2年次閑谷學「先生の探究を知ろう!」

9月25日(金)6限の2年次閑谷學では、これからおこなっていく個人探究のテーマを設定する参考になるよう、「先生の探究を知ろう!」と題して、2年次担当の先生方がこれまで取り組んできた自身の探究活動(大学での専攻など)について発表しました。

福田裕也先生はルベーグ積分(数学)について、岸田先生はビルマ語、銭花先生は心理学、佐倉先生は金文体(昔の古い書体)、私(松穂)はいじめ問題について話をしました。

生徒たちは、自分たちくらいの年齢だった頃に先生方がどんなことに悩み、どんなことに疑問を持ち、興味をいだいていたのか、そして、どんなことから探究を始め、どんな困難があったのか、探究の先に何を見つけたのか、など、普段はあまり聞けない話をする先生の姿を、食い入るような目で見つめていました。

授業を終えて、生徒たちからいろんなコメントが寄せられました。
「先生たち、すごい!」
「一つの疑問、一つのテーマから、大きなものにしていき、今に繋がっていて、すごいなと思った」
「興味があることを考え、調べたりすることで、夢を持つことに繋がると知って深いと思ったし、かっこいいなと思った」
「自分が興味を持ったことをすすんでやりたい」
「自分も大きい夢を持ちたい」
「俺も先生のように強い信念を持ちたい」

みんなは、身近な大人たちから話を聞くことで
個人探究のテーマを見つけるためのヒントや、
個人探究をおこなっていく上でのヒント、
そしてそれに突き進む勇気を
得ることができた回になったのではないかと思います。

この閑谷学で、自分の「気になる」ととことん向き合って、突き進んでいきましょう。

支援職員(地域おこし協力隊)松穂亜花音