校長日記 21.08.24

和気閑谷高校では、昨日23日に始業式を行い、2学期がスタートしました。

新型コロナ感染防止のため、生徒が体育館に一堂に集まることはできず、挨拶も「一年前と同じオンラインでの実施となりました。」からです。

さらに本日、県では感染状況悪化に伴い、明日25日から県立学校の対応レベルを一段引き上げるとの決定がありました。対応レベルの上げ下げが続きます。

この2学期は楷楓祭や修学旅行など大きな行事が多く、3年生は進路に関わる大切な時期です。昨年度よりも厳しい感染状況ですが、感染リスクを下げ、生徒の安全を確保しつつ、授業や学校行事などの工夫実施で、達成感や充実感、実りにつながる学校生活としていきたいものです。

以前に引用した「新型コロナウイルスとの闘いは長いマラソン」。今は何キロ地点でしょうか?

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

企業訪問(エムズ・アウェイク)2

夏休みが終わり、学校祭が近づいて来ました。今年の文化祭では、キャリア探求科2年次「商品開発」の授業で商品化したオリジナルキャラクターのキーホルダーをガチャガチャで販売します。

協力していただいている和気町のエムズ・アウェイクを訪問し、作業工程の見学や、デザイン・大きさ等の詳細確認をしました。

私たちが考案した和気町をPRするオリジナルキャラクターは3種類あり、各キャラクターそれぞれに4パターンのデザインがあります。たくさんのデザインが形になって、とてもワクワクしています!

残念ながら、今年の文化祭は、外部の方は来ていただけないのですが、文化祭後も校内外での販売を予定していますので、ぜひご覧いただきお買い上げください!!

校長日記 21.08.20

午後、久しぶりに晴れ間がのぞきました。本校の楷の木は、今年は緑の葉がよくついています。

本日の本校のオープンスクールは、まさに本日から本県で「まん延防止等重点措置」が適用となったことから、急遽延期させていただきました。入学生への調査からは、オープンスクールを、高校へ行き、直接に生徒や先生、学校の様子に触れることができる大切な機会ととらえています。改めて準備、開催させていただきます。

また、2学期初め、9月第一週の楷楓祭(文化祭、体育祭)の実施にも変更が生じます。3年生からは「コロナにことごとく邪魔される」との恨み節が聞こえます。2年生で修学旅行中止もあった学年、気持ちは大いに理解できます。

一方で感染防止にはまさに人流抑制や防止策の徹底ですから、そのことを前提に、生徒会を中心に自分たちの実現したいことを考えてもらいたいと思います。今こそ、課題解決力の発揮です。

放課後には、3年生はそれぞれの進路に向けて、自習や相談、受験準備を行なっています。また、有志の生徒はオンラインで、全国高校生まちづくりサミットに参加し、他県の高校生、大人や企業の方と交流を深めていました。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

English Fes 2021 レポート

こんにちは。英語研究部2年の坪田唯花です。

先日8月6日(金)に 、岡山県青少年教育センター閑谷学校で、『English  Fes 2021』を開催しました。

このイベントは毎年、和気町の小・中学生に英語で触れ合う機会を提供し、外国の方と英語でコミュニケーションを取れることの楽しさを知ってもらうことを目的に、和気町教育委員会と和気閑谷高校の共催で行われます。

私たち地域系部活動である英語研究部が中心となって、企画から運営までをほぼ全て行っています。

昨年度同様、今年も新型コロナウイルスの影響で本来なら1泊2日のところ日帰りという形で行いました。

今年のテーマは「つながり」。

そのテーマにした理由は、このコロナ禍だからこそ、みなさんと一緒に”人とのつながり”というものを改めて感じられる機会になればと思ったからです。

今回も参加者は、町内の小中学生・我々和気高生・大学生・ALTと、年齢・性別・国籍が多様な人たちがあつまりました。

最初にアイスブレイクを行いました!

『◯❌ゲーム』や『サイコロ自己紹介』を通して、緊張をほぐしながら楽しく遊び、みんなで打ち解け合いました!

メイン活動の前半では巨大スゴロクの中のミニゲームを通して、グループのチーム力を育み、

後半では「つながり」をテーマにグループごとに創作活動を行いました。

「つながり」という大きなテーマにどのグループも頭を悩ませながら話し合い、最後にはそのグループならではの作品が出来上がりました。一つとして同じ作品はなく、それぞれに込められた思いや工夫が作品を通して、ダイレクトに伝わり、見ていてとても楽しかったです。

そして、夕方には予定されていたキャンプファイヤーが熱中症対策から室内のキャンドルサービスに変更になりました。

ゲームをしたり、「We will rock you」などの英語の歌を歌ったりして、盛り上がりました!

最後にみんなで1日を振り返り、共有して、この『English Fes 2021』を締めくくりました。

振り返りで出た感想を少し紹介したいと思います。————————–

・昼食のあとにやったアクティビティーで工作などはあまり得意ではなかったけど、みんなでやったりするととくいではなかった工作も楽しくできたので、みんなで協力して、何かを作るのは楽しいということがわかった。

・キャンドルサービスでたくさんの人とふれあえて楽しかった。

・外国の人と話すときは言葉が通じなくてもジェスチャーなどで会話することが大切だと思った。

・Today was fun. I think everyone enjoyed themselves and learned something new also.l hope to join this English camp again !(今日は楽しかった。みんな楽しんでいて、何か新しい学びがあったのではないかと思う。また、このEnglish  campに参加したい!)

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新型コロナウイルスの感染対策を踏まえた企画運営など、さまざまな困難を感じながら私たちはこのイベントの企画・準備を行ってきました。

当日も急な変更が出る中、みんなで助け合いながら、ひとつずつ心配事を解決し、最後まで走り切って、無事終了させることができました。大大大成功!!!

私はこのEnglish  fes を通して、「参加する方々の立場に立って企画をすることがとても重要であること」「参加者を楽しませるだけでなく、自分自身も楽しめる余裕を持って臨むことで、当日の自信やより良いパフォーマンス・配慮につなげられること」を学びました。

この経験は、私たちにとって、とても大きなものになりました。

1人では決して得ることができない感動、達成感、学びを得ました。どれもこれからの私たちの成長の糧となるものです。

このイベントが参加者の皆さんにとっても、より良いものになっていたら幸いです。

英語研究部 2年 坪田唯花

校長日記 21.08.16

一週間の学校閉庁を終え、今日から学校が再開しました。

この間、停滞する前線の影響で大雨となり、明日以降も前線の動きが気になるところです。また、新型コロナ感染拡大の大波と、暑さにも引き続き対応していかなければなりません。今週末のオープンスクールは無事に終わりたいものです。

昨年の本校創学350年を記念して、ふるさと岡山“学び舎”環境整備事業により、300年記念会館(同窓会館)の改修に、同窓生等から多額の御寄付を頂きました。

この8月からいよいよ、記念会館を県外生の受入れのための学生寮に改修する工事が始まりました。年度内の改修により、新年度からの受入れに対応します。これにより募集に一層の弾みをつけたいと思います。

連日の雨で、玄関のヒマワリはみんなうなだれてしまいました。また、陽を浴びて前を向いてくれることでしょう。サルスベリ(百日紅)は見事な花を咲かせています。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

高校生ビジネスプラン・グランプリ ビジネスプラン作成講座

7月24日(土)岡山県立図書館で開催された、日本政策金融公庫が主催する「第9回 高校生ビジネスプラン・グランプリ」のビジネスプラン作成講座、ビジネスアイデア創出編に参加をしました。
ビジネスアイデア創出の講演を聞き、ビジネスとは何かを知ることができました。また、コンピュータを使った統計情報の調べ方も学ぶことができました。そして、将来どんなビジネスを提案すればいいか、他校の高校生と一緒にワークショップを行いました。

2年5組 藤本

校長日記 21.08.05

8月に入り大変暑い日が続きます。

玄関のヒマワリの花は、笑顔で迎えてくれているようで、実際のところはこの暑さで少々バテ気味かもしれません。

屋内外ともに暑い中で、生徒はコロナ感染と熱中症対策をしながら部活動に取り組んでいます。

本年度、本校では一人一台端末活用推進事業に取り組んでいますが、本日の午後、アドバイザーの三浦先生を講師に、授業でのICT活用についての教員研修を行いました。

他校の取組についての効果と課題も紹介いただきながら、1学期の振り返りと授業構成を確認する機会となりました。今後も研修等を計画しており、全体のレベルアップを図りながら、本校としての使い方をカタチにしていきたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.08.03

和気閑谷高校では、夏季休業期間の先週と今週を中心に、2年生の30名が地域の事業所20社で5日間の就業体験を行なっています。

この取組は、高卒時点で就職を希望する生徒が、それぞれ年間3回(この夏、2月、3月)にわたって就業体験を行うものです。

働く大人と直に接し、仕事に対する姿勢や思いに触れるとともに、それぞれの職業に関する知識や技能、地元の事業所への理解を深めることを通して、生徒が働くことや学ぶことの意義を考え、主体的に進路を選択する力を養ってもらいたいと思っています。

ある事業所では、ベトナムからの技能実習生と共に働くことで、新たな気づきも得ることでしょう。

こうした直接体験の学習は、新型コロナ拡大により実施に制約が生じがちですが、感染防止を十分に行い、事業所には就業体験時間の短縮など工夫していただきながら、生徒の体験機会の提供にご協力いただいています。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》