ユネスコスクール実践交流会に参加

11月11日(土)、岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワーク実践交流会が行われました。

2014年11月に岡山市で開催されたユネスコスクール世界大会高校生フォーラムでは県内9校が共同で運営にあたりました。これをきっかけに9校はネットワークを結成し交流を進めることにしました。今年はおかやま山陽高校が加わり10校となり、さらに今回はブルガリアの高校生4名と先生1名を迎え「未来をつなぐ高校生ESD」をテーマに交流を行いました。本校からは英語研究部11名が参加しました。

午前中は
・大切にしたいコトバと態度の学習
・「高校生カンボジアスタディツアー」参加報告
・10校がブルガリアについて調べたことの発表
・10校およびブルガリアの高校生が取り組んでいるESD活動の発表
を行い、学習を深めました。

ブルガリアについて本校は「ブルガリアの地理」を担当し、発表しました。

ブルガリアの地理について英語でまとめました

本校の活動紹介では、ボランティア活動、論語、探究学習、国際理解学習についてポイントを押さえて発表しました。特に、国際理解学習では、こくさいフォーラムやEnglish Campの経験をもとに、「外国の方と関わることで自分の視野が広がる」「いろいろ国の文化を知ることでその国に対する考えが変わる」「英語に対する意識が高まり勉強意欲も上がっている」など、自分たちの成長を振り返るとともに、「これからも国際理解学習に楽しく励んでいきたい」と締めくくりました。この発表では、ブルガリア高校生に対して生徒2名が英語で通訳をしました。

他校やブルガリア生徒の発表を、疑問点や参考になる点について付箋にメモしながら参加者全員が集中して聴いていました。

午後は午前中の発表への質問や意見をもとに、10校の生徒が混じり合ってワールドカフェ形式のグループワークを行いました。付箋を使って、良い点、提案、疑問点、…、様々な意見を交換しました。発言はとぎれることなく、交流を深めていきました。

そして、ワークでの気づきや自分たちのこれからの活動を進める上で学んだことを学校グループに戻ってまとめ、順番に発表しました。

ブルガリア高校生が一人ずつ参加しての感想を述べてくれました

この経験を持ち帰り、学校全体で取り組んでいけるよう期待しています。