修学旅行2日目は大学・専門学校・企業訪問

修学旅行2日目の昨日、午前中は10チームに分かれての大学・専門学校・企業訪問に行きました。午後は各訪問先から自主研修の班ごとに合流して自分たちの興味のある都内各地に向かい、夕食までに舞浜のホテルへ。夕食後は午前中の訪問先での体験を振り返り、発表するという長い一日でした。

青山学院大学にて

青山学院大学では、クラシックなキャンパスで学生さんにガイドをしていただきました。5月の閑谷研修で岡山県内の大学に行ったメンバーも多く、比較の視点を持って大学を見学することができました。

午前中の訪問先は、進路希望別に大学は青山学院大学、実践女子大学、東京大学、早稲田大学。専門学校はハリウッドビューティー専門学校、ホスピタリティツーリズム専門学校、武蔵野調理師専門学校。企業その他では、集英社、TBS緑山スタジオ、二松学舎大学+JICA地球ひろば。

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集英社では、週刊少年ジャンプの編集部にお邪魔し、漫画家さんとの打ち合わせスペースや生原稿を見せていただきました

訪問した大学では、在学生の方々がガイドをしてくださり、研究室を見せていただいたり学びの内容やキャンパスライフについてインタビューをしたり、一緒にご飯を食べたりと充実の時間を過ごしました。

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東京大学では本校教員の元教え子や、友人の伝手などで3人の学生さんが対応してくれました。工学部では、看護を学ぶ医学部生と一緒にバリアフリー建築について研究している研究室を訪問。東大を目指したきっかけや、高校時代についてのお話も伺いました。

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実践女子大学に訪問したのは、引率教員も生徒もメンバー全て女子。素敵な先輩が熱心に案内をしてくださり、おしゃれなカフェテリアでみんなでご飯を食べ、憧れの気持ちがふくらみました。

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早稲田大学では、大隈講堂の時計台にも案内していただきました。学部の多さ、キャンパスの広さに驚き、早稲田愛溢れる学生さんたちからも早稲田らしさを感じた生徒たち。演劇部の学生さんはなんと大きな声で応援歌を歌ってくれたとか。

二松学舎大学で生徒たちの心に刻まれたのは「学修」というキーワードでした。大学は習うところではなく、学を修めるところ。高校でも、少しずつ習うだけでなく自ら学ぶ自分にシフトチェンジしていけるといいですね

二松学舎大学で生徒たちの心に刻まれたのは「学修」というキーワードでした。大学は習うところではなく、学を修めるところ。高校でも、少しずつ習うだけでなく自ら学ぶ自分にシフトチェンジしていけるといいですね。

専門学校への訪問では、授業を見せていただき、充実した施設での実習や授業のプチ体験が用意されていました。

武蔵野調理師専門学校では、フランス料理はフランス語で、中華料理は中国語で授業がされていることや、学生さんたちの手さばきにみんなびっくり!夜のふりかえりでは「料理に興味はあっても作れない、そんな人でもはじめは包丁の持ち方など基本的なことから学べると聞きました。やる気があれば誰でも伸びしろがあるんだな、と思いました」と発表していました。

ホスピタリティツーリズム専門学校、エアライン科には飛行機内実習施設も。ウエディング科では式場実習施設で花嫁入場の扉を開ける体験もさせていただきました。

ホスピタリティツーリズム専門学校、エアライン科には飛行機内実習施設も。ウエディング科では式場実習施設で花嫁入場の扉を開ける体験もさせていただきました。夜のふりかえりでは「夢に向かって一生懸命努力している姿を見せていただき、目標を叶えるために努力することの凄さを改めて実感した」と感想を述べていました。

ハリウッドビューティ大学院大学、野嶋 朗教授による授業。美容師やヘアメイクだけでない仕事の広がりや、福祉分野での美容師の活躍というトレンドなど、広く深く理美容業界のお話をしてくださいました。 ふりかえりでは「ビューティの仕事は、その人らしさを生かして人をきれいにすることで、人を幸せにする仕事」と発表。美容師になりたい生徒には考えを深め、そうでない生徒には仕事に対する視野を広げる機会になりました。

夜のふりかえりの時間には、訪問先での体験を言語化してしっかり定着させることと、体験をシェアして今日一日を10倍の価値あるものにすることを目的にグループワーク&発表を行いました。

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他のチームの発表からも学ぶことがたくさん

最後に、生徒のワークシートから一部を紹介します。訪問先を一言で伝えるキャッチフレーズ、インタビューした内容、仕事や学びの内容がどのように社会の役に立っているのか、求める人材像などをまとめました。

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今回の訪問を快く受け入れ、時間を割き、心配りくださった訪問先の皆さまには心からお礼を申し上げます。