校長日記 21.08.20

午後、久しぶりに晴れ間がのぞきました。本校の楷の木は、今年は緑の葉がよくついています。

本日の本校のオープンスクールは、まさに本日から本県で「まん延防止等重点措置」が適用となったことから、急遽延期させていただきました。入学生への調査からは、オープンスクールを、高校へ行き、直接に生徒や先生、学校の様子に触れることができる大切な機会ととらえています。改めて準備、開催させていただきます。

また、2学期初め、9月第一週の楷楓祭(文化祭、体育祭)の実施にも変更が生じます。3年生からは「コロナにことごとく邪魔される」との恨み節が聞こえます。2年生で修学旅行中止もあった学年、気持ちは大いに理解できます。

一方で感染防止にはまさに人流抑制や防止策の徹底ですから、そのことを前提に、生徒会を中心に自分たちの実現したいことを考えてもらいたいと思います。今こそ、課題解決力の発揮です。

放課後には、3年生はそれぞれの進路に向けて、自習や相談、受験準備を行なっています。また、有志の生徒はオンラインで、全国高校生まちづくりサミットに参加し、他県の高校生、大人や企業の方と交流を深めていました。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.08.16

一週間の学校閉庁を終え、今日から学校が再開しました。

この間、停滞する前線の影響で大雨となり、明日以降も前線の動きが気になるところです。また、新型コロナ感染拡大の大波と、暑さにも引き続き対応していかなければなりません。今週末のオープンスクールは無事に終わりたいものです。

昨年の本校創学350年を記念して、ふるさと岡山“学び舎”環境整備事業により、300年記念会館(同窓会館)の改修に、同窓生等から多額の御寄付を頂きました。

この8月からいよいよ、記念会館を県外生の受入れのための学生寮に改修する工事が始まりました。年度内の改修により、新年度からの受入れに対応します。これにより募集に一層の弾みをつけたいと思います。

連日の雨で、玄関のヒマワリはみんなうなだれてしまいました。また、陽を浴びて前を向いてくれることでしょう。サルスベリ(百日紅)は見事な花を咲かせています。

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校長日記 21.08.05

8月に入り大変暑い日が続きます。

玄関のヒマワリの花は、笑顔で迎えてくれているようで、実際のところはこの暑さで少々バテ気味かもしれません。

屋内外ともに暑い中で、生徒はコロナ感染と熱中症対策をしながら部活動に取り組んでいます。

本年度、本校では一人一台端末活用推進事業に取り組んでいますが、本日の午後、アドバイザーの三浦先生を講師に、授業でのICT活用についての教員研修を行いました。

他校の取組についての効果と課題も紹介いただきながら、1学期の振り返りと授業構成を確認する機会となりました。今後も研修等を計画しており、全体のレベルアップを図りながら、本校としての使い方をカタチにしていきたいと思います。

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校長日記 21.08.03

和気閑谷高校では、夏季休業期間の先週と今週を中心に、2年生の30名が地域の事業所20社で5日間の就業体験を行なっています。

この取組は、高卒時点で就職を希望する生徒が、それぞれ年間3回(この夏、2月、3月)にわたって就業体験を行うものです。

働く大人と直に接し、仕事に対する姿勢や思いに触れるとともに、それぞれの職業に関する知識や技能、地元の事業所への理解を深めることを通して、生徒が働くことや学ぶことの意義を考え、主体的に進路を選択する力を養ってもらいたいと思っています。

ある事業所では、ベトナムからの技能実習生と共に働くことで、新たな気づきも得ることでしょう。

こうした直接体験の学習は、新型コロナ拡大により実施に制約が生じがちですが、感染防止を十分に行い、事業所には就業体験時間の短縮など工夫していただきながら、生徒の体験機会の提供にご協力いただいています。

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校長日記 21.07.20

1年生は先週に発表を終え、今日は2、3年生による発表です。1年生は先輩の発表を聞き、今後の探究活動の参考にします。

新型コロナ感染防止から、今回も体育館に一堂に会しての形はとれません。15の教室を使って、5分野(健康、教育、歴史・文化、ビジネス、自然科学)で、2年生はグループ探究、3年生は個人探究の内容を発表し合いました。新たに地元企業での長期就業体験の報告も加えています。

その後、リモートで2、3年生代表者による発表を行いました。探究活動をご支援・ご指導いただいた地域の方にもご参加いただきました。

梅雨明け、一気に気温が上がり、蝉の鳴き声に暑さを一層感じます。いよいよ夏真っ盛りです。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.07.14

梅雨が明け、校庭に蝉の声が聞こえ始めました。高校野球選手権岡山大会が行われています。雨で一日ずれましたが、明日(7/15)はいよいよ、和気閑谷高校の1回戦です。前日の今日、本校の野球部の記事が掲載されています。

朝日新聞には、野球部が続ける障害者野球チーム「岡山桃太郎」との交流のこと

https://news.yahoo.co.jp/…/50132cbb0172ed9357a3b9f6e92b…

毎日新聞には、異色の経歴を持つ浮田監督のこと

https://www.google.co.jp/…/2021…/k00/00m/040/121000c.amp

野球を通して、技術を磨くことや試合に勝つことを目指すだけでなく、様々な出会いや交流の機会を通じて、人間関係づくりやそれぞれの役割をこなすこと、ハンデがある中で取り組む姿勢などを学び、視野を広げてきたことと思います。

以前に、校内就業体験で校長室に来てくれたのも野球部の3年生の生徒。「僕たち一人一人は凄いレベルでないけれど、それぞれの特長を生かし、補い合っていくというチーム力は負けません。」とのこと。さあ、頑張れ!

私たちもしっかり応援します。

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校長日記 21.07.07

梅雨の末期、今週後半は大雨に警戒です。今日は、和気でも断続的に強い雨が降っています。

本校では、本日が期末考査最終日でした。一学期も終わりに近づきます。先日作成した鯉型の寄せ書きは、和気町役場に掲示していただきました。

まだ3か月余りですが、コロナ対応をはじめ色々なことがあった新学期、本年度新採用の教員2人に感想を聞きました。

「まわりの先生方に助けていただくばかりで役立てているのか不安です」「職場の雰囲気はいいです」「生徒に接してみて、着実に力を付けさせる上でスモールステップが重要と感じています」「仕事へ向かう気持ちは充実しています」とのこと。関わりが、眼前の生徒の力を最大限に伸ばすものとなるよう期待しています。

なお本校では、講師6人が今年度の採用試験にチャレンジしています。今週末にも一次試験があります。初志貫徹の志で目標を達成してもらいたいと思います。

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校長日記 21.06.28

生徒たちは、地域で学び成長していきます。

カウンターの中、左に立つのは就業体験中の本校生徒

先週末に、第1回産学官連携部会を開催し、行政や商工会、事業所、NPOの方々と、3年生の就業体験実習先を見学した後、今後の長期就業体験の在り方や地元就職に向けた取り組み、「閑谷學」等での地域資源の活用や連携などについて協議や情報交換を行いました。

第1回産学官連携部会では今年度スタートした学校設定科目「地域協働探究」についての協議も

また、本校では9年前から、有志の生徒が和気町内の小中学校で行われている放課後学習支援ボランティアに参加しています。今日は、和気中学校での活動でした。和気中学校を卒業した生徒も参加しており、元気な姿を見ていただく機会ともなっています。

和気中学校での放課後学習支援

今年度も、地域と協働して、生徒が主体的に活動できる機会の創出や、活動を支援する仕組みづくりを目指します。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.06.21

今日(6/21)から、緊急事態宣言の解除に伴い、始業時刻の繰り下げと時差通学を解消しました。引き続き、JRの分散乗車を呼びかけています。

生徒にとって部活動の取扱いは大きな関心事です。宣言期間中、大会を控える部以外は活動できず、我慢を強いられましたが、今日から感染対策を十分にとり、しっかり活動してもらいたいと思います。

また、宣言は解除されましたが、まだまだ新型コロナとの闘いは続きます。ワクチン接種が本格化する中、地元の方を元気づけようと、本校生徒会を中心に、ウロコに生徒一人一人の気持ちを書いた鯉型の寄せ書きを作成しました。

鯉の型は徳永こいのぼり様にお願いして提供頂きました。後日、和気町へお届けする予定です。今日は梅雨の晴れ間、日中の気温も高くなりました。一年で最も昼間の時間が長い日とされる二十四節気の一つ「夏至」です。真夏に向けて季節は進みます。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.06.15

今週は、全教員で授業を見合う週間としており、今日は今春新採用の教員2人(数学、理科)の研究授業を行い、週末にはその協議を行うこととしています。さすがICTの使い方にも慣れており、授業力の上達に向け意欲的です。

本校では昨年度も新採用教員が2人着任しており、若手教員が多いことから、年齢が近い生徒との関わりにも活気が出ます。部活動の指導にも力が入り、生徒も嬉しそうです。

小規模校であるので、一人何役もこなさなければなりませんが、新採用の教員は、ベテランの先生をはじめ様々な年代の先生たちに囲まれ、日々奮闘しています。

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