本校生徒による冠句の紹介

冠句の面白さ、味わいに挑戦しよう!

こんにちは!一年生の吉本開、市原楓貴、新田彩乃、永塚舞花です。

私たちは閑谷學で冠句復活を目標に活動しています。

今回は冠句の面白さ味わいを紹介したいと思います。

まず皆さんは冠句を知っていますか?

 

 

冠句とは17文字の文学です。

「冠題(5文字)+付け句12文字(7文字と5文字)=17文字」

例)光る海 ←冠題で一行

(間) ←この間(ま)が無いと冠句にならない

あの日の父の肩車 ←付句で一行

 

 

「冠句のきまり」

①俳句や川柳と同じように「5,7,5」の17文字でつくる。

②俳句のように季語は特に必要としない。

③冠題として頭の5文字が出され、この5文字に中7、下5文字を付けて完成させる。

④切れ字(や、かな、けり)は使わない。

 

 

「冠句の面白味、醍醐味」

冠題と付句がどういうところで連なっているか、同じ5文字から詠み人それぞれの世界が展開します。

<それが冠句の面白さであります>

和気町では正月に新春冠句大会が毎年開催され多くの人が参加しています。今年の冠題には災害や元号に触れたものから寝正月などが題として出されています。私たちも参加させていただきました。

 

冠句は俳句に比べて書きやすくて沢山の冠句をつくることができました。

 

 

岡山県下で唯一の普及団体の一員である坪井さんのお話では「冠句人口は年々減っているので復活させたい」とおっしゃっていました。

皆さんも是非冠句をつくってみてください。