12月18日(金)、本校ではじめての試みである、3年生の卒業研究発表会が行われました。
3年生の閑谷學は卒業後につながる学習として自身の志望分野に関して「●●博士になる」ことが目標です。1学期の間は進路実現に向けて分野別の講師へのインタビューや、志望分野についての調べ学習、志望理由書をまとめるなどの進路学習を行いました。そして2学期から、3年間の進路学習の集大成として、分野で探究したことを活かし、他分野と協力して理想のまちづくりを行うというテーマで以下の4つのグループに分かれて活動を行ってきました。
- デパート
- 名物のあるデパート~和気町物産展~特産品を企画する
- 志望分野:製菓・調理、技能・労務、デザイン、事務、営業・販売
- 学校
- 子どもたちにとってより良い学校を提案する
- 同:保育、教育心理、動物、文学、英語
- 病院
- 地域に愛される病院のあり方を考える
- 同:看護、リハビリ(理学・スポーツ)、福祉、技術(IT)
- 役場
- 他の3テーマを融合させ、町づくりを牽引する
- 同:経済、公務員、就職(運送、技術)
発表会は「和気町の魅力発見ツアー」と題して、移住を検討する家族がデパートでの物産展や学校説明会を聞いて回るという、芝居仕立てで進行しました。
デパートでは物産展が開催されています。
学校グループの発表は理想の教育システムを供えた学校の、説明会という仕立て。
病院グループの発表は、病院のパンフレットを用意
役場チームの提案は防災や交通システムなどさまざまなテーマがありました。
1限から4限までと長い発表会でしたが、飽きさせない構成と、3年生の充実した発表内容で後輩たちの聞く態度も最後まで真剣でした。
3年生のみなさん、後輩にすてきなプレゼントを残してくれてありがとう!