5月28日(水)、「発達と保育」の授業の一環として、備前市で活動されている「おはなしボランティア かばくんくらぶ」の方々を講師にお招きし、児童文化財実技講習会を行いました。保育園実習や保育検定にむけて、子どもたちを前に演じるときの工夫や、子どもに対する接し方や話し方を学ぼう、というものです。
生徒たちは講習を受けた後、グループに分かれて絵本の読み聞かせを練習し、お互いに鑑賞し合いました。今回の体験で、児童文化財の果たす役割の大切さをあらためて考えることができました。
5月30日(金)、1・2年生を対象に、中国学園大学地域連携センター教授 飯田哲司 先生を講師にお招きして、『社会が求める人材とは~自ら進路を選択するために』と題して、キャリア形成講演会を行いました。
前半は、6月に行われるキャリア形成選択講座の予告編です。各講座の講師と内容の紹介にはじまり、「今の社会で必要とされる力」「プロ意識とは」などについて教えていただきました。
後半は、キャリアデザイン講義です。
◆社会人基礎力とは、・・・
◆意見には必ず理由が必要、これが説得力に繋がる
◆できる人とは、・・・
◆視点を変えることが大切
など、社会人として必要な基礎を教えていただきました。
また、ひらめき・直感クイズで右脳を活性化させ発想力upを楽しむなど、内容満載であっという間に90分が過ぎてしまいました。
5月19日(月)、畑喜美夫先生を講師にお招きして、「子どもが自ら考えて行動する力を引き出すコーチング」と題して教育研修会を開催しました。校外の先生方を含め、約70名が出席しました。
畑先生は、1996年に県立広島観音高等学校へ赴任され、ボトムアップ理論で生徒一人ひとりの自立心を養い自ら考え行動する力を高める指導で、2006年に同校サッカー部を全国優勝に導かれました。現在は県立安芸南高等学校にご勤務されています。
・サッカーはサッカーだけで上手くなるのではなく、サッカーは日常生活を含んだ全てで上手くなる
・目の前の試合や練習を通じて、人生そのものに通用する「人間力」の育成
・声をかけるのは「何故そうなった?」「じゃあどうするの?」
・自分で観て、感じて、考える
グループ討議では予定していた時間では足りないほど、活発に意見を交換できました。サッカーの指導だけではなく、学級経営にも、授業にも、また企業の組織構成にも、全てに通じる内容だったと思います。
畑先生、ありがとうございました!
5月11日(日)、ユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラムにむけて、第1回準備セミナーが岡山大学で開催されました。
フォーラムの運営に携わる岡山ユネスコスクール9校と大阪ユネスコスクールネットワーク加盟校の高校生、教員、サポートの大学生、総勢約570名の大規模なセミナーとなりました。和気閑谷高校からは20名の生徒が参加登録しています。
会場準備の後、大阪からの仲間を拍手と花で迎えました。全体会は岡山市ESD世界会議推進局長浅井孝司氏の挨拶で始まりました。学校紹介やインタビュータイム、昨年の堺フォーラムのスライドショーのあと、世界大会の規模や目的などを参加者全員で共有しました。
今回のメイン「係決めワーク」では、2年目の生徒が係の仕事と魅力を上手にPRしてくれたおかげで、1年目の生徒も戸惑うことなくスムーズに係が決まりました。
昼食は係ごとに分かれて、自己紹介等をしながら。最初は緊張した様子でしたが、次第に打ち解けて来ました。
係別会ではチーフとサブチーフを決め、第2回のフォーラムに向けて準備を開始しました。第2回はリハーサルを行うので、係の話し合いは真剣でした。「ハート」と「スキル」を身につけ、全員の力で取り組んでほしいと思います。
4月27日(日)、湯島聖堂(東京)で孔子祭(釋奠:せきてん)が行われ、本校から生徒2名と教員1名が参加しました。お忙しい中、斯文会の方が案内してくださいました。
湯島聖堂は、元禄時代に5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟で、11代家斉時代幕府直轄の昌平坂学問所が開かれ、江戸時代の学問と教育の中心となりました。
現在構内に飾られている孔子像は世界最大ということです。
孔子祭は孔子を祀る儀式で、お酒、生鯉、野菜などをお供えします。
厳かな雰囲気の中で式は進み、献茶、祭文奏読、祭主拝、来賓拝、講経などが行われました。講経は『論語』里仁第四「徳不孤、必有鄰」(子曰く、徳は孤ならず、必ず隣有り。)でした。
閑谷学校の釈菜と祭器や内容の違いはありますが、閑谷の地に聖廟を建立し学問の普及を願った池田光政公の志や思いの偉大さを、そしてその志の高さと学びの精神を受け継ぐ和気閑谷高校の生徒としての誇りを、あらためて感じることができました。
部活動で好成績が続いています。
◎バレーボール部(女子)
備前支部東地区総合体育大会 優勝
2回戦 和気閑谷2(25-16,25-18)0岡山朝日
準決勝 和気閑谷2(25-20,27-25)0西大寺
決 勝 和気閑谷2(25-19,27-25)0岡山城東
◎ソフトテニス部(男子)
中国大会・インターハイ旭東地区予選会(個人戦)
優 勝 牛房史弥さん(3年三石中出身)
菊池翔太さん(2年瀬戸中出身)ペア
第5位 宮嶋辰哉さん (3年桜が丘中出身)
杉本滉一郎さん(2年瀬戸中出身)ペア
以上、県大会出場決定!
◎ソフトテニス部(女子)
旭東地区ソフトテニス大会(団体戦)優勝
予選リーグ
和気閑谷3-0選抜チーム
和気閑谷3-0西大寺
決勝トーナメント
1回戦 和気閑谷2-1瀬戸
決 勝 和気閑谷2-1瀬戸南
4月30日(水)、和太鼓演奏会を開催しました。演奏者は、和太鼓集団「志多ら」の皆さんです。4月29日の和気町「藤祭り」のオープニングイベントで演奏するために和気町にやってこられていましたが、町のご厚意で和気閑谷高校でもすばらしい演奏を聴くことができました。
「志多ら」の皆さんは愛知県を拠点に活動されているプロの和太鼓集団で、現在全国ツアー「蒼の大地」の真っ最中というお忙しい中での来校でした。演奏くださったのは吉田章彦さん・青木崇晃さん・鬼頭孝幸さん・加藤大陽さんの4名で、桶胴太鼓の連打による迫力のある演奏に圧倒されたかと思うと、生徒や先生15名が参加した太鼓の体験コーナーでは、「我こそは」と腕自慢を誇る3年生や先生も登場し、あっという間に会場が一つになる楽しいひとときを過ごしました。
うちわ太鼓のような珍しい太鼓演奏もあり、次々と曲が展開される中、本校の卒業生でもある加藤大陽さんから、「夢を持ち続けて実現してほしい」という熱いエールに勇気をもらう場面もありました。
最後はツアーのテーマでもある蒼の大地からの曲を鑑賞しました。メンバーの方々の打ち合う姿はもちろんのこと、何気ない動作も、日頃の厳しい鍛錬に裏打ちされていて、プロの厳しさを垣間見たような気がしました。本当に魂のこもった演奏にたくさんパワーをいただくことができました。
貴重な機会を与えてくださった「志多ら」の皆さんや町の関係者の方々に感謝します。
4月29日(火)、和気駅前恒例「春のこいこい祭り」に、生徒会、吹奏楽部、JRC部、書道部が参加しました。あいにくの雨模様でしたが、それぞれの活動場所で和気高生のパワーを発揮しました。
吹奏楽部は和気吹奏楽団との合同演奏で5曲を披露し、オープニングを彩りました。
書道部は旧中国銀行を会場にパフォーマンスを披露しました。また、アカシヤさんのギャラリーに作品を展示し、多くの方に作品を見ていただきました。
JRC部はバザーのお手伝い、生徒会はわたがしを販売しました。
地元の方々とのふれあいを大切にし、和気駅前の活性化に協力しながら、しっかり楽しみました。
和気高の生徒は、今日も「明るく、活き活き、爽やかに」頑張っています!!