校長日記 21.04.09

昨日に始業式、本日に入学式を行い、いよいよ令和3年度がスタートです。

生徒が集い、学校に活気が戻りました。爽やかな晴天の下、新入生を迎えることができました。保護者や地域の方々と連携・協働して、生徒の成長をしっかり後押ししていきたいと思います。

例年よりも早く、中庭の藤の花が咲き始めました。式辞の時候の表現に桜は使えず、「藤のつぼみが膨らみ、咲く時を待つ…」としていたのをさらに「藤のつぼみがほころび始め…」と直して。

なお、和気町の「藤まつり」が、今年も新型コロナにより中止と決まりとても残念です。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.04.05

新年度の授業準備を行っています。

各年次では「学級(学年)開き」に向けた研修を行いました。コロナ禍での不安も重なる中、入学やクラス替えのある4月当初に、学級開きの時間を設け、体験活動などを通して相互理解を促し、生徒が学級集団に馴染み、安心感を持って生活のスタートが切れるようにしたいと取り組んでいます。

また、タブレット型端末の活用に向けた初回の研修では、Google Apps Scriptによるフォーム作成を行いました。今年度は、全教科で統一して、各授業での振り返りに、Googleフォームを活用した小テスト等によって、生徒の学習定着状況を把握することとしています。

新年度で教職員も変わりました。各々が力を十分発揮できるよう、風通しよく、支え合える関係でありたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.04.01

新たなメンバーを迎え、新年度がスタートしました!

今年度、閑谷学校の歴史と伝統を踏まえ、351年目を歩み始めます。また、本校のもう一つのルーツである「和気高等女学校」が、1922(大正11)年に組合立として、ここ和気の地に創設されてから今年で99年目。来年は100年となります。「本荘の小学校の一隅の二室を借りて教室となす」と当時の短歌にあります。

岡山県が教育県と言われる所以に、江戸時代の閑谷学校の存在、寺子屋や塾の数、明治になってからの女子教育、幼児教育の普及、小学校の就学率などがあげられます。和気高等女学校も、女子教育の必要性が高まった時代に地域住民の熱意により設立されました。

350年記念誌の「聞き書き」に、和気高等女学校最後の卒業生の「私にとって、和気高等女学校はとても大切な学校なので生徒であったことを誇りに思っています」のことばがあります。

それぞれの節目を機に、“和気”をはじめとする地域と“閑谷”の精神をバックボーンとした教育による人づくりに磨きをかけたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》