湯島聖堂孔子祭を訪問しました

 4月27日(日)、湯島聖堂(東京)で孔子祭(釋奠:せきてん)が行われ、本校から生徒2名と教員1名が参加しました。お忙しい中、斯文会の方が案内してくださいました。
 湯島聖堂は、元禄時代に5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟で、11代家斉時代幕府直轄の昌平坂学問所が開かれ、江戸時代の学問と教育の中心となりました。

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 現在構内に飾られている孔子像は世界最大ということです。

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 孔子祭は孔子を祀る儀式で、お酒、生鯉、野菜などをお供えします。

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 厳かな雰囲気の中で式は進み、献茶、祭文奏読、祭主拝、来賓拝、講経などが行われました。講経は『論語』里仁第四「徳不孤、必有鄰」(子曰く、徳は孤ならず、必ず隣有り。)でした。

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 閑谷学校の釈菜と祭器や内容の違いはありますが、閑谷の地に聖廟を建立し学問の普及を願った池田光政公の志や思いの偉大さを、そしてその志の高さと学びの精神を受け継ぐ和気閑谷高校の生徒としての誇りを、あらためて感じることができました。