校長日記 21.12.4

12月4日の午前中、県立東備支援学校では恒例の「ふれあいとうびまつり」が開催され、昨年度に続き、和気閑谷高校のガチャガチャマシンを置かせていただきました。(なお今年は、佐伯地区の文化祭や旧閑谷学校ライトアップ期間にマシンを出店しています。) 

今年は、東備支援学校でも新たにマシンを購入し、デコレーションされました。中のカプセルには、さをり織りや備前焼を組み合わせた小物、紙すきの猫だるまなど、中高の作業学習で作った製品が入っていました。

中学部・高等部の生徒の皆さんは、演技発表や、窯業班、農業班や家政班などに分かれて販売学習に一生懸命取り組んでいました。この日に向けて販売会場の設営や販売練習など準備にも協力・分担して取り組まれたとのことです。これからも、同じ東備地区の学校として、連携を考えていきたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.20

本日(11/20)夕方に、JR和気駅前のイルミネーション点灯式が行われました。今年で9回目となります。


今年は、地元本荘地区まちづくり協議会の方と本荘小学校・和気閑谷高校の児童生徒がコラボして準備が進められました。


児童生徒は、イルミネーションに和気町の藤の花、和文字焼きや花火、そして高瀬舟を取り入れ、コロナ禍にある地元を元気づけています。本荘小学校全児童の「こんな世界になったらいいな」願いプレートも飾られています。


西のJR笠岡駅前でも、市内4高校と西備支援学校の生徒によりイルミネーションの飾り付けが行われます。
こうして児童生徒が若い力で、地元を盛り上げ明るくするのに一役買えるのはいいものですね。


《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.08

和気閑谷高校では、今日(11/8)から放課後の時間を使い、地元「本荘地区まちづくり協議会」スタッフの方の指導を受けて、生徒有志が年末年始に和気駅前を飾るイルミネーション作りを始めています。

今年度は、新たに本荘小学校の児童とコラボしての取り組みです。昨年度は、アマビエをデザインしたイルミネーションでしたが、本年度は児童、生徒による更なるアイデアが用意されています。乞うご期待!

コロナ禍2年目、地域の方が明るい気持ちで過ごしてもらえるよう製作に取り組みます。点灯は11月20日(土)から令和4年1月10日(月)の予定です。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.04

早いもので11月を迎え、月めくりのカレンダーも残り2枚となりました。

新型コロナの感染状況(ステージ)と県立学校の行動基準(レベル)が最も低くなり、活動も行いやすくなります。ステージ・レベル共に1となるのは7月以来です。

今日(11/4)は1学期に続き、今春新採用の教員2人(数字、理科)の研究授業、協議を行いました。身近な素材の活用、一斉・班・個人の学習場面、実験・考察や発表、クロームブックでの振り返りなどを行い授業を進めていました。

「生徒(学習者)が学習しているか」を見ることが肝心です。それを基に教え方の評価と工夫を考えたいと思います。

また、現在、和気町文化祭(11/3〜11/7)が行われており、学び館「サエスタ」会場では、和気閑谷高校のミニ展示を行っています。

この度、本校生徒が和気町にちなむゆるキャラ3体を考案、キーホルダーにしてガチャガチャマシンで販売もしています(11月3日付け山陽新聞東備版に「和気閑谷高生ゆるキャラ考案」の記事を掲載いただきました)。

新型コロナで地域行事や地域との交流機会に制約が生じていますが、できる限り工夫して、共同のイベントや本校の様子を知っていただく機会を持ちたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.10.21

今日(10/21)は、赤磐市の中学校での総合的な学習の時間に、本校の若手教員2人が中学2年生に授業を行いました。

中学生は、将来を考え、目標を持ちその実現に向けて、学びたいことや就きたい仕事への個々の探究を行ないます。

その一環として、本校の教員に、高校の学科の特徴やどのような学びがあるのかなどの質問を行い、理解を深めていました。キャリア教育などで中高の連携をより深めていければと思っています。

また、本校では新型コロナの影響により、修学旅行などでの海外の姉妹校との直接の行き来が出来なくなっています。今年度は、韓国の姉妹校とオンライン交流会を予定しています。

交流の参加者は、事前に語学や文化の学習を行い、交流をより実りのあるものにしたいと考えています。今日から継続して、放課後に韓国語講座を行います。生徒は、KポップやKビューティーに関心が高く、語学の上達も進むことでしょう。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.10.13

今週は第2学期中間考査です。学習状況をチェックし、その後の振り返りを合わせ、学力の定着につなげてほしいと思います。

昨日は考査後、3年生は学校に隣接する通りの草集めに汗を流しました。

先日行われた山陽学園大学主催の地域マネジメントコンテストに本校から3チームが入賞しました。昨日は本校において、大橋和正地域マネジメント学部長から、受賞者に表彰状と副賞を渡していただきました。

●優秀賞:「患者と高齢者、障がい者が幸せに暮らすために『今』私たちができること」

●岡山商工会議所会頭賞:「オンリーワンのグラブ職人になるには」

●奨励賞: 「梅村さん家をカフェにしよう」

コンテストは、地域課題等の発見や調査、解決策の具体的提案、活動の実践などを発表するものでしたが、閑谷學や部活動などでの取組を応募し、評価いただくことができました。生徒にとって大いに励みとなることでしょう。これからもこうした機会も活用して、学習活動のブラッシュアップを図っていきたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

野外映画イベントでの活動

10月3日(日)、和気町佐伯地区にあるロマンツェで「ワケタウンシネマ」という野外映画イベントが行われ、本校生徒が実行委員として運営のお手伝いをしました。平成29年に「閑谷學」で開発した藤のかおりのハンドクリーム「三色小町(みついろこまち)」や、今年「商品開発」で作成した和気高オリジナルキャラクターのキーホルダーの販売もし、たくさんの地域の方に和気高の商品をPRすることができました

校長日記 21.10.06

今週は第2学期中間考査の一週間前となりました。ぜひとも学習に計画的に取り組んでもらいたいです。

今日(10/6)は、生徒会役員選挙が行われ、会長1人と副会長2人が選出されました。「立会演説会」は新型コロナウイルス感染防止のため、リモート中継で行いました。立候補者は「もっと生徒が過ごしやすく充実した学校にしたい」など、学校生活をより良くするための考えをアピールしました。

また、放課後には定期的に、有志の生徒が地元和気町の中学校の学習支援に参加しています。今週月曜日には和気中学校へ、本日は佐伯中学校へ行きました。将来、小学校教員を目指す生徒も参加しています。また、当該中学校の卒業生徒も参加しており、恩師に元気な姿を見てもらう機会ともなっています。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

企業訪問(エムズ・アウェイク)2

夏休みが終わり、学校祭が近づいて来ました。今年の文化祭では、キャリア探求科2年次「商品開発」の授業で商品化したオリジナルキャラクターのキーホルダーをガチャガチャで販売します。

協力していただいている和気町のエムズ・アウェイクを訪問し、作業工程の見学や、デザイン・大きさ等の詳細確認をしました。

私たちが考案した和気町をPRするオリジナルキャラクターは3種類あり、各キャラクターそれぞれに4パターンのデザインがあります。たくさんのデザインが形になって、とてもワクワクしています!

残念ながら、今年の文化祭は、外部の方は来ていただけないのですが、文化祭後も校内外での販売を予定していますので、ぜひご覧いただきお買い上げください!!

English Fes 2021 レポート

こんにちは。英語研究部2年の坪田唯花です。

先日8月6日(金)に 、岡山県青少年教育センター閑谷学校で、『English  Fes 2021』を開催しました。

このイベントは毎年、和気町の小・中学生に英語で触れ合う機会を提供し、外国の方と英語でコミュニケーションを取れることの楽しさを知ってもらうことを目的に、和気町教育委員会と和気閑谷高校の共催で行われます。

私たち地域系部活動である英語研究部が中心となって、企画から運営までをほぼ全て行っています。

昨年度同様、今年も新型コロナウイルスの影響で本来なら1泊2日のところ日帰りという形で行いました。

今年のテーマは「つながり」。

そのテーマにした理由は、このコロナ禍だからこそ、みなさんと一緒に”人とのつながり”というものを改めて感じられる機会になればと思ったからです。

今回も参加者は、町内の小中学生・我々和気高生・大学生・ALTと、年齢・性別・国籍が多様な人たちがあつまりました。

最初にアイスブレイクを行いました!

『◯❌ゲーム』や『サイコロ自己紹介』を通して、緊張をほぐしながら楽しく遊び、みんなで打ち解け合いました!

メイン活動の前半では巨大スゴロクの中のミニゲームを通して、グループのチーム力を育み、

後半では「つながり」をテーマにグループごとに創作活動を行いました。

「つながり」という大きなテーマにどのグループも頭を悩ませながら話し合い、最後にはそのグループならではの作品が出来上がりました。一つとして同じ作品はなく、それぞれに込められた思いや工夫が作品を通して、ダイレクトに伝わり、見ていてとても楽しかったです。

そして、夕方には予定されていたキャンプファイヤーが熱中症対策から室内のキャンドルサービスに変更になりました。

ゲームをしたり、「We will rock you」などの英語の歌を歌ったりして、盛り上がりました!

最後にみんなで1日を振り返り、共有して、この『English Fes 2021』を締めくくりました。

振り返りで出た感想を少し紹介したいと思います。————————–

・昼食のあとにやったアクティビティーで工作などはあまり得意ではなかったけど、みんなでやったりするととくいではなかった工作も楽しくできたので、みんなで協力して、何かを作るのは楽しいということがわかった。

・キャンドルサービスでたくさんの人とふれあえて楽しかった。

・外国の人と話すときは言葉が通じなくてもジェスチャーなどで会話することが大切だと思った。

・Today was fun. I think everyone enjoyed themselves and learned something new also.l hope to join this English camp again !(今日は楽しかった。みんな楽しんでいて、何か新しい学びがあったのではないかと思う。また、このEnglish  campに参加したい!)

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新型コロナウイルスの感染対策を踏まえた企画運営など、さまざまな困難を感じながら私たちはこのイベントの企画・準備を行ってきました。

当日も急な変更が出る中、みんなで助け合いながら、ひとつずつ心配事を解決し、最後まで走り切って、無事終了させることができました。大大大成功!!!

私はこのEnglish  fes を通して、「参加する方々の立場に立って企画をすることがとても重要であること」「参加者を楽しませるだけでなく、自分自身も楽しめる余裕を持って臨むことで、当日の自信やより良いパフォーマンス・配慮につなげられること」を学びました。

この経験は、私たちにとって、とても大きなものになりました。

1人では決して得ることができない感動、達成感、学びを得ました。どれもこれからの私たちの成長の糧となるものです。

このイベントが参加者の皆さんにとっても、より良いものになっていたら幸いです。

英語研究部 2年 坪田唯花