「商品開発」企業訪問

 11月18日、キャリア探求科2年「商品開発」選択者のうち福祉系の学習をしている生徒3名が、赤磐市黒本の山陽総業株式会社へ訪問させていただきました。

 「商品開発」の授業では、現在、「岡山モノづくり★学生アイデア•デザインコンテスト2020」の応募に向けて、企業から出されたテーマ(課題)に沿った、新製品・新商品のアイデアやデザインを考えています。

 山陽総業株式会社から出されたテーマは、「介護シーンにあれば便利だと思う木製の家具や機器(グッズ)」で、福祉系の生徒にとって授業での学びを生かす機会になるため、このテーマで応募することに決めました。

 三宅社長から家具や防音ドアなどの製品やさまざまな種類の木材の特徴について説明を伺い、製造工場も見学させていただきました。また、介護製品のニーズについてもお話を伺いました。初めて現場を見させていただいた私たちにわかりやすく丁寧にご説明いただいて、これから考える新製品のアイデアが膨らみました。

【生徒の感想】

 工場見学をさせていただいて、家具は一枚の木の板を組み合わせて作るのではなくて、いろいろな木を重ねて素材を活かして製造していることがわかりました。介護施設で使う家具などは角を丸くして安全にするなど工夫がされていました。

 想像以上に細かい作業ができることを知り、多方面のものを作ることができると思いました。介護シーンの様々な場面を考えてアイデアをつくるということで、考えるのが楽しみになりました。

 特注の家具を作っていたり、小さいものから大きいものまで作れる所がとても強みであることが分かりました。社長さんがわかりやすく、一つずつ作業を教えてくださったので、自分がアイデアを作るときの考えができてきました。今日は見学をして初めて知ったことが多かったので、訪問させていただいてよかったです。