創学350年記念式典を挙行しました。併せて記念座談会も開催しました。

 今年は、本校の源流である閑谷学校が創建された寛文10 (1670)年から350年の節目となります。令和2年10月16日(金)、快晴のもとで創学350年記念式典が挙行されました。

 式典に先立ち、有志生徒が制作した学校の歴史を振り返る約15分のオープニングムービーが上映されました。

 午前10 時から本校体育館で始まった記念式典は、来賓は73名、生徒は56名(各クラスから4名ずつ)が列席し、厳粛な雰囲気の中、滞りなく行われました。

 式典では、藤岡隆幸校長が「改めて建学の精神に立ち返り、歴史と伝統を礎に本県教育界のフロントランナーとして教育実践に努めていく」と式辞を述べました。鍵本芳明岡山県教育委員会教育長をはじめ、伊原木隆太県知事(菊池善信副知事代読)、波多洋治県議会議長、草加信義和気町長から来賓を代表してご祝辞をいただきました。また、内閣総理大臣である菅義偉自由民主党総裁からのお祝いのメッセージも披露されました。内山登同窓会長、國塩尚志PTA会長のあいさつの後、生徒代表の佐藤亜友菜生徒会長が「学校を支えてくれた全ての人々に感謝の気持ちを持って学校生活を送りたい」と決意を述べました。最後は、岡山県閑谷中学校、岡山県和気高等女学校、岡山県立和気閑谷高等学校3校の校歌斉唱で締めくくりました。

 コロナウイルス感染対策のため、式典への出席人数を制限したため、会場に列席できなかった生徒は、教室で式典のオンライン中継を見ながら、リモートで参加しました。

 また、記念式典終了後の13時から、本校会議室で記念座談会を開催しました。座談会には20代から50代までの各年代の卒業生と在校生代表の合わせて6名が出席しました。

 「これからの和気閑谷高校〜350年の歴史を踏まえ、地域に根ざした学校として〜」をテーマにして、放送作家の石田章洋さん(昭和57年卒業)のテンポの良い進行のもと、本校の歩みを振り返るとともに今後の展望について建設的な意見が多く出ました。この座談会の様子は、特集記事として、明日(10 月31日)の山陽新聞朝刊に掲載されますので、こちらもぜひご覧ください。

 なお、記念式典の様子は、近日中にYouTubeの和気閑谷高校チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCu-g19sjsw9_PLBfkgRdK6Q/videos?view_as=subscriber)で配信する予定です。