韓国修学旅行4

沃川高校には8時半に到着しました。バスを降りるとたくさんの教員のみなさんや生徒さんが待っていてくださり、手厚くもてなしていただきました。誘導に従って体育館に入ると、沃川高校の2年生200人ほどの生徒さんが迎えてくれました。歓迎セレモニーは沃川高校の生徒さんが司会を行なってくださり、すべて流暢な日本語で進行されました。すごかったです。初めに沃川高校の校長挨拶と本校の教員挨拶によりスタートしました。その後、互いの学校紹介等が行われました。

沃川高校ではドイツ語、中国語、日本語など英語以外の語学が学べるようです。また、野良猫ケアと言って野良猫を見つけた時の対処法まで用意されているようです。びっくりしました。

本校の代表挨拶は小原さんでしたが、大喝采を浴びました。すべて韓国語で行いました。その内容の日本語訳を載せたいと思います。

『今日は、沃川高等学校に私たちを迎え入れてくださり、ありがとうございます。
今、韓国と日本は政治的に対立しています。しかし、私はとても韓国が好きです。韓国の音楽、食べ物、文化を学びたいと思っています。私だけでなく、日本には韓国が好きな人が大勢います。そして韓国にも日本のことが好きな人がいると信じています。私は韓国の人たちと仲良くなりたいです。仲を深めるには、私達若い世代が、互いの文化などを理解できる交流が大事だと思うし、大切にしたいと思います。私は、今回の交流を通して韓国の文化はもちろん、沃川高等学校の特徴や高校生が関心をもっていることなども知りたいです。私たちが交流することは、日本と韓国の関係では小さなことかもしれません。しかし、この小さな交流を重ねていけば、お互いの文化を、理解し、尊重し合える関係になれると信じています。』

本校の学校紹介を大森麻矢さんに行ってもらい、沃川高校のダンス披露となりました。

この女生徒のダンスはプロ級の腕前だなと思わされましたが、やはり芸能界デビューが近いようです。ダンス動画は今度のオープンスクールでお見せしたいと思います。

こちらの男子生徒たちのダンスも素晴らしかったです。登美ヶ丘高校のバブリーダンスがパロディー化され、韓国でも流行っているそうです。

歓迎セレモニーの後は韓国の伝統的な遊びで交流を深めました。多くの種類がありましたが、バドミントン対決やバレーボール対決など生徒同士の会話の中からお互いの趣味嗜好が合えばそういった形でいつのまにか変わっていきました。

見えますかねー?こういうのも嬉しいですよねー。

最後は8クラスで授業体験もさせていただきました。準備が本当に大変だったろうなと思う一方で、感謝で胸がいっぱいになりました。日韓関係ってどこが悪化しているんだろうと疑念を抱きましたが、これはこれで現実なんだと思いました。この関係を維持することが将来の二国間の関係を良好に保っていくために一番大事なことなんだろうなと思いました。沃川高校のみなさん本当にありがとうございました。また来年、本校に来られるのを楽しみにしています。