9月6日(土)、楷楓祭(文化の部)が始まりました。今年のテーマは「奮い立つ和気魂~自分の限界に挑戦~」です。
生徒会のオープニングパフォーマンスでスタートです。
1年生のステージ発表を全校で鑑賞しました。
その後は、2年生の展示、3年生の模擬店、部活動・委員会活動に分かれました。(つづく)
【最終日 8月7日】
いよいよ最終日。
まずは世界一高い展望台がある超高層ビル「上海環球金融中心」(上海森ビル)へ。地上474メートル、100階、「上海環球金融中心」の最頂部に位置する「SWFC展望台」にのぼりました。東側には高層ビル群、西側には旧市街地とそれを取り巻くビルやマンションが一望できました。生徒たちは発展する国際都市を目の当たりにして、「もっと世界に目を開かねば」と感想を述べ合っていました。
次に、観光客で賑わう名園「豫園」を訪れました。「豫園」は、四川省の役人だった潘允瑞によって造られた庭園だそうです。建造物のほとんどが清の時代に建てられたもので、当時の家具や書画などが置かれているそうです。穴の空いた太湖石、庭の風景や池、建物、透かし窓、屋根や塀…、見所いっぱいでした。
あっという間の4日間でした。参加した4名の生徒には、この貴重な体験を全校生徒に伝えるとともに、今後の高校生活にプラスにしてほしいと思います。
【3日目 8月6日】
この日は三孔を訪問しました。三孔とは、孔子を祭祀する「孔廟(こうびょう)」、孔子の直系子孫と家族が住んだ邸宅「孔府(こうふ)」、孔子とその一族の墓所である「孔林(こうりん)」を言います。1994年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
まず、孔廟を訪れました。その規模の大きさに驚きました。孔廟の寺院建築群は、中国では2番目に大きな歴史的建造物群ということです。その最も奥にある大成殿の中央に孔子像がありました。多くの弟子に慕われ威厳に満ちた孔子の姿を見ることができました。
次に、孔府を訪れました。孔廟の東側に位置していましたが、直系の子孫は中華人民共和国建国後に台湾に移住したため、現在は観光地として一般に公開されています。多くの建造物に加え、その広さと格調の高さは特別でした。
最後に、孔林を訪れました。奥に進んでいくと、孔子の弟子である子貢(しこう)が自ら植えた楷の木がありました。幹の一部が残っており、「子貢手植楷」と記した石碑が立っていました。さらに進んで「大成至聖文宣王墓」と刻まれた孔子の墓に到着しました。墓前には花輪が供えられ多くの人が拝礼していました。
多くの史跡を見ることができ、大きな感動とともに曲阜を後にしました。新幹線で上海へ移動し、宿泊しました。
【2日目 8月5日】
曲阜第一中学を訪問しました。7000人が学ぶマンモス校で、14ヘクタールの広大なキャンパスが広がっていました。夏休み中にもかかわらず、陳以菅校長をはじめ生徒代表、曲阜市・学校関係者ら約20人が出迎えてくれました。陳校長から「朋遠方より来る有り、亦(また)楽しからずや」と笑顔いっぱいに論語での歓迎を受けました。
交流会は両校のあいさつに始まり、記念品交換など和やかな雰囲気で進みました。好きな論語の章句を披露し合うことになり、本校生徒が「温故知新」「己の欲せざる所、人に施すこと勿(な)かれ」などを挙げると、曲阜校の生徒も「温故知新」「和して同ぜず」などの章句を読み上げて、お互いの理解が深まりました。
本校生徒が閑谷学校ガイドの様子を映像で紹介し、曲阜校の生徒が論語の揮毫(きごう:毛筆で言葉や文章をかくこと)を披露してくれました。
続いての食事会では、すっかり打ち解け、趣味や将来の抱負などを述べ合うなどして、さらに交流を深めました。
夕方、孔子が生まれ青年時代までを過ごした尼山を訪れました。孔子が「丘」という名前で呼ばれていた少年時代に思いを馳せ、史跡をめぐりました。
夏期補講も明日(26日)で終わり。当面の日程は次のとおりです。
8月27日(水) 全校集会、3年…実力テスト、1・2年…宿題テスト
8月29日(金) LHR…楷楓祭準備
9月 5日(金) 体育の部予行、文化の部準備
9月 6日(土) 楷楓祭(文化の部)
9月 7日(日) 全商英語検定
9月 8日(月) 楷楓祭(体育の部)
9月 9日(火) 代休
9月10日(水) 体育の部予備日
8月27日は夏休み課題の提出日になっています。すべて期限内に合格がもらえるよう準備はできていますか?
8月21日(木)、オープンスクールを実施しました。今年も生徒会が大活躍し、学校紹介を大いに盛り上げてくれました。
ビデオで学校行事などの紹介をした後は、毎年恒例になっている制服紹介「ワケコレ」。生徒会のメンバーがモデルとなり楽しくさわやかに和気高の制服の良さを紹介しました。
次に「○×クイズ」。和気高についての知識を深めることができるように、映像を織り交ぜながら質問をし、中学生が赤(○)と白(×)の紙を使って答えていくというものです。最後の問題まで残った中学生には生徒会から記念品が渡されました。
部活動紹介では、高校生が精一杯アピールしました。
体育館の行事が終わった後は、講座に分かれて模擬授業を受けました。グループ学習、実験、ICT活用など、高校での授業を体験しました。
高校生も授業のアシスタントとして参加し、中学生に丁寧に教える姿も見られました。
最後は部活動見学。それぞれ希望の部活動に分かれて見学しました。
中学生の皆さん、和気高のオープンスクールはどうでしたか?