おめでとう!陸上競技部、2選手中国大会へ

先週行われた県総体で2年生の石田くん、3年生の磯辺さんが入賞し、2名の中国大会出場が決まりました!

2選手の競技結果は以下の通りです。

  • 大会:第55回岡山県高等学校総合体育大会陸上競技大会 兼 第69回全国高等学校陸上競技対校選手権大会岡山県予選会(5/27~5/29)
  • 石田幸太郎(2年・上道中出身) 
    • 男子やり投      50m61
  • 磯辺歩佳 (3年・上道中出身)  
    • 女子走幅跳    5m19/+0.9

中国大会(第69回 中国高校総体陸上競技大会)は6月17~19日、岡山県陸上競技場(シティライトスタジアム)で行われます。ぜひ応援に来てください!

2年生の閑谷研修、午後は大学・企業訪問

1年生の閑谷研修の2日目、2年生も閑谷学校に研修に行きました。2年生は講堂学習、敷地内の清掃奉仕に続いて、進路志望別に大学・企業を訪問する、進路学習も含んだ研修です。

1年間、学校生活の中で論語に触れ、朗誦もたびたび行ってきた2年生ですが、講堂学習はもういちど原点に帰る新鮮さがあったようです。当日の様子を、写真と生徒のふりかえりのコメントで紹介します。

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IMG_0527 「1年ぶりの講堂学習だったが、1年生の時より今回の方が声を大きく出せていたと思う。姿勢も朗誦が終わるまで崩さずにいられた」
「学校で毎日論語を読んでいるから、講堂学習でも論語についてより詳しく学ぶことができた。論語にはちゃんと意味があるので、意味を考えながら読むことで、より論語を深く学ぶことができると思った」
(生徒のふりかえりより)

今回の学習した論語は以下の5章。これまで学校生活の中で折に触れ学んできた「礼」や「仁」、また、高校生らしく悩むことも多い友達との関係について、なにか心に響く章句があったことと思います。

曰はのたまく、けんてはひとしからんことをおもい、不賢ふけんてはうちみずかかえりみるなり。
のたまはく、おのれかざるものともとすることかれ。あやまちてはすなわあらたむるにはばかることかれ。
のたまはく、なえにしてひいでざるものるかな。ひいでてみのらざるものるかな。
子夏しかいわく、ひろまなびてあつこころざし、せついてちかおもう。じんうちり。
顔淵がんえんじんう。のたまはく、おのれちてれいかえるをじんす。一日いちじつおのれちてれいかえれば、天下てんかじんせん。じんすはおのれる。しこうしてひとらんや。

 

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「友を先生だと思い、自分が成長するために必要なことを友から教えてもらえるような生活を送りたいと思いました。また、友や先生を敬うことを大切にしたいです」(生徒)

講堂の清掃に続いて、現在は資料館になっている、旧和気閑谷高校閑谷校舎の建物の内外を清掃しました。

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「和気閑谷高校がどれだけ伝統があって大切なものなのかを改めて知ることができてよかったです。」「友達と一緒に清掃を行った。誰かが気づかなかったごみを誰かが気づき、拾うことができた。」

午後は、進学希望者は就実大学を訪問しました。カフェテリアで昼食をとり、キャンパス案内や、大学での学びについてのレクチャーをしていただきました。

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「大学では高校のように規則が細かくはなく、自分自身で行動しなければならないことがわかった」「施設は高校とはだいぶ違っていた。図書館が6階建てで地下1階まであると聞き、大学と高校では本当に違うのだと改めて思った。(中略)自分の目で見ることができただけでも十分貴重な体験だった」
IMG_0539「国内だけでなく海外でも学べるのがすごいと思った」「いろいろな大学の情報を集めて、自分に最も合った学校をみつけたい」

就職希望者は、キリンビール岡山工場と岡山和気ヤクルト工場に伺い、施設の方からの説明を聞き、工場内を見学させていただきました。

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「見学をして、私は社会に出て職場で活躍していくにはまだ未熟だなと思いました。未熟だと思った点はまず、仕事に対する意欲です。私はすぐに『めんどくさい』『できない、やりたくない』と思ってしまいます。その短所を長所に変えるために、これから私は積極的に委員会活動やボランティアに取り組んでいきたいと思います。(中略)社会で必要とされる人材はリーダーシップをとれる人だと思うので、自分の意見を大切にしていきたいです」P4191053「どちらの工場、会社も『人のために』というこだわりを持って仕事をしていました。私も『人のため』になるような仕事ができるように、まずはどんな仕事があるのか調べ、よい進路に進めるように努力していきたいと思います」

世界一大きな授業、3年生で実施

「世界一大きな授業」(ウエブサイトは→ここをクリック)は、世界の教育の現状を世界中で同じ時期に学び、教育の大切さについて考える世界規模 のイベントです。世界各国の教育系NGOや教職員組合、教育省などが協力して実施しています。「すべての子どもに 教育を」を合言葉に2003年にスタートした試みです。

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2015年の「世界一大きな授業」には100か国以上が参加、日本では全都道府県から7万2463人が参加しました。

本校では3年生がこの授業に参加しました。授業を担当した松村先生が伝えた、授業の目標は以下の3点。

1.世界の教育の現状について知り、教育の大切さについて教えることができる
2.より良い世界のために活動する子どもたちがいることを知り、自分たちに何ができるのか考えることができる
3.日本政府に手紙を書くことができる

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学校に通っている子どもの数や識字率についてのクイズに答えたり、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんのスピーチ内容や活動を知り、最後には、世界中の子どもたちが学校に通うために大切なことは何かを考え、首相・外務大臣への手紙(提言)を書きました。

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陸上競技部、最近の活動と試合結果を報告します

5月3日(火・祝)に岡山県高校総体備前地区予選会が、5月7日(土)に備前地区総体陸上競技大会が開催されました。また、5月8日(日)には岡山県障害者スポーツ大会「輝いてキラリンピック」陸上競技大会に補助員として参加しました。

地道な冬季練習が終わり、いよいよ陸上競技のシーズンの始まりです。3月末からの3回の記録会ではトレーニングの成果が出た選手、いまひとつ調子が上がらなかった選手がいましたが、高校のインターハイは一発勝負。毎年そうなのですが、期待と不安の入り混じったそんな感じのシーズンインです。また、今年も多くの新入部員が入部してくれました。

ある日の陸上部。雨の日は校舎内でトレーニングです

ある日の陸上部。雨の日は校舎内でトレーニングです

各大会の結果は次の通りです。

★報告1

この大会でトラック競技は上位19位に、フィールド競技で上位12位に入った選手が5月27日(金)から開催される、岡山県高校総体本大会の出場権を得ることができます。

  • 大会名:第55回岡山県高校総体備前地区予選会
  • 期 日:平成28年5月3日(火・祝)
  • 会 場:岡山県陸上競技場

試合結果

  • 磯辺歩佳 (3年・上道中出身)  
    • 女子100m     13秒66(予選通過・自己最高記録
  • 佐藤元紀 (3年・桜が丘中出身) 
    • 男子走幅跳     5m33
    • 男子砲丸投     9m77(予選通過・自己最高記録
  •  那須有香梨(3年・上道中出身)
    • 女子走幅跳      記録なし
  •  石田幸太郎(2年・上道中出身) 
    • 男子円盤投      25m29(予選通過)
    • 男子やり投      46m85(予選通過・自己最高記録
  •  戸田天聖 (2年・赤坂中出身) 
    • 男子100m     12秒62(自己最高記録
    • 男子走高跳     5m65(自己最高記録
  •  坂本光貴 (1年・和気中出身)
    • 男子1500m       4分51秒53
  •  廣瀬永和 (1年・和気中出身)
    • 男子100m     13秒65(自己最高記録
    • 男子走高跳     4m61(自己最高記録
  •  髙取春翔 (1年・和気中出身)
    • 男子やり投    28m25(自己最高記録

岡山県高校総体出場者・出場種目

  • 磯辺歩佳  女子走幅跳(シード)・女子100m
  • 佐藤元紀  男子砲丸投
  • 那須有香梨  女子100mH
  • 石田幸太郎  男子やり投・男子円盤投
  • 栗平玲奈  女子砲丸投・女子円盤投
  • リレー   男子4×100mR・男子4×400mR

磯部さん(3年)は昨年度の新人戦で6位以内に入っているため、本大会のシード権を獲得しています。また、予選のなかった種目の選手を含めて、上記の種目に参加します。

嬉しい結果、悔しい結果、様々ありますが悔しかった選手の分まで本大会では頑張っていきたいです。

★報告2

  • 大会名:平成28年度備前地区総体陸上競技大会
  • 期 日:平成28年5月7日(土)
  • 会 場:岡山県陸上競技場

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試合結果

  • 磯辺歩佳 (3年・上道中出身)  
    • 女子走幅跳     5m14(2位入賞・自己最高記録
    • 女子100m     13秒63(自己最高記録
  • 佐藤元紀 (3年・桜が丘中出身) 
    • 男子走幅跳     5m19
    • 男子砲丸投     9m22
  • 那須有香梨(3年・上道中出身)
    • 女子走幅跳     4m90(8位入賞
    • 女子100m     14秒03(自己最高記録
  • 石田幸太郎(2年・上道中出身) 
    • 男子やり投      44m87(6位入賞
    • 男子円盤投      27m79(7位入賞
  • 戸田天聖 (2年・赤坂中出身) 
    • 男子100m     12秒38(自己最高記録
    • 男子走高跳     5m59(自己最高記録
  • 栗平玲奈 (2年・桜が丘中出身)
    • 女子円盤投      17m72(7位入賞・自己最高記録
    • 女子砲丸投        7m38(8位入賞
  • 坂本光貴 (1年・和気中出身)
    • 男子5000m     19分45秒89(自己最高記録
  • 廣瀬永和 (1年・和気中出身)
    • 男子100m     13秒10(自己最高記録
    • 男子走幅跳     4m67(自己最高記録
  • 髙取春翔 (1年・和気中出身)
    • 男子走幅跳     3m92(自己最高記録
  • リレー
    • 男子4×100mR(石田、佐藤、廣瀬、戸田) 48秒45
    • 男子4×400mR(佐藤、廣瀬、坂本、戸田) 3分54秒85

総合得点

  • 男子  5点
  • 女子  11点

男女合わせて6つ入賞することができました。男子の4×400mRの前には少しトラブルもありましたが、昨年度よりも入賞数が増えチームとしてもとても勢いが出てきた気がします。上に繋がる大会ではありませんが、県高校総体では良い結果が期待できそうです。

★報告3

  • 大会名:第16回岡山県障害者スポーツ大会「輝いてキラリンピック」
  • 期 日:平成28年5月8日(日)
  • 会 場:岡山県陸上競技場

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障害者スポーツ大会へは生徒たちは補助員として初めて参加しました。自分たちの出場する大会ではいつも補助員をするのですが、いつもと違う会場の雰囲気に緊張しながらもよく頑張ってくれました。

健常者の大会とはまた違った。しかし、健常者では絶対真似のできない素晴らしいパフォーマンスに生徒達は圧倒されていました。中には「自分の最高記録よりもいい記録でした。」という生徒も。

また大会中に生徒との会話で印象深いものがありました。「先生、陸上の審判をするとお金がもらえるんですか?」「いいえ。ほとんどお金は出ません。でも、審判や君たちのような補助員がいないと大会を行うことができません。」

なぜ、毎回の大会で審判の方に感謝の気持ちを持って挨拶をしないといけないのか。少し気づいてもらえたように思います。

また、生徒たちが当たり前のように大会に参加をして、競技をしていることが実は当たり前ではなく、お家の方や学校の先生のお陰で大会に参加でき、審判の方や補助員のお陰で大会が成り立ちっているのだと改めて感じました。

 

○最後に

保護者の方には、いつも生徒たちを元気に送り出して頂きありがとうございます。中間考査を挟んでいよいよ月末は県総体です。選手として、人間としてひと回り成長して大会に挑みたいと思っています。

新入生への部活動紹介では、陸上部の仲の良さ、楽しい雰囲気が伝わりました

ある日の陸上部。新入生への部活動紹介では、部員の仲の良さ、楽しい雰囲気をアピールしました

また、今年は全国高校総体がここ岡山県を主会場に開催されます。一人でも多くの選手がその舞台に近づけるようこれからも頑張っていきます。

これからも応援よろしくお願いします。

H28年度PTA総会が行われました

5月14日(土)、PTA総会が行われました。午前中の授業公開から多数の保護者の方に参加いただきました。昼食時には食堂の試食会、午後は学年別懇談会(3年生は就職、進学に分かれて進路ガイダンス)、クラス別懇談会の後に、総会を行いました。

学年別懇談の様子

学年別懇談の様子

 

総会では、昨年度の事業報告案、決算案、今年度の新役員案、事業案、予算案が承認され、今年度のPTA会長には、昨年度副会長で2年生の鶴見さんが選出されました。

総会での議事検討

総会での議事検討

総会の最後には、生徒会長の安井さんから、生徒総会で承認されたスローガンが報告されました。決定に至るまでの経緯を説明し、在校生だけでなく保護者や地域の方々ともこのスローガンを共有し、よりよい学校創りにつなげたいと、保護者の方々にも賛同を求め、拍手をもって承認されました。

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生徒会長による、スローガンの発表

なお、PTA総会の資料については、欠席の方にも生徒を通してお配りしていますので、内容をご確認ください。

【閑谷學】1年生~進学・就職の違いは?

1年生の閑谷學。4月は高校生活のスタートにあたり本校の歴史やコミュニケーションについて学んできました。5月に入ってからは、卒業後を見越して3年の見通しを持ち、どのように学び何を身につけていくかを考えていきます。

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5月13日(金)には、前週に引き続き学年全体で進路学習を行いました。大学、短大、専門学校、就職それぞれの特長や、進路に向けて必要な準備について知る時間となりました。

生徒はまず、今の時点でのそれぞれについてのイメージを書き出してから、4人の先生方のお話を聴きました。大学についての説明をしたのは、本校支援職員の向さん。国際基督教大学を休学して、地域おこし協力隊として和気町に赴任している向さんは今年、1年の学年団メンバーとしても生徒と関わっています。

自らの体験も交え、大学とは幅広い教養と深い専門性を身につけるところ、自由とともに自己責任が問われるのが大学生であること、研究したこと学んだことは言葉にして表現することが必要な場であることなどを話しました。

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学びや学問だけでなく、寮生活やボランティア活動のことなど自分の学生生活の写真も交えて伝えてくれました

短期大学については、進路課の藤澤先生から大学への編入学が盛んになっているというトレンドや、実習も多いが幅広い教養を身につける場であることは変わりないことなどを解説。

就職については同じく進路課で就職指導の経験豊富な赤畠先生が、企業が求める人材や、就職するために高校時代にしておくべきことを話しました。

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企業が求める即戦力性とは「自分でものを考える力」であり、高校時代に一生懸命がんばった経験がある人や、自分が立てた目標をやり遂げた経験がある人を求めている。高校時代の過ごし方についてはイチロー選手の高校時代の話や、「性相近し、習相遠し」という論語を引いて伝えました

専門学校については学年主任の瀧川先生から、即戦力を育成する教育機関なので授業時間や実習も多く、遅刻は命取りになること、進学するためには自分のやりたいことを明確にする必要があることなどを話し、生徒たちは熱心にメモを取りながら聴いていました。

最後にあらためて、大学、短大、専門学校、就職それぞれのイメージやわかったことをワークシートに記入して授業を終えました。

生徒のワークシートを見ると、大学は「高校の続き」であったり「いいところに就職できる」「就職するために資格取得をする」「勉強するところ」といった最初のイメージから、「4年間かけて幅広い教養、専門性を身につけ、自分がやりたいことを深く学び夢を磨く場所」「自分の興味関心に合わせてスケジュールを創ることができてとても楽しそう」といったものに変わっていました。

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就職については最初「大変そう」「厳しい」「仕事」といった言葉が多かったのが、その仕事とはどういうことなのか、何が厳しいのかということを詳しく理解し言葉にできていました。また、それぞれについて「自分に合っている」「合っていない」「行きたい」「わくわくした」といったコメントを加えている生徒もおり、進路や高校生活の過ごし方について考えが深まった様子が見えました。

生徒総会が行われ、みんなで考えたスローガンが発表されました

5月13日(金)、生徒総会が行われました。

生徒総会は、生徒全員がメンバーである生徒会の最高議決機関です。全生徒が拠出している生徒会費の使い方を決め、またその予算がどう使われたかを確認したり、年間の活動計画を決める場として、本校では年に2回開催しています。

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生徒会総務の紹介

今回は、①生徒会総務の紹介、②各種委員会活動方針の報告、③各部・同好会活動目標発表が行われた後、議事として④昨年度会計決算、⑤今年度予算計画が審議され、ともに承認されました。

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各種委員会活動方針の報告 評議会、文化委員会、体育委員会、風紀委員会、保健委員会、図書委員会、美化委員会それぞれの代表者から方針が示されました。

各委員会の活動方針はこちらのページに掲載しています。

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各部活動目標発表 「県大会ベスト8を目指す」「楷楓祭で楽しんでもらえるようにする」「学校の中心としてクラスをひっぱる存在になる」など、それぞれの部活の目標を発表しました。

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H27年度会計決算&H28年度予算 生徒会総務と評議員より発表があり、拍手によって承認されました。

最後に、生徒会総務からの連絡・報告として、和気閑谷高校のスローガンの発表がありました。これは始業式で校長先生から提案があり、その後各クラスで話し合った案を、クラスの代表からなる評議会と生徒会のメンバーで検討してきたものです。

スローガンは「挑愛(ちょうあい)~思いやりあふれ、自らの可能性を信じ、学び続ける学校~」です。

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発表されたスローガン

「挑愛」は造語です。生徒の意見でまず共通していたのは「人とのつながりを大切にしていきたい」というものでした。まわりの人を思いやり、信頼を気づいていける人間になりたいという想いを表現するのに選んだのが「愛」という言葉。
そして次に多く出てきた「自分の力を高めていきたい」ということ。そのために自分を信じ、自ら行動し、学び続けることができる「挑戦の心」を大切にしていきたいという事から「挑」を使うことになりました。
この2文字を組み合わせた「挑愛」という造語を創り、意味を明らかにするためにサブタイトルを加えたのがこのスローガンです。

おめでとう第3位! バレーボール部試合結果

4月29日に瀬戸南高校にて行われた、平成28年度備前支部(東地区)総合体育大会で、バレーボール部が第3位に入賞しました。顧問の鈴木渥子先生から、試合結果を報告します。

 

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「ライバル校岡山城東に 粘りの和気高バレーで 会心の勝利!

きびしい組み合わせの中、接戦を勝ち上がり 第3位入賞」

☆1回戦(A3)  和気閑谷 2(25-15,25-13)1 山陽女子B
大型で攻撃力のある山陽女子と初戦で対戦。苦戦を予想していたが、相手は部員が多く2チーム出場ということで、その僅かの隙をねらい、強気のサーブで相手を崩し、チャンスから竹中、宗高がスパイクを決める和気高らしい流れでリードを広げ、相手に力を出させないままストレートで勝利することができた。

☆2回戦(A5)  和気閑谷 2(25-19,23-25,25-21)1 岡山城東
抜群のエーススパイカーと強力なサーブが武器の城東と対戦。第1セットいきなりスパイクとサーブを決められ0-4となったが、そこから粘りを見せ、長尾のドライブサーブで追いつき、岩崎とリベロ陣がきっちりレシーブを運んで則枝のトスを竹中、宗高が切れのあるスパイクを決め、和気のリズムをつくって勝利。

第2セットは20-20の接戦の展開から惜しくも連続ミスが出て落としたものの、第3セットはもう一度気合いを入れ直し、互いに譲らずラリーの応酬が続き、まさに手に汗を握る一進一退の攻防を繰り広げた。16-16から今度は和気が連続ポイントでリードを広げ、最後まで両チームとも白熱した展開の末、苦しみながら何とか勝つことができた。今まではここ一番で踏ん張れず弱気になる面があったが、今回は“最後まであきらめない会心の勝利”であった。

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☆準決勝(A6)   和気閑谷 0 (20-25,21-25) 2 岡山東商業A
城東高校とフルセットの死闘を演じた直後ということで、和気高は“放心状態”のまま、やや不本意なゲーム展開となってしまった。第2セットは和気高リードの展開で進んでいただけに、後半のもったいない連続失点で逆転を許し、そのまま敗退したのは選手達も応援団の方もとても悔しかったことだろう。それでもきびしい組み合わせの中、接戦を勝ち上がり何とか第3位に入賞できたことを共に喜びたい。

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