和気閑谷高校のソフトテニス部は、男女ともに５月２日に行われた全日本・中国高等学校ソフトテニス選手権大会（個人）旭東地区予選会に出場しました。それぞれ日頃の練習の成果を出し切り、良い結果を残すことができました。
【男子個人の部】
杉本滉一郎（瀬戸中）・菊池翔太（瀬戸中）ペア 優勝
【女子個人の部】
今田瑞穂（佐伯中）・重末楓 （佐伯中）ペア 準優勝
梶原胡春（高島中）・齋藤朱香（三石中）ペア ５位入賞
兼光珠緒（吉永中）・大道都葵（三石中）ペア ５位入賞
上記の４ペアは６月１３日、１４日に開催される個人戦の県大会に出場します。
優勝を争う杉本・菊池ペア
表彰状を受け取る選手
続いて５月４日に行われた、第１０回旭東地区ソフトテニス交流大会（団体）では男女ともに３位に入り、こちらも６月６日、７日に行われる県大会出場を決めています。
【男子団体の部】
和気閑谷高等学校 ３位
【女子団体の部】
和気閑谷高等学校 ３位
日々練習を怠らず、県大会でも良い成績を残せるよう頑張って行きます！
５月１５日（金）、本年度第１回の生徒総会を行いました。
生徒会長の延原梨奈さん（３年 三石中出身）のあいさつの後、生徒会執行部のメンバーが自己紹介をしました。
自己紹介を行う、生徒会長、生徒副会長、生徒会総務
続いて、各種委員会から活動方針が、各部・同好会から活動目標が、それぞれ発表されました。議題としては、平成２６年度決算案、平成２７年度予算案等を審議し、すべての議案が承認されました。
各部・同好会からの活動目標の発表では、演劇部の部長から「目標は県大会出場で、楷楓祭での演劇の発表に向けて頑張っています。演劇の楽しさを部員、観客の皆さんに伝えていきたいです」との発表があり、それぞれの部が目標に向けて活動していくと頼もしく語りました。
最後に、旧閑谷学校が日本遺産に認定されたことを受けて行われた書道部の論語パフォーマンスのニュース、ボランティアガイドの取り組みについてのＮＨＫ記者報告番組、を全員で視聴しました。パフォーマンスをした書道部の部員は、「論語の良さが少しでも伝わればいいなと思います。」、「緊張したけど、うまくできたと思います。」と語り、見に来たお客さんを楽しませたようです。
和気閑谷高校の生徒が様々なところで活躍をしていることを生徒全員で再確認し、これからより一層活躍していこうと思うのに良い機会となりました。
5月16日（土）、PTA総会が行われました。総会に先立ち、午前中は公開授業、携帯電話・スマホの使い方についての講演会を開催。昼食時には食堂の試食会。午後は総会の後、学年別懇談会（3年生は就職、進学に分かれて進路についてのガイダンス）、クラス別懇談会を行いました。
PTA総会では、昨年度の事業報告案、決算案、今年度の新役員案、事業案、予算案が承認されました。欠席なさった保護者の皆様へは、生徒を通して総会資料をお配りしますので、内容をご確認ください。
総会に先立ち、午前中は全クラスで
公開授業が行われました
1年生の授業の様子
公開授業に続いては、携帯電話・スマホの使い方についての講演会。生徒、保護者の方々が一緒に学びました
お昼は食堂の試食会です。お弁当、ラーメン、丼ものなど事前にメニューを選んで試食していただきました
PTA総会では、新役員案、予算案、事業案等が承認されました
総会では先日、閑谷学校の日本遺産認定の話題に合わせNHKに取材された、本校の閑谷学校ボランティアガイドについての番組も視聴
総会後は学年懇談、そしてクラス別懇談会を行いました
４月２９日、平成２７年度 備前支部・旭川東地区総合体育大会 バレーボール競技 女子の部にて、本校バレーボール部が3位に入賞しました。
準決勝では強豪チームを相手に、惜しくも勝利は逃したものの和気高らしい粘りのバレーで好ゲームを展開することができました。試合結果は以下の通りです。
■１回戦
抽選により第２シードとなり試合はありませんでした。
■２回戦
相手をサーブで崩し、和気高のペースをつくり、ほぼ全員のメンバーが出場することができました。
■準決勝
県選抜の強力な１年生主体の岡山東商業高校Ｂチームと対戦。相手チームはかなり格上でしたがよく集中し、ラリーでよく粘って互角のゲーム展開に。好プレーに会場を沸かす場面が何度も見られました。デュースの大接戦で１セット目は落としましたが、続く２セット目を逆転で取り返す大健闘を見せ、フルセットに持ち込みました。
次の大会でも和気高らしい活躍を期待しています！
５月３日（日）に岡山県競技場で岡山県総体陸上競技大会備前地区予選会が、５月９日（土）に同じく岡山県陸上競技場で第１０回備前支部総体陸上競技大会が開催されました。部員の主な試合結果をお知らせします！
次の大会は５月２９日（金）～５月３１日（日）、岡山県陸上競技場にて。岡山県高校総体陸上競技大会に出場します。
■岡山県高校総体陸上競技大会備前地区予選会（５月３日 於：岡山県陸上競技場）
予選の無かった男子円盤投で戸田 将暉くん （佐伯中出身・３年…新人戦６位のためシード）、女子１００ｍで田中 千鶴さん （桜が丘中出身・３年）を合わせて、個人では５名が７つの競技に、リレーでは男女合わせて４つの種目に出場します。
岡山県総体陸上競技大会は岡山県陸上競技場にて５月２９日（金）～５月３１日（日）の３日間開催されます。応援よろしくお願いします。
■第１０回備前支部総体陸上競技大会（５月９日 於：岡山県陸上競技場）
個人
リレー
総合得点
男女合わせて３つの入賞、多くの自己最高記録の出た大会となりました。上の大会に繋がる大会ではないですが、今回の結果は５月末の岡山県高校総体のよい結果を予感させてくれる大会となりました。
本校のルーツである旧閑谷学校が日本遺産に認定されたことを記念して、ＧＷ中に様々なイベントが開催されました。本校からも多くの生徒が参加しました。
このうち、５月５日に旧閑谷学校にいらっしゃった方から、当日の吹奏楽部の演奏とボランティアガイドに対してお手紙をいただきました。
『入り口を入ると芝生のところで和気閑谷高校のブラスバンドの方でしょうか、すてきな演奏をしていました。・・・・緑の中でのブラスバンドの皆さんの力強い演奏に心が大変癒されました。・・・・本当にすばらしい演奏をありがとうございました。』
『快くにこやかに自己紹介して私たちの案内を引き受けてくださり嬉しく思いました。一つ一つ丁寧に説明してくださり、閑谷学校のこと、建物のこと、歴史などがとてもよく分かりました。・・・・こうした活動を熱心にされていることに感服いたしました。今回の旅の一番の思い出になりました。』
お忙しい中、ご丁寧なお手紙をくださり、感謝しています。このお手紙を励みに、生徒も頑張っていってくれると思います。ありがとうございました。
４月２９日（祝）、毎年恒例、和気駅前「こいこい祭り」に参加しました。生徒会、書道部、吹奏楽部、ＪＲＣ部、有志ボランティア、あわせて５０名以上が参加しました。
書道部のパフォーマンスで祭りはスタート。
吹奏楽部は和気吹奏楽団との合同演奏を披露。
生徒会は焼き鳥、ＪＲＣ部は子ども遊びのサポート、有志ボランティアは出店の手伝い等、地元の方々とのふれあいを大切にしながらしっかり楽しみました。
和気高の生徒は「明るく、活き活き、爽やかに」地域の活性化に頑張っています！！
和気閑谷高校のルーツである旧閑谷学校が日本遺産に認定されました。日本最古の庶民のための学校である旧閑谷学校は、武士階級だけでなく広く庶民層にまで教育を広げ、国民全体の教育水準を高めるのに大きく貢献したと言われています。
このＧＷには、日本遺産認定記念のイベントが開催され、本校からも多くの生徒が参加しました。
★ＧＷ期間中・・・ボランティアガイド
平成２０年にスタートしたボランティアガイドです。生徒会が運営し、先輩から後輩へと受け継がれてきました。土・日・祝を中心に約２０名が活動しています。このＧＷ期間中も多くの観光客の皆さんにガイドをさせていただきました。
★５月４日・・・書道部が習芸斎で論語パフォーマンス
黒の用紙に、金、銀、赤のアクリル絵の具を使い、「論語 学而第一」の章句を篆（てん）書体で、学校の北側を流れる金剛川をイメージして書いていきました。５人で協力し、縦４．５ｍ、横２．５ｍの大作を完成させました。
★５月５日・・・吹奏楽部が記念演奏会
「こいのぼり」、「ＹＭＣＡ」など、子どもから大人まで楽しんでいただける全８曲を演奏しました。快晴の空の下、一面の緑の中で、部員とお客さんと一体となって、心地よいひとときを過ごすことができました。
5月1日に体育館で公演＆ワークショップを行ってくれた和太鼓集団「志多ら」で活躍する、卒業生の加藤大陽（かとうたいよう）さんに高校生活などについてインタビューしました。
加藤さんは平成20年卒業の24歳です
―どんな高校生でしたか？
部活は剣道部、好きな科目は体育。どちらかというと騒いで先生に迷惑をかけるような高校生でした。文化祭には燃えて、率先して盛り上げるほう。バンドをやったり、女装して同級生の女の子とパラパラを踊ったり。3年生の文化祭では、メンバーだった清麻呂太鼓（和気町内で活動する和太鼓グループ）で演奏もしました。
―太鼓をはじめたきっかけは？
僕は和気小学校、和気中学校、和気閑谷高校卒でずっと和気にいました。小学校の時に清麻呂太鼓の方たちが太鼓の授業に来てくれて、それが出会いです。中学校に入ってから授業がなくなってしまったのですが、太鼓を叩きたくて。当時、こんな若いメンバーはいなくて入れてもらえるのかな…と思っていたのですが、同級生と3人で清麻呂太鼓に入れてもらいました。中１の時の藤まつりが舞台デビューです。
今年の藤まつりで、高校生の時の同級生と3人で結成した「スリーピーズ」を再結成。今も一緒に太鼓を叩けることがうれしい！と加藤さん（中央）
―「志多ら」に入った経緯は？
2年生の2月、岡山で志多らの公演を見たことがきっかけです。人生ひっくり返るような経験でした。次の日から机に「志多ら」って書いて、ぜったいここに行くんだって。先生にも話しました。
人生にターニングポイントってものがほんとうにありました。それまで学校も「めんどいな、ダルいな」って思うことが多かったのに、ここに行く、って道が見えてきたら、この1日1日を大切にしなきゃって。3年生の文化祭で演奏した時も、みんなに見てもらいたい、って気持ちと、どう思われるかな？という不安もあり、緊張したステージだったけれど、友達にも先生にもいい評価をもらって。みんなプロになることを応援してくれました。
この先生たちに恩返ししなきゃと思うと学校生活や、仲間たちへの向き合い方が変わりました。
―今日、高校の体育館で演奏してみていかがでしたか？
「帰ってきたな」という感じ。校舎の香りとか、雰囲気とか、あの後ろのほうで体育の主任の先生と遊んだなとか。いろんなことを思い出しながら演奏しました。在校生に聞いてもらいたいという気持ちももちろんですが、先生方に思いを伝えたいと思って演奏しました。
高校を卒業して和気を離れることになって、夢だった場所にいるけれどつらいことももちろんある。当時の先生方が今も和気閑谷高校にいてくれるのが心の支えです。
体育館での公演＆ワークショップの最後、在校生にメッセージを伝える加藤さん（最左）
―最後に在校生へのメッセージをお願いします
公演の最後でも話しましたが、夢を持つこと、人生は一度きりだから、なりたいものにまっすぐ向かってがんばってほしい。それと、今を大切にすること。この1日もやっぱり1度しかない。今を大切に仲間たちと楽しむこと、今を無駄にしないこと。
そうしていれば今日の僕みたいに、恩師にまた会えたり、みんなの前で演奏できたり、よかったなと思えることがたくさん実現するはずです。
加藤さん、ありがとうございました！これからのご活躍も期待しています。
４月２２日（水）、２年生は午前中は閑谷研修、午後は進路別学習を行いました。閑谷学校へは１年生の閑谷合宿以来の訪問となりました。
講堂学習では、國友所長に論語朗誦を指導していただきました。凛とした空気の講堂で正座をし論語を読み静寂の中で自分自身を振り返る・・・あらためて閑谷学校の学びの精神を受け継いでいる重みを感じました。
講堂学習の後、クラスごとに講堂の拭き掃除、広場や花壇のゴミ拾い、資料館の掃除に分かれて奉仕活動を行いました。
午後は、進学希望者は関西福祉大学、就職希望者はカバヤ食品岡山工場を見学しました。
関西福祉大学では、学部の内容や大学入試への心構えなどを説明していただきました。本校の卒業生も登場し、頑張っている様子を知ることができて、大学が一層身近なものになったと思います。また、食堂で昼食をとり、少しだけ大学生気分を味わいました。
カバヤ食品岡山工場では、岡山工場で生産されている商品の製造過程について説明を受けた後、実際の生産ラインを見学しました。また、「工場のラインはチームで行っているのでコミュニケーションが大切。」と教えていただき、あらためて普段の生活からあいさつを気をつけなければ、と感じました。
この日一日で、本校の源流を訪ね、講堂学習で論語を朗誦し、奉仕活動に取り組み、進路希望別に意識を高める、という盛りだくさんの内容を経験しました。この研修をきっかけに、一人ひとりが自分自身を見つめ将来展望をもってくれることを期待しています。