校長日記 21.06.21

今日(6/21)から、緊急事態宣言の解除に伴い、始業時刻の繰り下げと時差通学を解消しました。引き続き、JRの分散乗車を呼びかけています。

生徒にとって部活動の取扱いは大きな関心事です。宣言期間中、大会を控える部以外は活動できず、我慢を強いられましたが、今日から感染対策を十分にとり、しっかり活動してもらいたいと思います。

また、宣言は解除されましたが、まだまだ新型コロナとの闘いは続きます。ワクチン接種が本格化する中、地元の方を元気づけようと、本校生徒会を中心に、ウロコに生徒一人一人の気持ちを書いた鯉型の寄せ書きを作成しました。

鯉の型は徳永こいのぼり様にお願いして提供頂きました。後日、和気町へお届けする予定です。今日は梅雨の晴れ間、日中の気温も高くなりました。一年で最も昼間の時間が長い日とされる二十四節気の一つ「夏至」です。真夏に向けて季節は進みます。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

探究学習発表会 実行委員始動

7月19日にある探究学習発表会に向けて1回目の実行委員が行われました。

探究学習発表会は、3年生にとっては閑谷學3年間の集大成となり、1.2年生のロールモデルとなれるように、2年生はこれまでの活動・成長を振り返り、1年生に引き継ぎ、来年度の閑谷學のイメージを持つことを目指しています。1年生にとっては、先輩たちの発表を見て、これからの閑谷學の取り組みを考える機会になります。

探究学習発表会をするにあたって、多くの生徒が実行委員をしようと集まりました。

最初の自己紹介では、「初めて」、「緊張」という言葉が出ていたけれど、各自役割を決め、本番へ向けて練習・準備を始めました。委員会担当の先生からの言葉は『一番輝け!』。

発表会運営を通して、1人1人が成長できる委員会を目指します。

探究学習発表会実行委員 滝川瑠菜

校長日記 21.06.15

今週は、全教員で授業を見合う週間としており、今日は今春新採用の教員2人(数学、理科)の研究授業を行い、週末にはその協議を行うこととしています。さすがICTの使い方にも慣れており、授業力の上達に向け意欲的です。

本校では昨年度も新採用教員が2人着任しており、若手教員が多いことから、年齢が近い生徒との関わりにも活気が出ます。部活動の指導にも力が入り、生徒も嬉しそうです。

小規模校であるので、一人何役もこなさなければなりませんが、新採用の教員は、ベテランの先生をはじめ様々な年代の先生たちに囲まれ、日々奮闘しています。

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カフェ、どうする?三重県立飯南高校とzoom会議!

2年次閑谷學「梅村さんちをカフェにしよう」ゼミの生徒たちが、三重県立飯南高校3年生次の探究学習「いいなんゼミ」でカフェをテーマに活動しようとしている生徒さんとzoomで意見交換をしました。

お互い緊張気味で会話がスタート

飯南高校の参加者は、美術部の活動で地元の特産品であるお茶を広めることを目的に、緑茶やほうじ茶を使ったラテアートを出店する活動をしてきた生徒さんです。3年生の個人研究のテーマとして、近所にできたカフェの方と一緒に活動をしようとしているそう。

和気高の生徒たちも、岡山市内のカフェでバリスタの方からラテアートを教えてもらったり、接客について学び、今、ワンデーカフェを開店しようと準備中。画面越しに見せてもらった抹茶ラテアートのクオリティにはびっくりしていました。

飯南高校の生徒さんのラテアートは
美術部のフェイスブックページから見ることができます
https://www.facebook.com/354093561870840/

どうしたら人が来てくれる?

高校生がカフェをする意味ってなんだろう?

自分が活動して地域に残せるものはどんなもの/ことなんだろう?

お互いの持つ問いを深めていくには少し時間が足りませんでしたが、それぞれのしてきた活動に刺激を受け、SNSで繋がってこれからも意見交換をしていくことになりました。

最後はオンライン越しに記念撮影をして和やかに終了

校長日記 21.06.09

日中は、晴天のもと強い日差しと30℃を超える気温。新型コロナに加えて熱中症予防に気をつかう時期となりました。教室ではエアコンが試運転も兼ねて動いています。

今日は、全校で「『怒り』について考えてみよう」をテーマに、川崎医療福祉大の子ども医療福祉学科の重松孝治先生にオンラインで講演いただきました。

日常生活を送る中で、イライラすることは多くあり、人間関係にも影響する場面を見聞きします。感情の中でも「怒り」の感情と上手く付き合う表現・対処の方法を知って、生徒に感情のマネジメントができるようになってもらいたいと思っての企画です。

このことは、我々教職員にとっても大事なことです。日々の多くの業務ややりとりに、ついつい感じてしまうイライラを上手くマネジメントしていきたいものです。

また、放課後には、「地域みらい留学」参加校である本校は、全国募集についての個別相談をオンラインで行いました。関心がある県外の中学生や保護者からの質問に、2年生の生徒と教頭先生が答え、本校の魅力をPRしました。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

卓球部 県総体2日目

2日目はベスト16の学校同士での順位決定リーグ戦です。

中国大会出場の可能性は無くなりましたが、最後の一戦まで全員で全力で試合をすることができました。

リーグ戦結果

和気閑谷 3-2 井原    和気閑谷 1-3 岡山芳泉   和気閑谷 2-3 総社南

この結果により、最終順位は第13位となりました。3年間チームの中心として活躍した万波くんは、二人ともひとまず引退となります。

3年間、悔しい試合も多かったですが、次の日にはまたコツコツ練習に向かう姿がとても印象的でした。

卓球は、たまたま勝つことはあっても、たまたま負けることはありません。自分の課題と向き合い続け、地道に克服しようと努力を重ねた姿を後輩たちは見ています。ここまでの頑張りに本当に感謝したいと思います。

新しいチームでまた頑張りましょう!

「地道にコツコツ努力すること」「感謝を行動で表すこと」今後の学校生活でも、忘れず頑張っていってください。

卓球部顧問 岡

【閑谷學】 福武文化振興財団様と打ち合わせを行いました

本日の閑谷學で、2年生の健康ゼミの生徒7名が、福武文化振興財団様とオンラインで打ち合わせを行いました。

このゼミでは、地域で医療・福祉に従事されている方々にインタビューを行ってきたのですが、この度、探究活動の成果を「仕事図鑑」として冊子にまとめたいということで、福武文化振興財団様に特定助成について、ご説明いただきました。

冊子を作り、近隣の施設や学校に配りたいそうです。特に中学生に手に取ってもらい、医療・福祉の仕事に関心を持ってもらいたいとゼミの生徒が話していました。

冊子の製本代に対して助成をいただきいと考えていた生徒たちでしたが、ご担当の方から、冊子のデザインなどの費用にも助成できるなど、当初考えていたよりも幅広く活用できるなどのアドバイスをいただきました。

緊張している様子の生徒たちでしたが、しっかりと受け答えをすることもでき、アイディアも広がった様子でした。

卓球部県総体 結果報告(1日目)

6月5(土)~6(日)第60回岡山県総合体育大会卓球競技が総社きびじアリーナで開催されました。

和気閑谷は、これまで2大会連続でベスト16止まりです。組み合わせが決定した1ヵ月前から第4シードの岡山操山に勝って、ベスト8以上に入ることが目標でした。さて、どうなるか。初日はトーナメントです。

ここで2年生の草加璃玖くん、山下聖夜くんも勝ち星を挙げます。特に山下君は公式戦の団体では初勝利。練習の成果を見せました。そのままトーナメントを勝ち上がり、いよいよ迎えた操山戦。

前半で3年生対決となった万波優斗くんがまずは3-0で勝利。幸先よくリードします。

この大会で常に前半起用され、5勝1敗とエースの実力を見せた万波優斗くん(写真は井原戦)

しかし、ダブルスが2-3で惜敗。チームは1-2でリードを許したところで、万波駿斗くんが県シングル16の相手エースと対戦。

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操山戦では敗れたものの、勝ち星を計算できるダブルス(写真は倉敷戦)
得意の投げ上げサービスで勝ち星をあげる万波駿斗くん(写真は井原戦)

何とか食い下がるものの、1-3で敗戦。この段階でチームの敗退も決定。万波駿斗くんと相手エースを当ててしまった顧問のオーダーミスでした。

これにより、県総体初日はベスト16が確定。悔しさの残る結果ではありますが、明日の順位決定リーグに向けて気持ちを切り替えて頑張ります。

2日目は、男女それぞれ勝ち残った16校ずつが再びきびじアリーナに集まります。毎年2日目は独特の緊張感がありますが、実力を出し切って欲しいと思います。

卓球部顧問 岡

校内インターンシップスタート!

今年から始まった「地域協働探究」は、学校外での学習で単位を認定する、和気閑谷高校独自の科目です。

選択した生徒は、毎週金曜日の午後に地域の事業所での就業体験を行い、火曜日には体験のふりかえり※。さらには、体験を通して発見したことや疑問に思ったことをもとに、自分が社会でどのように活躍したいのか、どのように生きていきたいのかを探究していきます。

今日から始まった校内でのインターンシップ。自分の頭を自分で刈っている野球部A君は植木を丸く剪定するのも上手!

目標は「体験を経験に変える力」をつけること。何かした時に、そこから自分なりの気づきや、他のことにも応用できる学びを得られるようになってほしいと願っています。

これまで2回、町内の美容院やチョコレート屋さん、商工会などで実習を行ってきましたが、岡山県に緊急事態宣言が発令されたため校外での活動ができなくなりました。

そこで、今日からの2回、校内インターンシップを行うことになりました。受け入れ先は図書室、事務室、保健室、英語科、体育科、そして校長先生。

事務室は「事務室コース」「環境整備コース」に分かれての受け入れ

図書室では蔵書整理から始まり、最後は図書室に入れる本の選定を行う予定です。英語科や体育科は準備室の整理など。事務室では、事務仕事や環境整備、次回は電話応対も任務になります。

保健室での仕事は、各教室で使う除菌ティッシュを作って小分けする作業。校内のコロナ感染防止に貢献しています。
校長秘書担当のB君は、先生と一緒に授業を見回り何やらメモを。何を書いていたのでしょうか?

※来年度以降はまる1日、地域の事業所で働きます

校長日記 21.06.01

今日から6月、緊急事態宣言の延長により、JR利用での時差通学と、始業時刻の繰り下げを続けます。

1年前の今日は長期の臨時休業が明けて、授業を再開した日でした。まだまだ状況は好転しません。

「新型コロナウイルスとの闘いは長いマラソンです」との京都大学の山中教授の言を噛みしめます。

充実の6月となるよう、出来ることを一つ一つ大切に着実に頑張っていきましょう。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》