VRACKS初の生徒が企画した講座

 1月22日(金)のVRACKSは、1年生の2人が講座の企画から当日の運営まで行ってくれました。生徒が企画・運営した講座は、VRACKSでも初めてです!

 生徒が「VRACKSで『トロッコ問題』をやってほしい」と言ったことから始まったこの企画。「だったら、1回の講座を全部作ってみたら?」という担当講師の提案から1年次生2人で講座を作ることに。

 当日は、最初に「トロッコ問題」についてみんなで話し合った後に、2人のオリジナルTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)を行いました。

 講座の最後に、1年生2人から「正義と悪とは?」、「正しいことと悪いこととは?」という問いかけがありました。

 単にゲームを楽しむだけではなく、哲学的な問いを投げかけ、学びを深める仕掛けを用意していました。

 「絶対に正しい答え」が存在しない時、どのように考えて選択するか。毎回のVRACKSを貫くメインテーマとも言える課題で、今日もみんな頭を悩ませました。

 生徒自身がVRACKSの趣旨を理解していて、自主的・自律的に取り組めることが実感できた講座でした。

 1年生の2人、準備、当日とお疲れさまでした。

 楽しく深い学びの場を作ってくれてどうもありがとう!

※「トロッコ問題」とは、「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という形で功利主義と義務論の対立を扱った倫理学上の問題・課題。