道徳ワークショップ(3年次)4/19

元JICA職員の守都未来さん、一般社団法人まなびとの江森真矢子さん、中村哲也さんの3名を講師に招いて、貿易ゲームというワークショップに取り組みました。そのワークショップを通して、「みんなが幸せになるには何をすべきか」という課題について考えました。ゲーム内容は、各班に紙や道具が配られ、円や長方形など決まった形を作り、それを売って利益を得るというものです。各班の紙の枚数や道具などには差があり、各班でいろいろ考えないと利益を得ることができないようになっています。どの班も最初は、自分たちのチームの利益を考え、どうすれば利益が増えるかということばかり考えゲームに取り組んでしました。ゲーム終了後、一番多く利益を上げた班は数十万円の利益を上げていました。一番少ない利益となった班は借金が生じたところもありました。その結果や道具・人の動きが、現在の世界情勢そのものを表しているのだということを教えていただき、「本当の意味での幸せとは何か」を考えさせられる時間となりました。