校長日記 21.12.4

12月4日の午前中、県立東備支援学校では恒例の「ふれあいとうびまつり」が開催され、昨年度に続き、和気閑谷高校のガチャガチャマシンを置かせていただきました。(なお今年は、佐伯地区の文化祭や旧閑谷学校ライトアップ期間にマシンを出店しています。) 

今年は、東備支援学校でも新たにマシンを購入し、デコレーションされました。中のカプセルには、さをり織りや備前焼を組み合わせた小物、紙すきの猫だるまなど、中高の作業学習で作った製品が入っていました。

中学部・高等部の生徒の皆さんは、演技発表や、窯業班、農業班や家政班などに分かれて販売学習に一生懸命取り組んでいました。この日に向けて販売会場の設営や販売練習など準備にも協力・分担して取り組まれたとのことです。これからも、同じ東備地区の学校として、連携を考えていきたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.26

和気閑谷高校から仰ぎ見る和気富士は山全体が紅葉し、秋の深まりを感じます。

校門を入って左手(校庭南西)に、昭和46年に創学300年を記念して建てられた閑谷三宝「信勤倹」の碑があり、碑の両脇に植えられた紅葉は鮮やかな紅色となりました。

今日(11/26)の6時間目は「閑谷學」の時間。1年生はグループ探究、2年生は個人探究、そして3年生は卒業論文作成に取り組んでいます。また、12月27日の「岡山県探究フォーラム」の発表に向けた準備も行なっています。

来週はいよいよ12月となり、期末考査も始まります。

創学300年記念会館は、これからの本校発展のため、多目的利用ができる施設へリニューアルしているところで、3階の寮室への改修も大詰めです。


《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.19

和気閑谷高校では、本年度、県の「1人1台端末活用推進事業」の指定を受けて授業改善に取り組んでいます。

本日(11/18)は、アドバイザーの三浦先生や他校の先生に参加いただいて、研究授業と事業成果の報告会を開催しました。

本校では、AI教材の活用、家庭学習と授業のつなぎ方を重点に取組と成果を報告しました。

研究授業では、生徒が端末を活用して、班で意見をまとめて発表するなど、普段使い出来てきている様子を観ていただけたと思います。

また、研究協議では、教員もGoogleジャムボードを使い授業の振り返りと意見整理、教員のICT(端末)活用を浸透させる手立てについて協議し、Googleスライドにまとめて発表、共有しました。

端末の活用については、教員も失敗を恐れず試行錯誤していかなければとの思いを伺い、端末の効果的活用等について意識と技量を高める機会になったことと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

1年次閑谷學フィールドワーク

10月29日(金)総合的な探究の時間「閑谷學」で、1年次生が8グループに分かれて地域にフィールドワークに出かけました。

今回は先輩から引き継いだ探究活動を進めるため、地域の施設等を訪れ、インタビューを行いました。

インタビューから新たな疑問が生まれたり、これからやるべきことが見えたりしました。2月の中間発表を一区切りに地域の課題解決をグループで進めていきます。

校長日記 21.11.12

和気閑谷高校の1年生は、11月から総合的な探究の時間「閑谷學」の単元IIの「グループ探究」に入りました。

その始まりに当たり、グループ毎に関心のあるテーマに関連する地域の施設等を訪れ、関係者から説明を受けたり生徒から質問したり、また体験したりするなどして理解を深めました。写真でその様子をご紹介します。

旧閑谷学校(論語出前授業グループ)

旧大國家住宅

和気町歴史民俗資料館も訪問しました

古民家改修

耕作放棄地

和気町役場でもお話を伺いました

自然保護センター

児童クラブ

備前焼

地域を学びのフィールドとして、地域の方々や事象と関わる機会を通して、地域の課題を知り、課題解決に向けて探究を進めていきます。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

校長日記 21.11.04

早いもので11月を迎え、月めくりのカレンダーも残り2枚となりました。

新型コロナの感染状況(ステージ)と県立学校の行動基準(レベル)が最も低くなり、活動も行いやすくなります。ステージ・レベル共に1となるのは7月以来です。

今日(11/4)は1学期に続き、今春新採用の教員2人(数字、理科)の研究授業、協議を行いました。身近な素材の活用、一斉・班・個人の学習場面、実験・考察や発表、クロームブックでの振り返りなどを行い授業を進めていました。

「生徒(学習者)が学習しているか」を見ることが肝心です。それを基に教え方の評価と工夫を考えたいと思います。

また、現在、和気町文化祭(11/3〜11/7)が行われており、学び館「サエスタ」会場では、和気閑谷高校のミニ展示を行っています。

この度、本校生徒が和気町にちなむゆるキャラ3体を考案、キーホルダーにしてガチャガチャマシンで販売もしています(11月3日付け山陽新聞東備版に「和気閑谷高生ゆるキャラ考案」の記事を掲載いただきました)。

新型コロナで地域行事や地域との交流機会に制約が生じていますが、できる限り工夫して、共同のイベントや本校の様子を知っていただく機会を持ちたいと思います。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》

野外映画イベントでの活動

10月3日(日)、和気町佐伯地区にあるロマンツェで「ワケタウンシネマ」という野外映画イベントが行われ、本校生徒が実行委員として運営のお手伝いをしました。平成29年に「閑谷學」で開発した藤のかおりのハンドクリーム「三色小町(みついろこまち)」や、今年「商品開発」で作成した和気高オリジナルキャラクターのキーホルダーの販売もし、たくさんの地域の方に和気高の商品をPRすることができました

マネジメントコンテストへの参加

10月3日(日)、オンラインで山陽学園大学地域マネジメントコンテストの最終審査が行われました。本校からは3チームが最終審査に残り、和気町をはじめとした地域をフィールドに行う「閑谷學」での探究活動の発表をし、次の賞をいただきました。

・優秀賞 「患者と高齢者•障がい者が幸せに暮らすために「今」私たちにできること」 2年 宮本 侑依、丸山 裕里恵

•岡山商工会議所会頭賞 「オンリーワンのグラブ職人になるには」 3年 藤原 鉄朗

•奨励賞 「梅村さん家をカフェにしよう」 2年 山原 直也、今関 蓮、高原 未菜、鉄谷 彩花

今回いただいた賞を励みに、今後も継続して探究活動を行なっていきます。

校長日記 21.09.25

9月も後半。穏やかな晴れの日が続きます。

総合的な探究の時間「閑谷學」では、これから年次をまたぐ1年間、1年生はグループ探究、2年生は個人探究となります。昨日、1年生は5分野(健康、教育、歴史文化、ビジネス、自然科学)のテーマ別8班ごとにそれぞれの探究課題について班員で意見をまとめる作業を行いました。

端末でワークシートを共同編集していくので、パーテーションを付けた机を寄せても離しても作業は進みます。時に顔を見合わせたり、声を掛け合ったりしながら作業に取り組んでいました。

3年生の選択授業では、先週に続いてオンラインで「社会人との対話」を行い、地元の警察署、製造所、農業分野で活躍されている方と意見交換の時間を過ごしました。生徒は、社会人としての心構え、仕事に向かう姿勢や工夫などについてアドバイスをもらっていました。

《和気閑谷高校 地域とともに 更なる飛躍へ》