【閑谷學】2年生 NPO育て上げネットによる金銭基礎教育

2年生の閑谷學では、就職希望者は「しごと分野」に所属し、夏のインターンシップから始まって仕事や働くことについての考えを深める学習をしています。

12月2日(金)は東京からNPO法人育て上げネットの方々に来校いただき、新生銀行とともに開発した金銭基礎教育「Money Connection」を実施していただきました。img_8730

これは、一人暮らしをしていくとしたらどれぐらいのお金が必要なのかをゲーム形式で考えていくというもの。働き方や月収がランダムに配られたカードで決まり、生きるために必要なお金をどのように稼ぐか、働き方や月収により生活スタイルはどのように変わるのかをシミュレーションします。

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暮していくために必要な費用として、食費や娯楽、通信費用などは容易に想像できても、健康保険や税金、年金については自分が支払っていくものという実感がなかなか持てない高校生。家賃についてもどれぐらい支払うのかを考えたことはなかったかもしれません。

生徒の感想を見ると「生活コストの相場を初めて知った」「思った以上に生活にはお金がかかる」「高校時代にがんばりたいことは、将来についてしっかり考えることのできる、余裕のある人になりたい」「若い間にしっかりといろんなことにトライしていきたいと思う。今日の授業では先を考えることの大切さを知ることができた」といった声が挙がっていました。