閑谷研修1日目の夜

閑谷研修の1日目、夜のプログラムは「世界がもし120人の村だったら」、そしてクラス対抗の「校歌熱唱大会」です。

120人=1年生の人数。アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカそれぞれにどれぐらいの人が住んでいるのか、そのうち字が読める人はどれぐらいいるのか、富はどのように偏在しているのか、それはなぜか、…、地歴科のH先生のファシリテーションにより、身体を使って体感しながら考えました。

各地域の面積比に合わせて仕切られたホールの床。ランダムに配られるカードには地域名と「字が読める」「字が読めない」のいずれかが書かれています

各地域の面積比に合わせて仕切られたホールの床。ランダムに配られるカードには地域名と「字が読める」「字が読めない」のいずれかが書かれています。アジアのゾーンは人でぎゅうぎゅう

識字率の差を考える場面では、男女別の識字率にも言及。教育を受けられることが当たり前ではないということを実感できたでしょうか。

識字率を考える場面では、識字率の男女差にも言及。教育を受けられることが当たり前ではないということを実感できたでしょうか。女性が教育を受ける権利を求めて活動してきたマララ・ユフスザイさんのスピーチは英語科のK先生が解説しました

そして、クラス対抗の「校歌熱唱大会」。司会は野球部監督のN先生。若い先生が盛り上げ、テンションもアップ!

クラスごとに演出も考えて練習してきました。

クラスごとに演出も考えて練習してきました

審査基準はクラスのまとまり、歌唱態度、声の大きさ。

審査基準はクラスのまとまり、歌唱態度、声の大きさ

優勝は1組!2位は1組でした。

優勝は3組!2位は1組でした

最後に学年の先生たちによる熱唱!も披露されました。一緒にごはんを食べ、同じ部屋で暮らし、縄跳びや校歌の練習をする中で、少しずつクラスメイトの個性を知りつつあります。考え方の違う人たちがどうやって一緒にやっていくか、自分の考えを伝えたり、人の思いを受け入れたりする中で、より良い価値を見いだすことを学んでいきます。