ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム 第3回準備セミナー

 8月17日(土)、18日(日)に、大阪府立大学I-siteなんばで、ユネスコスクール
世界大会高校生フォーラム第3回準備セミナーが行われました。本校からは8名の
生徒が参加しました。

◎1日目

 朝早く出発して大阪に到着すると、大阪の高校生の熱烈な歓迎を受けて会場に入
りました。大阪府立大学手話サークル“亜飛夢”の手話歌によるコンセプトメッセージ
があり、セミナーが開会しました。

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 最初に、第1・2回の学びの様子をフラッシュムービーで振り返り、「スキルとハー
ト、気づく力」の大切さを確認しました。11月のアジア・太平洋フォーラムに参加する
7か国の紹介に続き、来年の世界大会に参加する国内7チームの担当先生お一人
ずつから学校紹介があり、本番間近を実感しました。

 午後は、元ユネスコアジア教育局次長の千葉杲弘先生から,『ASPnetの魅力の
広がりと深まり、そして未来に向けて』と題してご講演をいただきました。ユネスコで
の31年間の勤務経験を踏まえ、“ドリームじいちゃん” から「ユネスコで働きたいと
いう夢が今につながり、高校生の皆さんとも新しい接点ができました。」「国際社会
には予知できない問題や正解のない問題がたくさんあり、これからのグローバル社
会では、関係するすべての国や人を巻き込んで協力して答を探る “参加型” の学
習と解決が大切です。」と、心温まるメッセージをいただきました。

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◎2日目

 まず、高校生ESD劇団が、これまでに内外で経験した場面を題材にした劇を演じ
ました。感謝、おもてなし、サポートの連鎖、最善を尽くす、等、世界フォーラムを成
功させるために大切なことを学びました。

 次に、フォーラムで行う「共創的ディスカッション」を実際に練習しました。5~6名
の班に分かれ「持続可能性を促進あるいは阻害するもの」をテーマに話し合いまし
た。異なる文化や価値があることを前提にしながら、共通の知や態度を創り上げ、
未来への普遍的な目標をめざすものです。生徒たちは議論の難しさを感じながら
も、少しずつ深めていきました。

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 午後は、係に分かれて、11月のアジア・太平洋フォーラムの準備・話し合いを行
いました。係内で工夫し、他の係と連携を取りながら、本番に向けて準備を進めま
した。

 2日間のセミナーで、未来を創る意見を交換することで、一人ひとりがステップアッ
プできたと思います。次回10月6日のセミナーは、リハーサルです。しっかり準備に
励んで欲しいと思います。