本荘小学校 英語出前授業

 12月19日(木)、英語研究会とボランティア計20名が、本荘小学校に英語出前授業に出かけました。
  
 小学生たちはクリスマスソングのかかる教室に、何が始まるのかとわくわくした様子で入ってきました。
    
 ALTのジェシカ先生と英語研究会の部員があいさつと自己紹介をした後、「仲間捜しゲーム」。クリスマスに関連するカードが小学生ひとりひとりの背中に貼られ、そのカードの種類によって仲間に分かれるというものです。小学生は7分の制限時間を与えられ、色や形、大きさなどを英語で質問することによって自分のカードが何かを推測し仲間を捜しました。
   
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 次は「新聞乗りゲーム」。5人一組で英字新聞に乗り、他のチームとじゃんけんをします。負けたら新聞を半分に折っていきます。最後まで新聞に乗れたチームが勝ちです。どんどん狭くなっていく新聞の上に身を寄せ合い、高校生が小学生をおんぶし、と大いに盛り上がりました。
   
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 ゲームの後は ”We wish you a Merry Christmas” を全員で輪になって大合唱。和気高生のピアノとギターの演奏付きで、1年生が前もって考えていた振り付けを披露し、みんなで楽しく踊りながら歌いました。
   
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 司会進行はすべて英語研究会の部員が英語で行いました。慣れない英語の司会にどきまぎしながらも堂々とゲームのルールや英語の歌の紹介をしました。また、ボランティアで参加した生徒もトナカイのカチューシャをかぶってゲームの手伝いや演奏などで活躍しました。

本荘小学校 出前演奏会

 第4回考査最終日の12月10日(水)に、本校吹奏楽部が本荘小学校へ出前演奏会に出かけました。
   
 演奏会は「ライジング・サン」で幕を開け、今年流行った「あまちゃん」や、小学生のよく知っている久石譲のアニメセレクションなど、様々な曲が演奏されました。「123~恋がはじまる」や「にんじゃりばんばん」では、本荘小の先生方の歌や踊りに会場が大いに盛り上がりました。
 
 最後のアンコール、いきものがかりの「ありがとう」は小学生全員が起立して演奏に合わせて大きな声で歌ってくれました。

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無人島ゲーム

 12月16日(月)、1年生のLHRは、無人島ゲームを通して国際協力について考えました。
 このゲームでは「テレビなどの電波の届かない無人島に5年間4人で暮らす」という設定で、人間が生きていくために本当に必要なものは何かを考えます。必要不可欠なもの(Needs)とあればいいもの(Wants)を地球規模で考え、自分以外の人々に共感が持てるようにするというものです。
    
 生徒はまず、一人ひとりで無人島に持って行くもの10個を考えました。次に、グループに分かれてみんなの意見をまとめて、必要不可欠なものとあればいいものを9個選び、グループ用ワークシートに書き込みました。選ぶための話し合いもESDの考え方に基づいています。
        
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 最後に各グループのワークシートが黒板に貼られ、それぞれの代表がNeedsとWantsを選んだ理由を含めて発表しました。自分のグループと似たものがあったり思いつきもしないものがあったりと、他のグループの考え方を共有して必要なものを考えることで、自分とは違う価値観にも気づくことができた1時間になりました。 
   
<生徒の感想より>
・私たちはいろんなものが安全に手に入るけど、安全に手に入らない人がいると思うと、なんか悲しくなりました。
    
・みんなそれぞれ選ぶものが違っておもしろいと思った。班によって、食料が1位になったり、寝るためのものが上位になったりするのでそれぞれ考えが違っていておもしろかった。
  
・無人島に行ったら、たぶんこのリストでは生きていけないと思いました。「猫に小判」というように、あっても無駄なものはたくさんあります。でも、それを必要とする人もいます。そういうものの見分けを自分でできるようになりたいと思いました。私たちの生活には何が重要なのか、改めて考えた時間でした。