2大会連続 県ベスト8! 女子バレーボール部

バレー部女子が春季大会に続き、2大会連続で県ベスト8を達成しました!

今大会では、春季大会でベスト8に入ったため、組み合わせではスーパーシードとなり、大会3日目の4回戦からの出場でした。

4回戦 和気閑谷2-0総社南
     (25-16 25-23)
 相手の総社南は、1回戦から接戦を勝ち上がってきており、レシーブで粘って両エースがしっかり打ってくるチームで実力はほとんど互角と思われた。
 石原、森木のレシーブから頓宮や草野が思い切り良くスパイクを決め、何とか和気閑谷のペースで試合を進めようとするものの、和気にとっては初戦であったことや、大歓声の響く会場独特の雰囲気にのまれたのか、本来の和気高らしい つなぎのバレー がなかなかできずサーブミスやレシーブの乱れが何本も出 てしまった。それでもかろうじて相手のミスがたくさん出たおかげで、常にリードして試合には何とか勝つことができた。
 サーブミスは2セット合計12本もあり、“本番の難しさと怖さ”を痛感した。

準々決勝    和気閑谷 1-2 清心女子
                   (26-24,9-25,16-25)

    相手の清心女子は、今までになく“大型で完成度の高いコンビバレーをするチーム”で選抜大会でベスト4に入っており、今大会でも倉敷商業や岡山城東などを力でねじ伏せて勝ち上がり、残念ながら本校と実力の差は歴然としており、きっと周囲も本人たちも“簡単に勝てる”と思っていたことだろう。
  しかし、和気閑谷としては、その前に不本意な内容の試合をしたことや、3年生最後の試合に望む覚悟もあり、上手く開き直ることができたようで“負けてもともと。今度こそ やってやる!”と気合い十分で臨むことができた。
 そして、試合開始から石原、高山の強気のサーブで相手を崩し、森木、瀧井のレシーブから頓宮、草野らが切れのあるセミクイックを決め、がっぷり互角のゲームを展開した。さらには、ラリーの応酬から粘りに粘って身長の低い山本が渾身のスパイクを決めたり、レシーブもファインプレーやミラクルポイントまで飛び出し、ついに中盤から和気がリードする展開となった。予想外の流れに動揺する清心も必死に追い上げるが、最後は24-24のジュースから頓宮がスパイクを決め、1セットを奪うことができた。
 残念ながら、2セットめはワンサイドで簡単に負け、3セットめももう一度立て直して元気いっぱいのプレーで良く善戦したものの、一歩及ばずフルセットの末敗れてしまったが、自分たちの力を出し切って“負けて悔いなしのベストゲーム”そして、最後のゲームにふさわしい“和気高らしい つなぎのバレー”をここ一番でやってみせることができた。