和気閑谷高校図書委員会は、12月21日から岡山県立図書館ティーンズコーナーで展示をしています。今年は「身の毛立つホラーとミステリーの世界」と題して、本校出身である岩井志麻子氏、ドラマや映画でもおなじみの東野圭吾氏、さらに、湊かなえ氏、山田悠介氏、貴志祐介氏の作品を紹介しています。
来年の1月22日までですので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください。
12月18日(木)、本荘小学校で6年生の児童44名を対象に英語出前授業を行いました。本校からは、英語研究会の生徒5名とALTのレジ先生、英語科教員2名が参加しました。
授業の最初にウォーミングアップとして英語の早口言葉を行いました。レジ先生のスピードについていこうとみんな頑張っていました。
次に、クリスマスに関する言葉で「ごちゃまぜワードゲーム」にチャレンジしました。これはバラバラになった英語の文字を並べ替えて正しい言葉を完成させるゲームです。英語の「つづり」に少し戸惑いながらも、チームで協力して言葉を完成させていきました。
最後はみんなで輪になり、“ We Wish You a Merry Christmas ” の歌を英語で歌い、一足早いクリスマス気分を一緒に味わいました。
12月24日(水)、冬休み前の全校集会を行いました。
最初に、安岡定子先生を講師にお迎えして「論語を楽しみ活かす~こども論語塾を通して」と題して論語講演会を行いました。安岡先生は「こども論語塾」をはじめとする全国各地での講座や執筆活動で「論語」の面白さを伝えていらっしゃいます。
先生からの問いかけで論語を自分の生活と重ねて考えることができたと思います。論語の素読とともに「考えることを大切にしてください」「仁のある人になって勉強したことを社会に生かしてください」等のメッセージをいただきました。
続いて、多久聖廟釈菜訪問の報告会を行いました。参加した1年生2名が釈菜の様子や多久市の取組をスライドを用いて報告しました。2人は「疑問に思ったことを調べていくうちに和気閑谷高校の新たな魅力が分かった。みんなで素晴らしい伝統を受け継いでいきたいと思う。」と結んでくれました。この気持ちを大切にしてほしいと思います。
論語朗誦は『子日、性相近也。習相遠也。』を行いました。
12月21日(日)、岡山国際交流センターで「ESD Café 国際塾 2014」が開催されました。発表の全体テーマは「わたし(わたしたち・わが校)の国際理解」で、17組43名が参加、本校からは2年生の野上奈々子さんと延原梨菜さんが参加しました。
野上さんは「あいさつから始まるコミュニケーション」と題して、ユネスコスクール世界大会で受付係として活動したときの体験をもとに、あいさつの持つ役割と言葉に精一杯自分の思いを込めることの重要性を述べました。延原さんは「体験を伝える、つなげる」と題して、ESDは言葉だけではなく行動が必要で若者がこれからの世界を変えていく原動力になると訴えました。
また、ワークショップでは「岡山を一層グローバル化しよう」のテーマで意見交換をしました。
今後も一人ひとりがESDについて発信してくれることを期待しています。
12月20日(土)、JR和気駅前の旧銀行跡地を会場に「歌って学ぶイングリッシュ・クリスマス」を行いました。
ユネスコスクール同士の縁で大阪府立能勢高等学校から11名の生徒が来てくれました。さらに、本荘小学校の児童、大学の留学生も加わって過ごしました。
横浜インターナショナルスクールのシェリル・ブリッジウォーター先生を講師にお招きし、アメリカの歌あそびでスタート。
最初は戸惑いもありましたが、“Jingle Bells”、“We Wish You a Merry Xmas” などのクリスマスソング、“Locomotion”、“Oh Happy Day” などをみんなで大合唱しました。楽しい午後の一時を過ごしました。
12月13日(土)、JR和気駅前ロータリーでイルミネーション点灯式が行われました。約1万個のLEDで華やかに彩られます。
あわせて、点灯式を盛り上げようと、駅前商店街でフリーマーケットや出店などのイベントが行われました。本校からは、JRC部が子どもコーナーの手伝いと肉まん・フランクフルトの販売、生徒会がポップコーンの販売とフリーマーケット、探究学習「祭りから考える駅前商店街の活性化」のメンバーがホットケーキ・おでん・綿菓子の販売、で参加しました。
生徒自身が事前の連絡を取ったり、アイデアを出して計画を立てたりしてすすめました。この日は真冬の寒さにもかかわらず、会場の銀行跡地等は多くの方でにぎわい、参加した生徒は忙しく働いて満足感いっぱいで終えることができました。
12月12日(金)、藤野小学校4年生で「論語」出前授業を行いました。「論語」を通じて、町内の小学校と高校がつながりを深めようという目的です。本校からは探究学習で「論語・閑谷学校研究」を選択しているキャリア探求科2年生3名が、講師役で参加しました。
今回の論語は、
「子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎。子曰、其恕乎。己所不欲、勿施於人。」
「子曰、巧言令色、鮮矣仁。」
「樊遅問仁。子曰、愛人。問知。子曰、知人。」
の3編です。「小学生に読んでほしい」と3人が選んだ章句です。
生徒はプリントを準備し少しでもわかりやすくと一生懸命、子どもたちも熱心に書き取ったり声に出したり、予定時間をオーバーしても頑張っていました。
論語の授業の後は、質問コーナー。「高校は何時から何時まで?」「部活動は?」「好きな動物は?」などいっぱい質問が出て、和やかに終えることができました。
初めての試みで今後工夫の余地はありますが、普段接することの少ない小学生と一緒に過ごすことができて、いい経験になったと思います。