2年次修学旅行(関東コース)1日目~大学体験プログラム~

10月23日(火)12時半ごろ東京駅に着きました。そのあと、バスに乗ってバスガイドさんに東京を案内してもらいながら、大学体験プログラムの会場へ向かいました。

途中、一番驚いたのは、東京ドームにあるジェットコースター! ビルの中も通る作りになっていて、とっても驚きました。

会場に着いた後は、いよいよプログラムスタート! 最初は緊張していましたが、東京大学の学生さんの面白く興味津々な話に惹きつけられて、ドンドン自分たちの意見を話せるようになりました。

今日のお題は「携帯開発」について。各グループでこんな携帯電話あったらいいなというアイデアを出し合いました。赤ちゃんの気持ちがわかる携帯電話や大きさを自由自在に変えることができる携帯電話など、面白いアイデアがたくさん出てきました。

大学生に質問する時間もあり、とてもいい時間になりました。最後に書いた半年後への自分に書いたメッセージ。読むときには、今の自分が目指す自分に少しでも近づいているといいな。

2年次修学旅行(韓国コース)到着編

無事20名、韓国釜山に到着しました!

荷物を受け取って、ついに入国です。

天気が心配でしたが、なんと晴天。
気温も心配していたように寒くなく、過ごしやすい気候です。
日頃の行いのおかげでしょうか。

これから、姉妹校である昌原龍湖高校へバスで向かいます。

2年次修学旅行(関東コース)1日目

10月23日(火)、参加者全員、元気に岡山駅に集合しました。遅刻者もなく、上々のスタートですね。ただちょっと肌寒ったですね~。東京の気温はどうかな~。ワクワク! 出発式で添乗員さんからご挨拶をいただきました。みんな真剣に聞き入ってました。普段の授業もそうやって聞けたらいいな~。まあ、修学旅行でたくさん学んで帰ってきましょう。それでは4日間、お世話になりまーす。

岡山駅から新幹線で無事に出発しましたよ。テンションかなり高めです。

2年次修学旅行(韓国コース)出発編

まずは昨日10月22日(月)、体育館で修学旅行の出発式を行いました。校長先生から修学旅行へ行く意義などをお聞きし、浮つきそうな心を引き締め、学びに行くんだという決意を新たにしました! あとは忘れ物をしないようにしなきゃですね!

本日10月23日(火)、朝5時40分の集合時間に全員集まりました。15分も早く集合が完了し、予定よりかなり前倒しでバスで関西国際空港へ出発することができました! 昨日の校長先生のお話が功を奏したのか、先を見据えて行動できています。空港でも周囲に気を配りながら、とても静かに行動できていますね。素晴らしいです。出国審査を終え搭乗前にみんなで記念写真をパチリ! みんないい表情です! それでは行ってきまーす。一回り大きくなって帰ってきますね!

川崎医療短期大学 高大連携訪問講座

10月6日(土)に福祉を選択している2年生9人が川崎医療短期大学に訪問させていただきました。

医療保育科と看護科の施設見学をした後に、医療介護福祉科で「高齢者の食事について」講義と調理実習を実施してくださいました。

参加した生徒は生まれた時から、高齢者になるまで様々な看護による支援があること、医療福祉分野には多くの将来の可能性があること、高齢者が食事を健康的においしくに食べるにはどういった支援が必要かなど多くのことを知ることができ、将来の進路選択に生かすことができる有意義な時間となりました。


ブルガリア訪問(その4)

  • 9月27日

プロブディフ民族学博物館にも行きました。この博物館はクユムジエフの家でブルガリアの中で最も綺麗といわれる家です。中には民族衣装や伝統工芸品が飾ってあり、文化財指定を受けてます。また庭も家の雰囲気にあったとても綺麗な庭でした。

プロヴディフには3つの丘があります。その1つ、トラキア時代の要塞の遺構を訪れました。雲ひとつなく空気も澄んでいて、とても気持ちよかったです。

ローマの円形劇場跡を見学しました。高台にあるので眼下にプロヴディフの街並やさらに遠くの山々が望めます。3000人が入る劇場で、夏には野外劇が催されるそうです。

プロブディフ市は岡山市と姉妹都市で、アレキサンダル通りの公園には、なんと桃太郎の銅像が。

  • 9月28~29日

早朝、ソフィア空港を出発。フランクフルト空港で乗り継ぎ、29日早朝に関西国際空港に到着。岡山駅にお昼頃に戻りました。

今回訪問して、自分からコミュニケーションをとることの大切さを学びました。一緒に行った訪問団のみなさんともそうですが、ブルガリアの学校を訪問した際にも、私は自分からコミュニケーションをとるようにしました。また、もっと英語を学ぼうと思いました。2校目に訪問した学校はオールイングリッシュでした。自分の英語力をもっと伸ばしたい、英語がもっとできたらもっと交流が深まるのに、といった場面が多々ありました。

ブルガリアは歴史が深く、街並みと自然があっていてとても美しかったです。そして、通りすがりの方に「こんにちは」などと声をかけてもらえたり、親切にしてくださったり、ブルガリアは日本に親しみを持ってくれていると感じました。

来年はブルガリアの方が岡山に来てくださるので、私たちもしっかりと歓迎したいなと思いました。同じユネスコスクール関係で交流した学校もあるので、和気高としてもブルガリアと交流できたらいいなと思いました。

ブルガリア訪問(その3)

  • 9月26日

午前中は、2校目の訪問校Ivan Vazov Secondary Language Schoolを訪問しました。学校へ入る際、民族衣装を着た生徒さんがパンを持って迎えてくださいました。これは、自分の家で焼いたパンを来客者に振る舞うこの地方の伝統で、お好みで塩や蜂蜜を付けていただきました。次に伝統舞踊を見せてくださり、私たちも一緒に踊りました。

その後、歓迎会では、学校紹介やユネスコスクールとしての活動の発表、歌の披露をしていただきました。プロブディフで有名なバラもいただきました。歓迎会の後、英語で意見交換できました。この学校では英語・ドイツ語・フランス語など自分が学びたい言語を学んでいて、発音もすごく上手で、私も英語を頑張ろうと思いました。

午後はカザンラク市へ移動し、3校目の訪問校National School for Plastic Arts and Designを訪問しました。この学校は美術館学校で、芸術作品がとてもたくさん飾ってありました。この学校を卒業した方の中には日本で建築関係の仕事をしている人もいるそうです。

その後、世界遺産登録されている「トラキア人の墳墓」を見学しました。第二次世界大戦中、防空壕を掘っている最中に偶然発見されたもので、トラキア人の生活や王様が亡くなった時の様子が色鮮やかに残っているため、1979年に世界遺産に登録されたそうです。

プロブディフに戻り、街を散策して自然を楽しみました。プロブディフの自然はとてもおしゃれで、とても静か。山の木々は緑やオレンジ色でとても美しかったです。空も綺麗で落ち着いた雰囲気の街でした。

ブルガリア訪問(その2)

  • 9月25日

ブルガリア初日の朝はホテルのバイキングから。さすがはブルガリア、ヨーグルトがたくさん。日本では見たことないものも。

最初にアレクサンドル・ネフスキー大聖堂を訪問しました。ブルガリア正教会の大聖堂で、世界最大級の大聖堂のため多くの観光客が訪れるそうです。壮大な大聖堂の姿には圧倒されましたし、聖堂内部では、モザイク画、壁画、聖像など、興味深く鑑賞できました。

こちらは聖ソフィア聖堂。

その後,在ブルガリア日本国大使館を表敬訪問しました。今回の訪問について、大使館の皆様がとてもご尽力くださいました。とても優しそうな大使さんで、短い時間でしたがお会いすることができて大変光栄でした。

レストランで昼食。ブルガリアの料理は前菜がとても多く。サラダだけでお腹いっぱいになりそうです。パスタにはチーズがたくさんかかっていて、ヨーロッパらしいなと思いました。

街並みはとても美しかったです。緑がたくさんあってお花もたくさんあり、道路は石畳が多く、どこを撮っても綺麗に映ります。

午後は第138番総合学校ヴァシル・ズラタルスキでブルガリアの高校生と交流しました。小学1年生から高校3年生まで約3,000人が学ぶ、大きな学校です。

この学校には日本語教室があり、日本語の勉強は楽しいそうです。とても日本に親しみを持ってくれていると思いました。教室の中は畳や掛け軸が飾ってあって日本らしくなっています。「翼をください」で迎えてくださったり、ホワイトボードに日本語を書いてくださったりと、とても歓迎してくださいました。日本語で自己紹介や交流をしました。昨年11月のユネスコスクール実践交流会に参加してくれた2人も会いに来てくれました。

この日はプロブディフ市に泊まりました。夕食までの時間、少し散歩しました。ソフィアとはまた違った景観で秋の夕焼けがとても綺麗でした。

ブルガリア訪問(その1)

9月23日(日)~29日(土)、岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワークは、岡山市ESD推進課との連携で、ブルガリアへ生徒10名を派遣しました。これは、岡山市がブルガリアのホストタウンとなったことをうけたもので、昨年はブルガリアのユネスコスクール4校から各1名がネットワーク交流会に参加し、交流しました。

本校からは、大森麻矢さん(1年、三石中出身)が参加しました。大森さんの報告書から訪問の様子をお伝えします。

  • 9月23日

午後6時に岡山駅をバスで出発。初めての人、久しぶりの人、バスの中で楽しく過ごし、緊張もなくなりました。関西国際空港近くのホテルに1泊し、翌朝に備えました。

  • 9月24日

午前10時に関西国際空港を出発。

11時間のフライトのあと、午後9時(現地時間午後2時)すぎにドイツのフランクフルト国際空港に到着。機内食では、ドイツ産のソーセージがとても美味しかったです。

午後7時(現地時間)発のブルガリア・ソフィア行きの便に乗り換え、ソフィア空港到着後、ソフィアラマダホテルに宿泊しました。

創立記念式典

10月3日、本校の創立記念式典が執り行われました。創学350年まで残り2年となり、その数字を意識しながらの式典となりました。冒頭の論語朗誦では、校長自らが講師を務められました。

以下の写真にある論語について考えました。みなさんも目を通して見てください。生徒も大きな声で朗誦できていました。

以下が現代語訳です。

顔淵が仁について尋ねました。孔子先生がおっしゃるには、

「自分に打ち勝って礼に立ち返ろうとすることが仁である。一日自分に打ち勝って礼に立ち返ることをすれば、世の中はその人の人徳に帰伏するであろう。仁を実践することは自分(の振る舞い)によるのであって、どうして他人に頼るものであろうか、いやそうではない。」と。

顔淵は言いました。

「仁を実践するための要点をぜひお尋ねしたいです。」と。

孔子先生がおっしゃるには、

「礼にかなっていなければみてはいけない。礼にかなっていなければ聴いてはならない。礼にかなっていなければ言ってはいけない。礼にかなっていなければ(その)行動をしてはいけない。」と。

顔淵は言いました。

「回(私)は賢くありませんが、ぜひこの言葉を実践していきたいと思います。」と。

西洋心理学者のアドラーも全く同じことを言っていたそうです。言葉には、人生を生き抜く術が隠されていますね。

論語朗誦に続いて、校長の式辞があり、本校の歴史、本校の名前の由来などが伝えられました。旧閑谷学校は庶民が学べる学校として創立され、一人ひとりの個性を大事にしていたようです。

生徒たち一人ひとりは自分の歴史をどう作っていくのか。先日、ノーベル医学生理学賞を受賞された本庶佑先生を例にとって、好奇心を持って自分の歴史をつくってほしいと投げかけていました。