4月10日(火)、平成30年度入学式が挙行され、普通科75名、キャリア探求科37名、計112名が校長から入学を許可されました。
校長先生の式辞では、3年後の成りたい自分の姿へ向けての期待をこめて、閑谷学校の学びの精神「信・勤・倹」からつながる現在の校訓「誠実・勤勉、自主・自律、敬愛・協調」の意味について語られました。その一部を紹介します。
その学びの精神を表した言葉の一つに「信・勤・倹」があります。
「信」は、信頼の信、自信の信です。人偏に言うと書きます。言ったことは必ずやり遂げるという意味です。信頼は、他人に対して言ったことを必ずやり遂げることから生まれます。自信は、自分に対して言ったことを必ずやり遂げることから生まれます。
「勤」は、勤勉の勤です。真心をこめて一心に励むということです。
「倹」は、倹約の倹。お金や時間を倹約して質素につつましく生活をし、学びに集中することです。
ステージに向かって右手の壁面には現在の校訓が掲げられていますが、信・勤・倹の精神を現代に承け継ぐ言葉になっています。
来賓の祝辞に続き、新入生宣誓では「和気高生としての誇りと自覚を忘れず、歴史と伝統に恥じることなく、意義のある高校生活を送れるよう精進していきます」と宣誓されました。
この日は担任団の紹介、はじめてのHR、上級生との対面式と続きました。
すべてが新しく、慣れないことも多いかもしれませんが、和気閑谷高校での3年間のよいスタートが切れますように。
新入生そして保護者のみなさま、あらためて入学おめでとうございます。閑谷学校の歴史と伝統を受け継ぎ創学348年目。みなさんとともに新しい歴史を創っていきましょう。