2学期終業式が行われました

12月24日(木)、2学期終業式が行われました。式に先立つ論語朗誦は、水島教頭先生の指導により黙想から始まりました。

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今回の章句は論語百章の18「子曰く、之を如何せん、之を如何せんと曰はざる者は、吾之を如何ともする未きのみ」(衛霊公第一五)。これをどうしよう、どうなっているのだろう、と考えることが学ぶということ。授業、部活動、閑谷學などそれぞれの時に、どうしたらよいだろうか、どうしようか、と考えながら励んでほしい、という講話がありました。
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終業式では校長先生からこの一年間を振り返り、本校が岡山県教育功労関係者表彰を受けたことは、論語教育をはじめとして長い歴史に学ぶ姿勢が評価されたということ、誇りをもって伝統を継承していってほしいということが伝えられました。

また、ESD岡山アワードの受賞にも触れられました。ボランティアや閑谷學などのESD活動で取り組んでいるように、地域の未来を自分たちで背負っていくという思いで生徒が活動していることはこれからの若者の生き方を示すものとして評価されたと話されました。

最後に、一人ひとりにとっては苦い体験も多くあるはずだが、これを乗り越えたところに成長がある、一年をしっかりと振り返ってほしいというメッセージがありました。

「過去は変えられない、変えられるのは未来だけ。一歩進んだ年にしましょう」

「過去は変えられない、変えられるのは未来だけ。一歩進んだ年にしましょう」

終業式の後には、2学期に各種の表彰を受けた生徒への賞状の授与を行いました。
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テレビにラジオに出演中!

12月16日(水)、RSKラジオ「朝です。全員起立!」に本校の生徒、教員が出演しました。「ESD岡山アワード2015」で岡山地域賞を受賞したことで、地域との関わりでどんなことを行っているのか、その内容を約20分間にわたってお話ししました。

町内の様々な行事に参加していること、閑谷學(総合的な学習の時間)で地域と連携して探究学習に取り組んでいること、等について、それぞれの実体験を交えながら話しました。また、ESDの活動で学んだこと、成長できたと実感したこと、そして将来の夢についても楽しく語りました。

スタジオでアナウンサーの方々と

スタジオでアナウンサーの方々と

また、12月17日(木)には、OHKテレビ「みんなのニュース」にも登場しました。2年生の国語の時間に、岡山県内の被爆2世3世の方々が朗読劇「ヒロシマのある国で」を演じてくださった様子が取材されました。

朗読劇では演じてくださった方のお母様の実話を元にした、戦時中の様子、原爆投下のその時、その後、そして原爆症や世間の偏見による二次被害、三次被害の様子などが生々しく朗読されました。放送では数人の生徒が感想を語りました。

朗読劇による授業を行いました

朗読劇による授業を行いました

【閑谷學】和気町内から7人の講師に来校いただきました

12月11日(金)、1年生の閑谷學の時間に、和気町内から7人の方においで頂きました。

11月から3月まで1年生が取り組むのは、和気町内の課題について高校生としてできることを提案すること。7つのテーマに分かれ、4人1チームで課題に取り組んでいます。この日は課題の背景について、それぞれのテーマに関わる方にインタビューを行いました。

地域おこし協力隊の森脇さんが講師を務めてくださったのは、森脇さんの手掛ける中学生向け社会教育事業「ワケアソビ Lv.99」のプログラムを考えるグループ

地域おこし協力隊の森脇さんが講師を務めてくださったのは、森脇さんの手掛ける中学生向け社会教育事業「ワケアソビ Lv.99」のプログラムを考えるグループ

1年生の取り組むテーマは以下の7つです。

  • 中学生向けプログラムの提案
    • 中学生が和気をもっと知り、愛着を持つための教育プログラムはどんなものか?
  • 空き家を貸してもらうための方策提案
    • 住みたいのに家がない!和気町の空き家バンクに登録を集めるにはどうすればよいか?
  • 「広報わけ」の記事企画&作成
    • 町民にとって魅力的・有用な「広報わけ」の記事とは?
  • ふるさと納税のアイディア
    • どんなふるさと納税の仕組みがあれば、納税者が増えるのか?
  • 高校生ができる、やる!商店街の景観提案
    • どうしたら、行きたくなる、ずっといたくなる商店街の雰囲気をつくることができるのか?
  • 小学生の放課後を充実させるためのサポート案
    • 小学生に必要な放課後の過ごし方は?そのために高校生ができることは?
  • 尺所区の獅子舞後継者をつくるための企画提案
    • 後継者の少ない尺所区の獅子舞を続けてゆくためには何が必要なのか?

 

「尺所区の獅子舞後継者」がテーマのグループでは、獅子舞の頭を使っての実演もしていただきました

「尺所区の獅子舞後継者」がテーマのグループでは、獅子舞の頭を使っての実演もしていただきました

各チームとも質問を用意し、インタビューの練習をして臨みましたが、はじめてのことで緊張感もなかなかのものでした。なかには、このテーマを選んだ理由を逆に質問されたり、講師の方と課題についての熱い議論を繰り広げるチームもありました。

ふるさと納税のグループでは、よりよいあり方については役場の中でも議論があること、だからこそ和気高生のアイデアに期待しているといったこともお伝えいただきました。

休み時間にも、講師の方と働くことや高校時代の過ごし方などいろんなお話をすることができました。

休み時間にも、講師の方と働くことや高校時代の過ごし方などいろいろなお話をすることができました

休み時間をはさんで約60分のインタビューは、生徒が司会を務め、最後には担当の生徒がインタビューのなかで印象に残ったことや自分なりの気づきを交えたお礼を述べて終了しました。

商店街がテーマのグループでは、ともに本校の卒業生でもある駅前商店会の和田理事長、和気商工会メンバーの市川さんにお越しいただきました

商店街がテーマのグループでは、ともに本校の卒業生でもある駅前商店会の和田理事長、和気商工会メンバーの市川さんにお越しいただきました

講師の皆様、ありがとうございました!

地域清掃を行いました

12月14日(月)、1年生と2年生が地域清掃活動を行いました。

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日々お世話になっている駅周辺や、学校周辺の金剛川河川敷、福富地区、森地区などクラスごとに8ブロックに分かれてゴミ拾いをしました。

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短い時間ではありましたが、側溝の中など隅々まで目を配りたくさんのゴミを学校に持ち帰りました。

イルミネーション点灯式に参加しました

和気閑谷高校の生徒が12月12日(土)に和気駅前で行われたイルミネーション点灯式に参加しました。
「閑谷學」での出店他、生徒会による出店、ボランティア参加等、多くの生徒が点灯式を盛り上げました。

イルミネーション点灯式の様子

イルミネーション点灯式の様子

パフェを出店した生徒は、首都圏の大学生が企画・運営する「鯉カフェ」の中で販売を行い、70個の販売目標を見事達成しました。事前に行った試作会では盛りつけもまだまだ、商品として出せる代物ではありませんでしたが、試行錯誤の中で上達し、販売に間に合いました。

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底から、チョコ・コーンフレーク・パンケーキ・アイスクリームが層になっており、その上に果物とホイップクリーム、ポッキー、パンケーキがのせてあります。おいしそう!

チョコやアイスクリームの甘さとパンケーキのしっとり感が合わさり、食べやすくおいしいパフェを提供することができました。カップには、一つ一つ生徒が手書きでメッセージを書き、想いを込めて作りました。

お昼時には、生徒が企画・運営したダンスイベントが開催されました。企画を実施した生徒は「今回のイベントは、自分が『やりたい!』という気持ちを言葉にして発信し続けたからこそ実現できました。やりたいことを言葉にして、言い続けることは大切だと思います。」と力強く語ってくれました。

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生徒によるダンスイベント

イベントでは、主催の生徒によるパフォーマンスと、女子3人組のパフォーマンスがありました。会場は手拍子に包まれ、良い雰囲気の中でパフォーマンスが行われました。

また、ENTERWAKEの中では、たこ焼きを出店しました。6個200円で販売し、常に行列ができる繁盛ぶりでした。

チーズたこ焼きを作る生徒

チーズたこ焼きを作る生徒

たこ焼きを作るにあたり、町内でたこ焼きを販売するお店にインタビューを行い、コツを教えてもらったことでふわふわのたこ焼きを提供することができました。大ぶりのたこ焼きにとろとろのチェダーチーズをかけることで、たこ焼きの回りをチーズが包む込むたこ焼きは評判も上々でした。

この他にも、商品開発の授業で梅を販売した生徒や、町内の方が出店した店舗を手伝う生徒、小さい子と遊ぶブースで子どもと一緒に時間を過ごす生徒など、点灯式の至る所で生徒の活躍を見ることができました。

ベーゴマを教えてあげる生徒

ベーゴマを教えてあげる生徒

町の催し物に参加して終わるのではなく、気づいたことを今後の学びにつなげることで貴重な機会の意味づけをしていきます。
イルミネーション点灯式に来場されたみなさま、高校生の活動を暖かく見守ってくださりありがとうございました。

岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワーク実践交流会 参加レポート

11月1日(日)に、岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワーク主催による、高校生の実践交流会が開催されました。

2014年11月に岡山県内で行われたユネスコスクール世界大会高校生フォーラムでは、本校の生徒も実行委員として活躍しました。その後、岡山県内でユネスコスクールとなっている高校9校は、岡山県ユネスコスクール高等学校ネットワークを結成し、交流を行っています。

今回の実践交流会には9校から95人の生徒が参加。本校からも8人の生徒が参加し、午前中は日頃の授業や部活で取り組むESD活動を発表し、午後はグループワークを通じて交流を行いました。

その様子が「おかやまESDなび」のサイトでレポートされています。以下のリンクからぜひご覧ください。

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【閑谷學】イルミネーション点灯式(12月12日)に向けて、準備が進んでいます!

閑谷學(総合的な学習の時間)では、今年も和気高生がイルミネーション点灯式に参加します。
1つのグループは、ENTER WAKE(駅前中国銀行跡地)の内装をクリスマスシーズンに向け、飾り付けました。駅前の商店会長さんにも協力していただきながら、先日、内装を完成させました。高校生らしく、可愛いらしい仕上がりになりました。

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ガーランドとリースを中心に、内装を可愛く、飾り付けました。

点灯式で出店する2つのグループは、本番前の最後の確認として試作を行いました。今年は「パフェ」と「たこ焼き」を出店します。パフェのグループでは、具材を敷き詰める順番を3パターン試作し、見比べ食べ比べた上で、どの順番で詰めるかを決定しました。途中では「難しいからパフェはやめようよー。」と言っていた生徒も、みんなで考える中ですっかり真剣モードに入り、実現に向けてラストスパートをかけています。

ホワイトボードにパターンを書き込む生徒。

ホワイトボードにパターンを書き込む生徒。

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試作品の様子。おいしそう!

試作の後には、パフェの班もたこ焼きの班もレシートを元に原価計算を行いました。

生徒A「授業でやったことが役に立つって改めて感じた。」

とこんな声も聞こえてき、普段の授業と実生活のつながりを実感できる時間になりました。

上の3つの班は「地域再生のシナリオを考えよ。」というテーマに向かい、地域のお祭りを盛り上げるために出店準備を進めています。実際に地域で開催されるお祭りに出店することにより、今後、地域を再生するために自分たちにできることは何なのか、考えがさらに深まっていくことに期待です。

吹奏楽部定期演奏会(12月27日)のお知らせ

吹奏楽部が定期演奏会を行います。今年は第30回目になる演奏会、生徒も練習に力が入っています。当日は卒業生との共演も予定。同窓生のみなさま、近隣のみなさま、ぜひお越しください。

当日は予約なしでもお入りいただけます。

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  • 日 時 : 平成27年12月27日(日)午後2時開演
  • 会 場 : 和気町総合福祉センター(和気町役場内)
  • 料 金 : 300円
  • 主 催 : 和気閑谷高校吹奏楽部
  • 後 援 : 岡山県高等学校吹奏楽連盟・本校PTA・生徒会
  • 連絡先 : 和気閑谷高等学校 Tel(0869)93-1188

3年生が税の作文コンクールで入賞

国税庁の主催・募集する、平成27年度「高校生の税に関する作文」で3年4組の川崎竜也さん(高陽中出身)が優秀賞を受賞しました。

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11月27日(金)に瀬戸税務署から署長と職員の方が来校され、校長室で担任も列席しての表彰式が行われました。

川崎さん、おめでとう!

防災訓練で消火、放水体験!

11月27日(金)のLHRの時間に、全校で防災訓練を行いました。

災害が少ないと言われる岡山県ですが、いざという時に自分の身を守る術を学んでおきたいもの。本校では毎年、東備消防組合の協力を得て、防災訓練を行っています。

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地震、そして火災発生という想定で教室での身の守り方から校庭への避難までを体験した後は、消防士の方々から消火器の使い方を教わりました。

緊急放送がかかり、揺れが収まるまでは机の下で身を守ります

緊急放送がかかり、揺れが収まるまでは机の下で身を守ります

消防署の方々から、避難についての講評もいただきました

消防署の方々から、避難についての講評もいただきました

 

 

そして、最後は消防服を着ての放水も体験させていただきました。

消防服に着替えての放水体験

消防服に着替えての放水体験

本物の消防車を使って、3人が体験することができました

本物の消防車を使って、3人が体験することができました

東備消防組合の皆さま、ありがとうございました。