和気ライオンズクラブ・和気町主催の献血イベントでボランティアしました!

 12月28日(月)冬休み中でしたが、和気ライオンズクラブと和気町主催の献血イベントに1年から3年までの8名の生徒と教頭の私が、参加しました。

 このボランティア活動は、花田会長をはじめ和気ライオンズクラブの方々に毎年お世話になっています。

 例年はとても寒く、昨年参加した教員からは「防寒をしっかり!」とアドバイスを受けましたが、昨夜からの雨が上がって日が差すと、季節外れの暖かさになりました。暖かさにも助けられ、皆で頑張りました。

 今回参加してくれた生徒は、医療・福祉系の進路志望を持っている生徒が中心です。ティッシュ配りの手が足りていないことを見つけて自主的にフォローした1年生など、生徒が真剣に取り組む姿は、さすが医療・福祉系を自分の進路として考えている生徒だと感じました。

 地域の方々と一緒に、自分の進路に近いボランティア活動ができるのが、和気閑谷高校の魅力の一つです。ブログをご覧の中学生の皆さんも、和気高でぜひ一緒にボランティア活動に参加しましょう!(教頭 上野修嗣)

参加した生徒の感想

 献血ボランティアをして、献血することの大切さがよくわかった。私はティッシュ配りをしていたが、地域の人が親しく接してくれたので、やっていて苦ではなかった。また、コロナ渦で輸血するための血液が不足していることや、献血の重要性も理解することができた。私は将来、医療従事者として働きたいと思っている。なのでこの経験を将来に活かしたいと思う。(堀部徹平)

 献血ボランティアに参加して、年齢制限、体重制限があり、やりたいけど出来ませんと言われる方が多くいらっしゃいました。輸血の量は少なくても、やりたいと思ってくれる方は多くいるのだと感じました。その反面、あまり関心も持たれていない方もいたので、もっと認知してもらい、献血しようと思ってくれる方が増えると良いなと思いました。ボランティアをしている中で、頑張ってくださいと声をかけてくださる方、挨拶を返してくれる方たくさんの人の温かみを感じました。今回地域の方から頂いたこの温かさを胸に刻み、この経験を次の進路へも活かしていきたいと思います。(大森麻矢)

最後に和気ライオンズクラブの皆さんと記念撮影

令和2年度備前支部新人大会で女子バレーボール部が初のベスト4進出!!

12月19日・20日に、備前支部新人大会が行われ、女子バレーボール部が初の備前支部ベスト4に進出しました。試合結果は以下のとおりです。

☆大会1日目 グループ予選☆

和気閑谷 2(25–10,24–26,25–20)1 玉野

【戦評】県大会の出場権をかけてライバル玉野と対戦。1セット目は和気のペースで勝利するも、2セット以降は玉野のレシーブ力とエースの攻撃に押され、常にリードされる苦しい状況となった。それでも最後まであきらめずに粘りをみせ、フルセットの末、逆転勝利することができた。

☆大会2日目 上位8チームによる順位決定戦☆

1回戦  和気閑谷 2(27–25,25–19)0 岡山理大附

【戦評】備前支部には県の上位校が多数おり、その一角の岡山理大附と対戦。格上のチームに少しでも粘れれば良しと思っていたが、前日の不調から開き直り、上手く集中できたようで、気合も十分に全員で拾ってつないで藤原と井口がスパイクを決める“和気高バレー”を発揮し、互角のゲーム展開となった。1セットはデュースの末勝利。備前支部でベスト4進出は本校初の快挙。  

準決勝  和気閑谷 0(11–25,15–25)2 玉野光南

3位決定戦  和気閑谷 0(23–25,22–25)2 岡山南

【戦評】準決勝で光南に敗退した後、3位決定戦で岡山南と対戦。南に少しリードされるもラリーで粘り最後まで接戦の展開となった。惜しくも20点以降でわずかなミスが出たことで、惜敗した。

 この2日間は、苦しいゲームから開き直って全員が一つになって元気一杯の頑張りを見せることができ、他校の先生方からも称賛の言葉をたくさんいただきました。

                          文責 鈴木渥子   

コロナ禍で延期になっていた「1年生閑谷研修」を行いました(12月17日)

 講堂学習では8つの論語を大きな声で朗読しました。ひとつひとつとても素敵な意味が込められていてこれからの学校生活をするうえで大切にしないといけない考え方や心得が学べたのでよかったです。

 私自身はとくに “徳は孤ならず必ず隣有り” という論語のみんなに平等に接していると必ずそういう人には良い人が周りに集まるという意味の部分に惹かれて心に残りました。

 史跡見学では閑谷学校が350年続いている理由や1つ1つの史跡について詳しく教えていただき、何度も研修しに来ていて知っているつもりでも知らないことがたくさんあったので新しい発見ができました。

 そして椿山などの普段は行くことができない場所も案内していただき、とてもいい時間を過ごすことができました。

 今回の閑谷研修を通して、論語を学ぶ大切さや閑谷学校の歴史をさらに深く知ることができたと思います。

 コロナ禍の中、快く受け入れていただきありがとうございました。今後の生活に生かしていきたいと思います。

1年 高原 鉄谷 松岡

こくさいフォーラム in Wake  2nd

 12月20日(日)、令和2年度第2回『こくさいフォーラム in Wake』(助成/公益財団法人福武教育文化振興財団)が行われました。

 運営は和気高生英語研究部、そして地域の方々7名(和気町公営塾大学生スタッフから2名・和気町地域おこし協力隊から1名含む)とALT3名の方々にご参加いただきました。

 グループに分かれ、まずアイスブレイクを行いました。「呼ばれたい名前」「好きなこと」「好きなことをやっている時の気持ち」などで自己紹介をしたのち、『はぁって言うゲーム』を行いました。このゲームは、「はぁ」などのお題カードに書かれた様々な表現(落ち込んで「はぁ」・力を込めて「はぁ」など)を演じて、それを当ててもらうことを目指すコミュニケーションゲームです。大いに盛り上がりを見せ、初対面の方々との緊張を十分にほぐすことができました。

 メインワークでは、『Listen to our heart〜言語や世代を越えて、互いの心に耳を傾けよう〜』をテーマに、人と”いかしあう”関係(つながり)を築くために、互いの【NEED(ニーズ)】を知ることにアプローチするワークを行いました。ここで言う【NEED(ニーズ)】とは、生きる上で自分が大切にしている価値観、生きるエネルギーの源泉のようなものです。

 グループ内で一人一人が「今までで最も嬉しかった出来事」について発表し合い、「その時の感情」を丁寧に引き出し、さらにもう一歩踏み込んで「その時に満たされた【NEED(ニーズ)】」を探っていきました。

 高校生らは振り返りで、「いろんな方の大切な思い出話を聞けて、刺激を受けた」「より多くの方のニーズを知ってみたいと思った」「それぞれのエピソードは全く違ったけど”愛”のニーズが繋がっていて感動した」「普段は話さないことを話せて自己開示ができた」などの感想が出ました。

 参加者からは「高校生や若い世代と話をする機会がないので楽しく参加できた」「またこのような異年齢・異国籍の交流の場があれば参加したい」「次回も期待」などの声をいただきました。

 今回、初めて地域の大人の方々に多くご参加いただき、世代や言語を越えて深い対話ができたことは、高校生らがグローカル感覚を養い、地域とのつながりを深く実感し、また、対話力や人の”心の声”に耳を傾ける力を磨く機会となりました。

和気町地域おこし協力隊 支援職員 英語研究部顧問 松穂 亜花音

長島愛生園 モニターツアーに参加して

 12月13日(土)、有志生徒8名が、90年の歴史を持つ瀬戸内市邑久町にあるハンセン病療養所「長島愛生園」へのモニターツアーに参加しました。このモニターツアーは、岡山県備前県民局が観光振興事業として企画・開発中の「SDGsをテーマとした教育旅行プログラム」という高校生の修学旅行プランの一つです。

 モニターとして参加する生徒たちには『SDGs Work Book』という冊子が渡され、事前・現地・事後の一連の学習・活動を記録するようになっていました。

 事前学習では、下記3つの研究問題から一つを選び、ツアーに参加するに当たっての関心を高めました。

  • 差別はなぜ起こるんだろう?差別が起きないようにするにはどうしたらいいだろう?
  • ハンセン病療養所の歴史を継承し続けるためにはどうしたらいいだろう?
  • 差別を乗り越えた入所者たちのように強く生きるにはどうしたらいいだろう?

 当日の現地学習では、学芸員さんによるハンセン病や療養所など導入のお話、そして歴史館・歴史回廊の見学、語り部の方々の映像を拝見し理解を深めたのち、学芸員さんと和気高生による講話が行われました。最後に、一連の学習を経て「身の回りにある差別」「差別でなぜ起こるのか」「私たち一人一人に何ができるか」「この学びを未来に残していくためのアドバイスは」といった点から協議を行い、理解を深めました。生徒からは、関心を持つことや正しく理解することの大切さ、現地を訪れてもらえる取組のアイデアなどについて意見が出ました。

 事後学習では、事前学習で選択した研究問題について、現地学習を通し実感を伴って回答した上で、さらに再度SDGsと関連付けます。生徒たちは行く前と比べ、SDGsがリアリティを含み、自分ごととして捉えることができるようになったようです。

 今後も、差別や人権を考え続ける上での貴重な学習の場として、長島愛生園との関わりを持っていくべきであると感じています。

付添 和気町地域おこし協力隊 支援職員/地域協働学習実施支援員 松穂 亜花音

VRACKS ゲストにお越しいただきました

 11/17(火)にVRACKSを行いました。

 今回は、元地域おこし協力隊で、現在は和気駅までクラフトチョコレートのお店「埜藝菓(のぎか)」の店主をされている平井麻早美さんにお越しいただきました。

 普段は金曜日に行っているVRACKSですが、金曜日は埜藝菓の営業日なので今回は火曜日に変更。

 テーマは「働く」。

 「働く」というテーマですが、どんな仕事をするかというだけではなく、仕事も含めてどう生きるかということを問いかけてくれたような気もします。

 まだ社会人として働いたことのない高校生たちですが、ご自身の経験を生き生きと話してくださったので生徒に響いたようです。

 キャリアパス、ワークとライフのあり方、必要な能力など、「働く」を多角的に考えられてたのではないでしょうか。

お話をしてくれている平井さん。「働く」ということを様々な角度から話してくださいました。
これまでに様々な働き方をしてきた平井さん。生徒は食い入るように聞いていました。

埜藝菓
JR和気駅前にてチョコレート製造、販売を行うブランド「埜藝菓」自然栽培のカカオとオーガニックココナッツシュガーを使ったクラフトチョコレート「CHOCOMAINU」シリーズを展開。

営業時間
金曜: 14:00 – 18:00
土曜: 9:00 – 16:00

Facebook Page
https://www.facebook.com/nogicacraftchocolate

備前警察署より善行表彰

備前警察署より、本校野球部が善行表彰を受けました。

かねてより交流のある、障がい者野球チーム岡山桃太郎との交流や、練習の支援、グラブの開発等が評価されてのことです。

代表生徒として、主将の石野翔大朗(和気中)が表彰を受け、代表者挨拶も務めました。

(以下本人のスピーチ)

僕たちが、岡山桃太郎さんと交流する中で、最初に取り組んだことは障がい者野球について知ることです。岡山桃太郎さんと交流を持つまでは、僕たちは障がい者野球についての知識が全くありませんでした。そのため、交流をして初めて知ったことがたくさんありました。例えば、障がい者野球の選手は、手が自由に動かせなかったり、握力がとても弱いなどの不自由がある中で、今ある道具を工夫して使って野球をしていることです。また、岡山桃太郎さんと試合や練習をする中で、野球を楽しむ姿が見られたことも発見の一つです。そして障害をそれぞれの個性と捉えているということも学びました。体にそれぞれの個性があるだけで、野球を楽しむ気持ちは僕たちと同じと感じました。このように、どんな工夫をして野球をしているのか知ることができました。 これからも僕たちは障がい者野球専用の道具を提案し、製作に関わり続けていきたいと思っています。今年の3月に完成したエースの早嶋選手専用のグラブは左手にハンデのある早嶋選手が今あるグラブを工夫して使うことで、健常な右ひじにもダメージを負ってしまうという事実を知り、僕たちにできることはないか考えたのがきっかけです。結果的に、早嶋さんのことを思い考えた僕たちの案を、グラブ職人の森川さんが形にしてくださり、製作することができました。早嶋選手にも喜んでいただきましたし、試合で使っている様子も見られ、とても嬉しかったです。 障がい者野球の選手の抱える障がいは一人一人違います。僕たちはたくさんの野球選手の力になれるようにこれからも新しいアイディアを出して新しい道具を作っていきたいと思います。

東備支援学校「ふれあいとうびまつり」とコラボします!

 12月5日(土)に開催される県立東備支援学校の「ふれあいとうびまつり」に本校のガチャガチャマシンが登場します!

 本日、東備支援学校の先生がガチャガチャマシンを引き取りに来てくださり、商品開発を担当した本校キャリア探求科2年次生2名が、地域をPRする3種類の開発商品(鯉のぼりキーホルダー・備前焼マグネット・信勤倹缶バッジ)の説明をさせていただきました。私たちの商品も支援学校の生徒さんの作品と一緒に販売されます。

 今年の「ふれあいとうびまつり」は来場者が家族のみに限定されているため私たちは参加はできませんが、当日訪れた方にはこのガチャガチャマシンで楽しんでいただけることを期待しています。