和気中で論語出前授業

1月29日(金)の5.6時間目に、ESD同好会の有志が和気中学校で論語出前授業を行いました。

参加したのは2年生5人と3年生7人。中学1年生の3クラスに分かれて、用意したスライドをモニターに提示しながら授業をしました。

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内容は、和気中学校の生徒も5月に宿泊研修を行ってなじみの深い閑谷学校について、そして閑谷学校で学ばれてきた論語と孔子について。クイズなども交え、中学生とやりとりをしながら学習してもらいました。

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最後に、いくつかの論語を一緒に朗誦しました。今回の論語朗誦の章句は以下の通り。

  • 子曰、學而不思則罔。思而不學則殆。
  • 子曰、巧言令色、鮮矣仁。
  • 子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎。子曰、其恕乎。己所不欲、勿施於人也。
  • 子曰、性相近也。習相遠也。
  • 子曰、君子坦蕩蕩。小人長戚戚。
  • 子曰、吾十有五而志于學。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳順。七十而從心所欲、不踰矩。

今回授業したメンバーは、閑谷学校でボランティアガイドをしているメンバーも多く、閑谷学校についての説明はお手のもの。

3年生は登校日や卒業式を除いて最後の登校日となりましたが、3年間ボランティアガイドを務めてきた3年生には思い出深い締めくくりになりました。

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1年生の百人一首大会を開催!

1月22日(金)の5.6時間目、1年の百人一首大会が行われました。閑谷學でチームを組んでいる4人で15組が対戦。琴の音も流れる中、熱戦を繰り広げました。

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会場は武道場。畳を使っての対戦です

きゃぷ

序盤から大きな声が上がります

1年生は12月から国語の時間に百人一首を扱い、冬休みの課題としても取り組んできました。

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冬休みにはこんな宿題も出ました

きゃぷ

直前の国語の授業は教室での実戦

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図書館で百人一首関係の本を借りた生徒もいました

35枚以上取った生徒が3人いる中、チャンピオンは57枚を取ったキャリア探求科の生徒。

クラスの総取り数(人数割り)での上位クラス/コースと個人の上位者は後日表彰する予定です。

きゃぷ

57枚を取ったM君の取り

3年生に食堂からプレゼント

1月22日(金)は、3年次生最後の授業でした。

来週から、3年次生は卒業考査に入ります。高校生活最後の授業、みんなどんな感慨を持ったのでしょうか。卒業考査に入ると食堂を使う機会も少なくなるため、今日の食堂は3年生で大賑わい。

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食堂からも、お祝いに鯛焼きがふるまわれました。

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これから入試本番の生徒もいます。最後まで充実した高校生活になりますように。

和気高の雪景色

今年はじめて、雪が積もりました。降雪は朝の2、3時間くらい、午前中には青空がのぞき、積雪は5センチに満たないほどでした。

体育館前のパンジー

体育館前のパンジー

グラウンドは一面真っ白

グラウンドは一面真っ白

雪の中、朝の挨拶運動を行う生徒会メンバーや、事務の方、先生方が雪かきをしてくれたおかげで、生徒たちは転ぶこともなく元気に登校しました。

雪かき前はこんな様子でしたが…

雪かき前はこんな様子でしたが…

雪かき後はこの通り

雪かき後はこの通り

 

校内の雪景色を写真で紹介します。

生徒たちが登校する前の中庭

生徒たちが登校する前の中庭

はしゃぎすぎはほどほどに!

はしゃぎすぎはほどほどに!

 

椿も寒そうです

中庭の椿

商業科閉科を記念した「博学而篤志」の碑

商業科閉科を記念した「博学而篤志」(子夏曰く、博く学んで篤く志し、切に問いて近く思う。仁その中にあり)の碑

第1回和気町English Campが開催!

12月26日(土)27日(日)に、岡山県青少年教育センタ-閑谷学校にて第1回和気町English Campが実施されました!
今回のキャンプには、本校生徒は企画の段階から参加しました。「どんなキャンプにしたいか、どんなキャンプだったら楽しんでもらえるか」を真剣に考え企画しました。

どんなキャンプにしたいか

川喜田二郎が発案した「KJ法」(名字が元になっている。)という付箋を活用し考えをまとめる手法を用いて、どんなキャンプにしたいかをまとめました。

英語キャンプ準備9

ENTER WAKEという駅前のスペースを活用し準備を行いました。Wi-Fi環境完備の元、パソコンやタブレットを情報収集・ワークシート作成に活用しました。

当日は、準備してきた様々なアクティビティを提供しました。
最初は表情も固く緊張していた参加者たちも(高校生も固かったです…)、ゲームやアクティビティを通して、徐々に表情がほぐれていきました。

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What is in the box!? ~箱の中身はなんだろな?~ 箱の中身を英語で答える遊びを通して、ワクワクしながら実際に触れてみることにより、体験的に単語を学ぶことができました!

 

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Tonga出身のVika Lemotoさん。豚の丸焼きの写真など、トンガの様々な文化とお菓子を紹介してくださりました。彼女の自分を表す一言は、”I want to know.” 好奇心の非常に強い、素晴らしい講師でした!

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カナダ出身のBrent Robinsonさん。冬場には、国会議事堂前の運河が凍り、スケートができるようになるという話を聞き、参加者は興味津々でした。

 

中でも、一番人気を博したのは・・・

真冬のキャンプファイアー UFOを呼びました。

真冬のキャンプファイアー
UFOを呼びました。

キャンプファイアーでした。
キャンプという非日常の中、「なんだかいつもは恥ずかしくてみんなの前で大きな声を出したりはできないけど、キャンプファイアーだからやっちゃおう!」という参加者が多く、キャンプソングが大盛り上がりでした。恥ずかしいけど一歩踏み出し自分の殻を破った、という経験が子どもを成長させるのではないかと感じました。

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天候にも恵まれ、良いキャンプになりました。

【参加者の感想】
・外国の人と話せたからとても楽しかった。外国の人と話しながらおいしいものを食べられて良かった。外国の人とうまくコミュニケーションを取れて良かった。たくさん外国の人とふれあえて良かった。外国の文化が理解できて良かった。外国のおいしいお茶が飲めて良かった。缶バッチがもらえて良かった。もっと英語が話せたら良かったです。するともっと楽しくなると思った。(小5男子)
・今回私は、英語が好きになるきっかけ作りをと思い、English Campに参加しました。始めは知り合いもいないし英語もしゃべれないし不安が多かったですが、2日間の会話や遊びを通して、英語のことにも興味がわきましたし、外国にも行きたくなりました。そして友達もできました。この2日間のおかげで少しずつでも英語を頑張ろうと思いました。特に会話ができるようになって、たくさんの外国の方とおしゃべりしたいです。2日間、お世話になった方々本当にありがとうございました。(中1女子)
【高校生の感想】
・I could enjoy Englsih Camp. I’m very happy!  I think I want to study English and other language more. いろいろと楽しめて良かった。異文化を知ることはとてもたのしいと思いました。もっと英語や他の言語を勉強したいと思った。こどもたちがギャーギャー騒ぐほど楽しそうで良かった。外国の方と一緒に話せて新しい発見をすることができた。(高1女子)
・自分の限界をいろいろと超えた深い2日間でした。初めて会う子どもたちに、最初に話しかけるとき、なかなか前に進めなくて、友達が話しかけてから自分が行ったり、すぐそばに子どもがいるのに話しかけられなかったりと、高校生の自分が遠慮する必要のないことに遠慮しすぎたのが反省点です。でも、話してみるとやっぱり楽しいし、一緒に盛り上がれたのが楽しかったです。キャンプファイアーや、外国の方からの国紹介など、自分たちが企画者であると共に大人の方の支えがあることで実現できたキャンプでした。楽しかったです。ありがとうございました。(高2女子)

高校生の力もあり、第1回の和気町English Campはとても良いものとなりました。来年度以降、より良いものにできるよう、工夫を重ねていきます!

バレーボール部新人戦でベスト16入り!

1月10日(日)、岡山県高校バレーボール新人大会に出場しました。以下の試合結果の通り第1回戦から第3回戦まで勝ち上がり、ベスト16に進出しました。また、1年生全員が試合に出場することができました。

■1回戦

  • 和気閑谷高校(2-0)津山東高校
  • (25-3 25-9)

■2回戦

  • 和気閑谷高校(2-0)倉敷古城池高校
  • (25-3 25-11)

■3回戦

  • 和気閑谷高校(2-0)真庭高校
  • (25-9 25-12)

ベスト8をかけた第4回戦は1月16日(土)に岡山南高校で行われます。対戦相手は強豪、シード校の就実高校です。応援お願いいたします!

閑谷学校での「読初の儀」に参加しました

1月4日(月)、閑谷学校で行われた「読初の儀(よみはじめのぎ)」に運動部員や生徒会、閑谷学校ボランティアガイドの生徒が参加しました。

約70人の生徒が参加した読初の儀は、孔子廟への参拝から始まります。

約70人の生徒が参加した読初の儀は、孔子廟への参拝から始まります。

この行事は、江戸時代から閑谷学校で執り行われてきたもので、新たな年にあたっての「学校びらき」「勉強はじめ」の意味があります。明治初頭に途絶えたものが、2005年に復活し、今年で12回目になります。

普段は閉ざされている孔子像も厨子を開いています。初めて孔子像を目にする生徒も。

普段は閉ざされている孔子像も厨子を開いています。初めて孔子像を目にする生徒も。

閑谷学校が日本遺産に認定されて初の読初の儀ということで、新聞やテレビでも報道されていたので目にした方も多いかもしれません(本校の生徒も取材されていました!)

講堂では学びに関する論語を朗誦しました

講堂では学びに関する論語を朗誦しました

さて、この読初の儀、復活の舞台裏には実は本校の運動部の存在があったことをご存知でしょうか。1999年に、野球部が新年の練習始めにあたって閑谷学校まで走り講堂学習を行ったことがきっかけなのです。

学校を出発!今年も野球部が先頭です

学校を出発!今年も野球部が先頭です

その後、他の部も参加するようになって閑谷学校までのランニングと講堂学習を行い、心身の鍛錬をすることが新春の恒例行事となりました。それを見ていらした閑谷学校の方々が、明治以来途絶えていた「読初の儀」を復活させようと準備を始め、2005年に第1回が開催されました。

生徒だけでなく、先生も走ります!

生徒だけでなく、先生も走ります!

一般の参加者も交え、孔子廟に参拝し講堂学習を行うことは閑谷学校の恒例行事として定着しました。今年も、本校の生徒は学校での校長訓話ののちに約9キロの道のりを走り、制服に着替えての講堂学習の後は各部活の代表者が、一般の参加者に混じり年初の抱負を述べました。

剣道部は「自分たちが学校を変えてゆく!」と宣言。陸上部は文武両道を目指す、生徒会はそれぞれが自主性をもち、新しく入ってくる後輩たちを引っ張ってゆきたいと語りました。

剣道部は「自分たちが学校を変えてゆく!」と宣言。陸上部は文武両道を目指す、生徒会はそれぞれが自主性をもち、新しく入ってくる後輩たちを引っ張ってゆきたいと語りました。

ちなみに、今年も野球部だけは再度ユニフォームに着替えて新グラウンドまで走り、グラウンド整備を行いました。

講堂学習の後は、全員で行動の掃除を行いました。

講堂学習の後は、全員で行動の掃除を行いました。