校長日記 21.08.03

和気閑谷高校では、夏季休業期間の先週と今週を中心に、2年生の30名が地域の事業所20社で5日間の就業体験を行なっています。

この取組は、高卒時点で就職を希望する生徒が、それぞれ年間3回(この夏、2月、3月)にわたって就業体験を行うものです。

働く大人と直に接し、仕事に対する姿勢や思いに触れるとともに、それぞれの職業に関する知識や技能、地元の事業所への理解を深めることを通して、生徒が働くことや学ぶことの意義を考え、主体的に進路を選択する力を養ってもらいたいと思っています。

ある事業所では、ベトナムからの技能実習生と共に働くことで、新たな気づきも得ることでしょう。

こうした直接体験の学習は、新型コロナ拡大により実施に制約が生じがちですが、感染防止を十分に行い、事業所には就業体験時間の短縮など工夫していただきながら、生徒の体験機会の提供にご協力いただいています。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》