1年生国際理解LHR

 11月14日(金)、1年生のLHRは「テレビなどの電波も届かない無人島に5年間4人で暮らす」という設定で、人間が生きていくために本当に必要なものは何かを考えました。必要不可欠なもの(Needs)とあればいいもの(Wants)を地球規模で考え、自分以外の人々に共感が持てるようにするというものです。

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 まず、一人ひとりが無人島に持って行くもの10個を考えました。次に、グループになり意見をまとめて、Needs と Wants を9個選び、ワークシートに書き込みました。選ぶための話し合いもESDの考え方に基づいています。最後に各グループの代表がワークシートを黒板に貼り、Needs と Wants を選んだ理由を含めて発表しました。

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 食べ物や飲み水、医療等は私たちが生きていくうえで必要な人類共通のもの。そして、貧困とはお金や物が無い状態だけではなく、これらが不足している状態、つまり人間らしい生活の欠乏、人間の権利が満たされないことを理解しました。
 自分のグループと似たものがあったり思いつきもしないものがあったりと、他のグループの考え方を共有することで、自分とは違う価値観にも気づくことができました。