和気高de理科チャレンジ

8月20日(土)に、和気町内の小中学生と保護者を対象にした、理科実験&観察講座「和気高de理科チャレンジ」を初めて開催しました。

参加したのは小学生54人、中学生17人。保護者の方をあわせると100人をこえる大盛況。しかも、ほとんどの方がこのような実験・観察講座に初めて参加されたそうで、夏休み終盤の土曜日を楽しく過ごしてもらえたと思います。

当日は、以下の4つのグループに分かれて、本校の理科教員と生徒の指導のもと、楽しく実験・観察に挑戦しました。

★チリメンモンスターをさがそう

チリメンの中にいる「モンスター」を虫めがねで探します。タイの仲間、カニ、タコ、・・・。タツノオトシゴが一番人気ですが、見つけるのは難しかったようです。

チリメンの中にいる「モンスター」を虫めがねとピンセットで探します。タイやふぐなどの魚の仲間、カニ、タコ、・・・。タツノオトシゴが一番人気ですが、見つけるのは難しかったようです。

黒の台紙に貼って、色鉛筆で装飾して完成です。

黒の台紙に貼って、色鉛筆で思い思いに装飾すると完成です。

◆プラ板キーホルダーをつくろう

オーブントースターで加熱すると、一瞬にプラスチック板が縮んでキーホルダーに。

オーブントースターで加熱すると、一瞬にプラスチック板が縮んでキーホルダーに。

高校生スタッフの指導で楽しく実験が進みました。

高校生スタッフの指導で楽しく実験が進みました。

小学3年生の女子は「加熱するとすぐに小さくなって面白かった。上手にできたので筆箱に付けたいです」と感想を言っていました。

◎ハンドパワー浮沈子をつくろう

中の魚の浮き沈みのバランスがポイント。色マジックで思い思いの絵を描いて、オリジナル水族館の完成です。

中の魚の浮き沈みのバランスがポイント。色マジックで思い思いの絵を描いて、オリジナル水族館の完成です。

中学生のグループは浮沈子の原理についてしっかりと学ぶ場面もありました。

中学生のグループでは、パスカルの原理、アルキメデスの原理についてしっかりと学ぶ場面もありました。

※きらきらミラーをつくろう

ゴーグルと手袋を装着して科学者誕生! 銀鏡反応によりガラス板に鏡をつくりました。

ゴーグルと手袋を装着して未来の科学者誕生! 銀鏡反応によりガラス板に鏡をつくりました。

ここでも高校生スタッフが小学生のすぐそばについて補助してくれ、安全に実験を進めることができました。

ここでも高校生スタッフが活躍。小学生のすぐそばについて補助してくれ、安全に実験を進めることができました。

どの教室も参加した小中学生の笑顔と歓声にあふれていました。補助として参加した高校生は、
「小中学生とふれあう機会は普段なかなかないので、今回の実験を通して仲良くできて良かった。」
「自分はあまり理科は得意ではないけれど、困っている小学生に少しヒントをあげると上手くできるようになり、役に立てたと思う。」
と感想を述べていました。

半日でしたが、和気閑谷高校を一層身近に感じてくれたことと思います。ご参加ありがとうございました。