旧閑谷学校釈菜-教職員が祭官を、生徒がボランティアを務めました

10月24日(土)に行われた旧閑谷学校の釈菜。和気閑谷高校の教職員が祭官を務めています。

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明治以前に起源があり、現在でも孔子を祀る儀式を行っている施設は、旧閑谷学校の他には、足利学校聖廟、湯島聖堂、多久聖廟、久米至聖廟などに限られています。その中でも、旧閑谷学校の釈菜は、流れを受け継ぐ高校の教職員が祭官を務める全国的にも珍しいものです。また「簡素にして厳粛な」儀式としても知られています。

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今年も生徒会の代表が参列し、教職員、生徒ともに歴史と伝統を受け継ぐ場となりました。

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また、茶道部、生徒会、閑谷学校ガイドのメンバーが、受付、案内、接待、会場片付け、分胙(ぶんそ)の儀の準備等にあたりました。

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しっかりと役目を果たしている姿に、参列の方々から、
「高校生が笑顔とまごころで接してくれて、気持ちよく参加することができました。」
「伝統をしっかり受け継いでおられて立派ですね。」
と多くの励ましの言葉をいただきました。