校長日記 21.12.4

12月4日の午前中、県立東備支援学校では恒例の「ふれあいとうびまつり」が開催され、昨年度に続き、和気閑谷高校のガチャガチャマシンを置かせていただきました。(なお今年は、佐伯地区の文化祭や旧閑谷学校ライトアップ期間にマシンを出店しています。) 

今年は、東備支援学校でも新たにマシンを購入し、デコレーションされました。中のカプセルには、さをり織りや備前焼を組み合わせた小物、紙すきの猫だるまなど、中高の作業学習で作った製品が入っていました。

中学部・高等部の生徒の皆さんは、演技発表や、窯業班、農業班や家政班などに分かれて販売学習に一生懸命取り組んでいました。この日に向けて販売会場の設営や販売練習など準備にも協力・分担して取り組まれたとのことです。これからも、同じ東備地区の学校として、連携を考えていきたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.28

今日(11/28)、和気閑谷高校野球部は、交流を続けている障害者野球チーム「岡山桃太郎」との交流戦「わけしず野球交流戦2021」を行いました。

岡山桃太郎は、今年の秋の全国大会で見事優勝し2連覇を成し遂げました。障害の違い、年齢や経験の違いがある中、「障害があっても野球を楽しむ」「自分のできる精一杯のプレーをする」の姿や、日本一を達成されるチームづくりに学ぶことが多くあります。

部員は顧問等とともに、試合を通じた交流にとどまらず、障害のある仲間のために、特製グラブづくりやチームPR動画作成などに取り組んでいます。こうした経験を通して部員自身の意識の変化も見え、成長につながる機会となっています。

本校の吹奏楽部や保護者の参加もあり、充実の時間を過ごすことができました。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

https://timely-web.jp/article/4513/

校長日記 21.11.26

和気閑谷高校から仰ぎ見る和気富士は山全体が紅葉し、秋の深まりを感じます。

校門を入って左手(校庭南西)に、昭和46年に創学300年を記念して建てられた閑谷三宝「信勤倹」の碑があり、碑の両脇に植えられた紅葉は鮮やかな紅色となりました。

今日(11/26)の6時間目は「閑谷學」の時間。1年生はグループ探究、2年生は個人探究、そして3年生は卒業論文作成に取り組んでいます。また、12月27日の「岡山県探究フォーラム」の発表に向けた準備も行なっています。

来週はいよいよ12月となり、期末考査も始まります。

創学300年記念会館は、これからの本校発展のため、多目的利用ができる施設へリニューアルしているところで、3階の寮室への改修も大詰めです。


《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.20

本日(11/20)夕方に、JR和気駅前のイルミネーション点灯式が行われました。今年で9回目となります。


今年は、地元本荘地区まちづくり協議会の方と本荘小学校・和気閑谷高校の児童生徒がコラボして準備が進められました。


児童生徒は、イルミネーションに和気町の藤の花、和文字焼きや花火、そして高瀬舟を取り入れ、コロナ禍にある地元を元気づけています。本荘小学校全児童の「こんな世界になったらいいな」願いプレートも飾られています。


西のJR笠岡駅前でも、市内4高校と西備支援学校の生徒によりイルミネーションの飾り付けが行われます。
こうして児童生徒が若い力で、地元を盛り上げ明るくするのに一役買えるのはいいものですね。


《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.19

和気閑谷高校では、本年度、県の「1人1台端末活用推進事業」の指定を受けて授業改善に取り組んでいます。

本日(11/18)は、アドバイザーの三浦先生や他校の先生に参加いただいて、研究授業と事業成果の報告会を開催しました。

本校では、AI教材の活用、家庭学習と授業のつなぎ方を重点に取組と成果を報告しました。

研究授業では、生徒が端末を活用して、班で意見をまとめて発表するなど、普段使い出来てきている様子を観ていただけたと思います。

また、研究協議では、教員もGoogleジャムボードを使い授業の振り返りと意見整理、教員のICT(端末)活用を浸透させる手立てについて協議し、Googleスライドにまとめて発表、共有しました。

端末の活用については、教員も失敗を恐れず試行錯誤していかなければとの思いを伺い、端末の効果的活用等について意識と技量を高める機会になったことと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.12

和気閑谷高校の1年生は、11月から総合的な探究の時間「閑谷學」の単元IIの「グループ探究」に入りました。

その始まりに当たり、グループ毎に関心のあるテーマに関連する地域の施設等を訪れ、関係者から説明を受けたり生徒から質問したり、また体験したりするなどして理解を深めました。写真でその様子をご紹介します。

旧閑谷学校(論語出前授業グループ)

旧大國家住宅

和気町歴史民俗資料館も訪問しました

古民家改修

耕作放棄地

和気町役場でもお話を伺いました

自然保護センター

児童クラブ

備前焼

地域を学びのフィールドとして、地域の方々や事象と関わる機会を通して、地域の課題を知り、課題解決に向けて探究を進めていきます。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.08

和気閑谷高校では、今日(11/8)から放課後の時間を使い、地元「本荘地区まちづくり協議会」スタッフの方の指導を受けて、生徒有志が年末年始に和気駅前を飾るイルミネーション作りを始めています。

今年度は、新たに本荘小学校の児童とコラボしての取り組みです。昨年度は、アマビエをデザインしたイルミネーションでしたが、本年度は児童、生徒による更なるアイデアが用意されています。乞うご期待!

コロナ禍2年目、地域の方が明るい気持ちで過ごしてもらえるよう製作に取り組みます。点灯は11月20日(土)から令和4年1月10日(月)の予定です。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.06

今日(11/6)の午前中、和気閑谷高校の第2回オープンスクールを開催しました。新型コロナの感染状況が落ち着き、穏やかな秋晴れの中、中学生と保護者をお迎えすることができました。

新型コロナ感染拡大の影響により、8月の第1回を延期して、10月と11月のどちらか都合の良い方に参加いただく形に変更しました。映像による学校説明、オンライン授業体験、小グループに分かれての在校生との座談会、部活動見学などを行いました。

積極的な地域との協働や1人1台端末活用による学び、小規模校の良さを生かしたきめ細やかなサポートや生徒自身が様々な役割を果たす経験などが得られます。

生徒一人一人にとって学べる内容は大きく且つ質の高い学習ができる環境といえます。本校の学びの環境や生徒の成長の様子を知っていただき、ぜひとも志願していただきたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.04

早いもので11月を迎え、月めくりのカレンダーも残り2枚となりました。

新型コロナの感染状況(ステージ)と県立学校の行動基準(レベル)が最も低くなり、活動も行いやすくなります。ステージ・レベル共に1となるのは7月以来です。

今日(11/4)は1学期に続き、今春新採用の教員2人(数字、理科)の研究授業、協議を行いました。身近な素材の活用、一斉・班・個人の学習場面、実験・考察や発表、クロームブックでの振り返りなどを行い授業を進めていました。

「生徒(学習者)が学習しているか」を見ることが肝心です。それを基に教え方の評価と工夫を考えたいと思います。

また、現在、和気町文化祭(11/3〜11/7)が行われており、学び館「サエスタ」会場では、和気閑谷高校のミニ展示を行っています。

この度、本校生徒が和気町にちなむゆるキャラ3体を考案、キーホルダーにしてガチャガチャマシンで販売もしています(11月3日付け山陽新聞東備版に「和気閑谷高生ゆるキャラ考案」の記事を掲載いただきました)。

新型コロナで地域行事や地域との交流機会に制約が生じていますが、できる限り工夫して、共同のイベントや本校の様子を知っていただく機会を持ちたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.10.21

今日(10/21)は、赤磐市の中学校での総合的な学習の時間に、本校の若手教員2人が中学2年生に授業を行いました。

中学生は、将来を考え、目標を持ちその実現に向けて、学びたいことや就きたい仕事への個々の探究を行ないます。

その一環として、本校の教員に、高校の学科の特徴やどのような学びがあるのかなどの質問を行い、理解を深めていました。キャリア教育などで中高の連携をより深めていければと思っています。

また、本校では新型コロナの影響により、修学旅行などでの海外の姉妹校との直接の行き来が出来なくなっています。今年度は、韓国の姉妹校とオンライン交流会を予定しています。

交流の参加者は、事前に語学や文化の学習を行い、交流をより実りのあるものにしたいと考えています。今日から継続して、放課後に韓国語講座を行います。生徒は、KポップやKビューティーに関心が高く、語学の上達も進むことでしょう。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》