚教材を使って見せてゆきます。IMG_2531 - コピー

フィボナッチ数を数式で表すこともできますが、視覚的に理解するために、フィボナッチ数を1辺の長さとする正方形を並べて描いていきました。人間が美しいと感じる形や、自然界の形を数式で表すことができる不思議や面白さを感じてくれたかな?

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